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- 2025年/アメリカ/全7話
- 原題:The Walking Dead: Daryl Dixon
- 配信:[U-NEXT] (PR)
- リリース:2025年9月8日~
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7話:「ソラス・デル・マル」序章

巡礼路で聖ヤコブの道と言われる場所にある「愛する人を偲ぶものを置き祈りを捧げる」像の前に、フードを被ったひとりの男がやってきました。
男は、ダリルが銅像の置いたルービックキューブを手に取り、フードを外します。まさか、「キャロルの書」最終話で幻覚症状が出てウォーカーを弟と間違えてついて行ってしまった、あのコドロンでした。
コドロンはルービックキューブを握りしめ、銅像を見上げます。
その頃、キャロルとロベルトは無事に灯台に到着していました。アントニオとはここで会う約束をしていましたが、夜になってもアントニオはやってきません。
キャロルはアントニオが、住人の前でフェデを糾弾したことを気にしていました。フェデは許さないはずだとキャロルは感じていたのです。
キャロルの予想通り、アントニオは拷問を受けていました。
「息子は安全だ、それだけでいい」
アントニオが口にすると、フェデは「だがお前には問題が起きた、友達のディクソンもだ いずれお前は吐く 奴はどこにいて何をするつもりだ」とアントニオを問い詰めます。
一方で、ダリルはパスと広場にいました。そこでは、エル・アルカサルで花嫁選びの働き手を探していました。
「働き手がいる、希望者はトラックの横に並べ」
ダリルとパスは労働要員としてトラックに乗り、アルカサルへ侵入することにしました。
第7話ネタバレ
アルカサル
アルカサルでは、フスティナが花嫁になる準備をしていました。そばにはエレナもいます。フスティナは、エレナに訴えますが彼女は、下働きをしているアルバを見ながら「花嫁になれなかったらああなる。あれ以下かも」と、ソラスを諦めろと言わんばかり。
一方で、ダリルとパスはアルカサルに侵入し、常に仮面をつけているよう指示されます。「労働者の顔は見たくないのよ」パスが言います。
しかし。仮面をつけられるのはダリルにとって好都合でした。その日は花嫁選びが行われる日で、会場のセッティングを命じられます。

夜になり、アルカサルでは花嫁選びのパーティが行われていました。ゾンビにロープをつけた人形劇に見立てた悪質な催しに、人々は笑い声をあげます。
それが終わると花嫁たちが入ってきました。花瓶には花嫁のドレスと同じ色の花が飾られており、彼女たちが噴水の周りに立つと、男が気に入った花嫁のドレスと同じ色の花を取ります。
今回は、花嫁5人のうち男性は3名で、2人が花嫁に選ばれませんでした。フスティナは、3人目の男がピンクの花を取ろうとしたとき、髪をほどいて自分をアピールします。一緒に連れてこられたアルバが選ばれないようにするためでした。

ダリルは、フスティナを助けるために策を考えます。また、フスティナもまたダリルに気づき、テーブルに置いてあるナイフを袖の中に隠したのです。
ダリルは、先ほどのゾンビ人形劇の舞台裏に行き、ロープを切ってゾンビを解放し垂れ幕を上げます。会場はパニック状態になり、人々が逃げ惑うなかパスにエレナの元へ向かうよう言い、ダリルは垂れ幕に火を放ちます。
パスはエレナを見つけ、2人は抱き合って再会を喜びます。そこに5歳くらいの男の子がやってきました。
「ママ」
エレナはアルカサルに戻った理由は、息子がいたからです。「時間がない、出るなら今しかない」というとエレナは「わかった、すぐに荷造りする」と答えました。
そこに男が入ってきました。パルはナイフで仕留めましたが、別の男に頭を殴られて気を失ってしまいます。目を覚ますと目の前にギエルモが立っていました。
ギエルモは「そんなに私の妻が欲しいか お前のことを覚えてる」そういって、杖でパルを刺そうとしました。その瞬間、ギエルモの後ろからエレナが剣を突き立てます。パスはエレナから剣を受け取ると、「私も覚えてる」とギエルモの息の根を止めたのです。
アルカサルは火の海になり、ダリルはフスティナやほかの花嫁候補たちを連れてアルカサルを脱出し、パスたちと合流しました。
パスは、エレナやほかの女性たちはバルセロナのキャンプにいる方が安心だと考え、自分もエレナと共に留まることを決めたのです。

ダリルはパスを連れてバイクを走らせ、数時間のうちに灯台に戻ってきました。ところが、そこにフェドの部下が2人待ち構えており、バレンティナは肩を撃たれロベルトはソラスに連れ戻されていました。
ダリルはフスティナにバレンティナの手当てを頼み、ソラスに向かいます。
ソラス
キャロルは、アントニオを助けるためロベルトに話をしましたが、ロベルトは「何もできない」と動こうとしませんでした。「私は助けに行く」キャロルは言います。
キャロルは、灯台の住人のロドとダニエルのトラックの荷物に交じりソラスに入りました。また、町を歩いていたマルガは、住人たちから妙な視線を感じていました。
マルガはフェデに「噂を聞いたの お前がフスティナを追い出したって」
「誰から聞いた?」
「アメリカ女とか」
「アメリカ人が言えば本当だと?よしてくれ、自分の息子より漂着した他人を信じる?」
フェデは噂を否定しました。マルガは、どこかで疑いを持ちながらもフェデを信じ、住人を説得するよう言ったのです。
そこでフェデは住人を集め、”疑いへの答え”を説明しました。
「私は町を愛している 我々はひとつの家族だ 」
フェデは、「アメリカ人に親切にした代償がこれだ」と言いアルカサルの兵士の死体を見せました。ダリルとキャロルに敵対心を持たせ、噂をかき消そうとしたのです。
その様子を、キャロルは灯台の住人のロドとダニエルと見ていました。さらに、そこに両手を縛られたアントニオが連れてこられました。「正義が求められている 彼の死が戒めとなるだろう」
アントニオはロープに吊るされ声を上げてしまいました。「釈放の道はひとつ 私の質問に答えろ」フェデがアントニオに言います。アントニオは何も答えず、そのまま夜になりました。
人影がなくなったころ、キャロルたちはアントニオの救出に向かいました。アントニオを吊り台から下ろし、逃げようとしたところで見つかってしまいます。
キャロルとアントニオは、ロドたちとはぐれてしまいましたが住人のカルメンが匿ってくれました。しかし、安心するのつかの間、外にはウォーカーが放たれ、さらにフェドの部下がカルメンの家までやってきたのです。

2人は裏口から逃がしてもらいましたが、ウォーカーに挟まれてしまいます。その時、門番の男が助けてくれたのです。……が、実は門番の男は、妻の薬と引き換えにキャロルとアントニオをフェドに引き渡したのです。
結末
フェドは、キャロルとアントニオに「出て行っても構わない。出ていけるなら」と拘束を解きました。外に出るとそこには、ウォーカーになったロドとダニエルに鎖で繋がれたロベルトがいたのです。
さらに、複数のウォーカーが解き放され、武器もなく素手で殴るしかできません。カルメンがナイフを投げてくれましたがフェドの部下にライフルで撃たれて飛ばされてしまいます。そこに、銃声が鳴り響きました。ダリルが窓からウォーカーを撃っていたのです。
キャロルは落としたナイフを取りウォーカーを始末していきます。
「みんな!彼はウソつきよ!フェデはウソを」
スフティナがウォーカーがいる中を歩いてきました。「彼女を守って」マルガがフェドに言います。
フスティナを守るためみんなでウォーカーを倒しました。マルガをはじめ住人たちはフェドが嘘をついていたことを知り、彼を牢に閉じ込めフェドの部下たちはソラスを追われます。
5人は再会を喜び、出航のため浜辺で夜を明かします。ところが、マルガは息子可愛さで牢を開けてしまったのです。フェドはダリルを逆恨みしライフルを向けます。
それに気づいたキャロルが飛び掛かって阻止しますが、ライフルの銃弾が船に当たり火事になってしまいました。アントニオがフェドに殴りかかって気を失わせるも、船は何度も爆発し出航できなくなってしまったのです。
その爆発を離れた場所からコドロンが見ていました。
感想
まさかのコドロン登場!彼は幻覚を見て行方が分からなくなっていましたが、まさか生きていたとは!?しかも、なぜスペインにいるのか?
共闘したあの時のままならいいのですが、置いて行かれた恨みとかないですよね?
そして、いよいよ家に帰れるという直前で、フェドに邪魔をされてしまいました。フェドは食事を持ってきたマルガに「息子を失うのは一度でいいだろ」と言ったのですが、これはフスティナの父親のことですね。
もしかしてフスティナの父親の死にフェドが関わっている?匂わせな感じがするんですよね。あと、マルガが時々正常に判断できないときがあるのが気になるところです。
ついにアルカサルを崩壊させました!しかも、ダリルとパスだけというか、ダリルだけって感じ。やっぱり修羅場を潜り抜けてきただけあります。
ここ数回ほどダリルの子供の時の回想があるんのです。メルルがダリルに逃げろと言い「するべきことをする」と。ダリルがメルルに頭が上がらなかったのは、きっとこのことでしょうね。
するべきことというのは、メルルが父を手に掛けた……。メルルはダリルを父親の暴力から守ってくれていましたが、本当に限界が来たのだと思います。
そして!ついにシーズン3も最終話となってしまいました。シーズン4ではコドロンと再会すると思うのですが、アルカサルを崩壊し、フェドの件も終わったとなれば残る相手は4話で奇襲攻撃をかけてきた野蛮人と言うことでしょうか。
奴らが突然ソラスを襲ってきた理由は定かではありませんが、ギエルモの指示かギエルモから恩恵を受けていたか。それとも、背後にもっと厄介な相手がいるとか……。
相手がどうであれ、次シーズンではコドロンとの共闘も見られるかもしれませんね。
なお、フスティナがダリルのバイクの後ろに乗っていたのがめちゃくちゃ羨ましかったと思うのは私だけでしょうか…?ダリルの肩に頬を寄せた時に嫉妬したのは内緒です。
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「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」©2025 Stalwart Productions LLC.
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