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「玉面桃花(ぎょくめんとうか)」30話・31話・32話ネタバレあらすじと感想

ラブコメ
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玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~:30話・31話・32話のあらすじとネタバレ感想。許清嘉の父は親友だった賈昌にも県丞に降格された理由は語らなかったと聞かされます。

一方、胡嬌は玉娘に、玉満楼に出資して共同経営者になると申し出ました。

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30話 賈継芳の妨害

翌日、許清嘉は賈昌が実は父の許克焉と親友だったと知ります。しかし許克焉は賈昌にも県丞に降格された理由は語らなかったとのこと。

胡嬌は玉満楼に玉娘を訪ねます。玉娘が高正と自分の蓄えの全てを出し合って店を準備したが資金が尽きたと言うと、胡嬌は鬆鬆坊での儲けを出資して共同経営者になると申し出ました。

寧王は若柒の側仕えだった者から話を聞き、若柒は死の前に首が赤くなっていて草のような香りがしていたと知ります。

話を聞いた寧王は当時傅太師が費勁に寧王の暗殺を命じたが、費勁は寧王の不在を知らずに屋敷の外から毒煙を焚いて若柒が犠牲になったと考えました。寧王は太子を敵に回しても必ず若柒の仇を取ると誓うのでした。

玉満楼は胡嬌のおかげで大繁盛します。賈継芳は玉満楼の共同経営者の1人が許清嘉の妻だと聞いて面白くありません。

賈継芳は高官の子弟たちを引き連れて玉満楼に押しかけ、皆の前で胡嬌に詩を詠ませて恥をかかせます。賈継芳が玉満楼を出て行くと、店にいた客たちも賈継芳の顔色を窺って帰ってしまいました。

胡嬌は落ち込んで家に帰るのでした。

許清嘉は万民傘に隠されていた命令書が出された1ヶ月後に父が左遷されていたことを突き止めます。高正と崔五郎は他にその件に関わった者がいないか調べることにしました。

役所内では傅太師の密偵に盗聴される可能性があるので、3人は退勤後に玉満楼で話し合いをすることにします。そこで3人は玉満楼が賈継芳のせいで客が減ってしまったことを知るのでした。

そして玉娘から胡嬌が傷ついていると聞いた許清嘉は急いで家に帰ります。帰って来た許清嘉に私たちはそもそも釣り合わなかったと言う胡嬌でしたが、許清嘉の慰めと励ましによりやる気を取り戻すのでした。

感想

病死だと思われていた若柒ですが、実は傅太師の陰謀に巻き込まれていたのですね。

鬆鬆坊を妨害してきたのは寧王妃の弟でしたが、今度は寧王妃の妹が玉満楼の妨害をしてくるとは……。まあ、賈継芳には胡嬌のせいで破断になったという恨みもありますしね。

胡嬌はどのように対抗していくのでしょうか。

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31話 賈姉妹の企み

許清嘉は玉満楼に客を呼び戻す策として銀10両で”玉葉金柯佩”という札を売り、その札を見せた者は30日間飲み放題で料理半額という案を考えました。

玉葉金柯佩のおかげで玉満楼は再び繁盛します。それを聞きつけた寧王妃は賈継芳を屋敷に呼び、取り巻きたちに札を買わせ、毎日朝から玉満楼に居座らせて営業妨害するように頼みました。

姉妹の会話を盗み聞きしていた小貝は胡嬌にそれを伝えに行こうとしますが、寧王妃に外に出させてもらえません。小貝は崔五郎に助けを求めるのでした。

玉満楼では朝から居座る客のせいで玉葉金柯佩を持っていても入れない客が続出し、客たちが苦情を言っていました。そこへ賈継芳が来て店を明け渡して都を離れるように要求してきます。

その時、兵を引き連れた崔五郎が来ます。崔五郎は賈継芳を見て「どんな野蛮なアバズレかと思っていたがかわいい丸顔の女の子ではないか」と言って賈継芳の頭を撫でました。

賈継芳はそんな崔五郎に一目ぼれしてしまいます。賈継芳は態度を翻し、居座っている者たちに身振りで帰るように伝えるのでした。

感想

自分が外に出れない代わりに崔五郎に助けを求める小貝は賢いですね。

それにしてもまさか賈継芳が崔五郎に一目ぼれして玉満楼への妨害を止める展開になるとは……。でも確かに賈継芳は許清嘉のような文官より崔五郎のような武官の方との方がお似合いかもしれません(笑)

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32話 胡嬌の進言

賈継芳が作戦に失敗したと聞いた寧王妃は自ら客のふりをして玉満楼に行くことにします。寧王妃は胡嬌が無理難題を言う客たちにも臆することなく対応しているのを見て、胡嬌は若柒に似ていると感じます。

寧王妃は胡嬌を自分の席に呼びつけました。寧王妃が名乗る前に胡嬌は身分を言い当てます。なぜわかったのかと尋ねる寧王妃に、胡嬌は1人で店に来てずっと私を見ていたからだと答えました。

そして胡嬌は寧王との関係について誤解を解くとともに、小貝と心を通わせるためにはまず子供扱いしないことだと進言しました。

また胡嬌は寧王との夫婦関係についても無理に振り向かせようとするのではなく心を配りながら日々の生活を営むだけでいいとアドバイスするのでした。寧王妃は胡嬌に上庸で小貝を預かってくれたことのお礼を言います。

胡嬌が寧王妃を見送った後、1人の娘が男たちに追われて玉満楼に飛び込んできます。娘は革桑かく・そうと名乗り、家族を亡くし町で物乞いをしていたところ、男たちに買われそうなったとのこと。

事情を聞いた胡嬌は男たちを追い払い、革桑を玉満楼で雇うことにしました。

許清嘉は引き続き異動記録を調べ、戸部の郁中良いく・ちゅうりょうという者が許克焉が左遷されたのと同じ時期に流刑となりその後病死していることを知ります。

許清嘉が玉満楼の個室で高正にその話をしていると、革桑がお湯を持って部屋に入って来ました。高正は慌てて書類を隠します。実は革桑は費勁の妹弟子で、傅太師のめいで玉満楼に潜入していたのです。

寧王妃は小貝を都に来ている演芸団を見に行こうと誘います。寧王は物陰からその様子を嬉しそうに眺めるのでした。その後、寧王は寧王妃の部屋に行き、小貝との会話を聞いて安心したと言います。

これからは良い母親を目指すと言う寧王妃に寧王は、今まで自分が若柒を失った悲しみから立ち直れなかったために辛い思いをさせてきたことを詫びました。こうして寧王と寧王妃は心を通わせたのです。

夜になり、寧王が許家を訪ねてきて胡嬌のおかげで寧王妃が変わったと礼を言いました。

また寧王は、賈家の娘との縁談を聞いた時に若柒が寝込んでしまったため、今まで若柒の死は自分の結婚のせいだと思い込んでいて寧王妃に心が開けなかったと明かします。

話している途中に胡嬌は気分が悪くなり、寧王は帰ることにしました。その後、夕食中も気分がすぐれない胡嬌。許清嘉が医者を呼びに行くと胡嬌は懐妊していることがわかります。

感想

とうとう寧王妃の心を溶かし、寧王家の家族関係を良好にした胡嬌。これで寧王妃に疑われずに小貝とも会えますね。

また革桑が費勁の妹弟子だったとは!追っていた男たちはきっと仲間だったんですね。玉満楼に潜入されたら捜査情報が傅太師側に筒抜けになりそうで心配です。

あ、そういえば戸部の官吏で流刑になり病死した話って前にもどこかで聞いたような……。

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本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。