【雲間の月は輝きて ～運命の恋人～】34話・35話・36話のあらすじとネタバレ感想。拓跋葉倩は容景と雲浅月が一緒にいることを知り、皇帝の耳に入れます。皇帝は居場所を突き止め雲浅月を皇宮に連れ帰りますが……。
34話のネタバレあらすじ
容景と雲浅月は共に生活しながら凌を捜し続けていました。
記憶を失った雲浅月にとって、容景は見知らぬ人であるはずなのにどこか懐かしさを覚えます。
雲浅月の記憶が蘇りかけるたび、宮中にいる皇帝（夜軽染）は呪術の代償で苦しんでいました。
そんな中、拓跋葉倩は容景と雲浅月が一緒にいることを知ります。
拓跋葉倩は自分が嫉妬で苦しんだのと同じように皇帝を苦しませるため、2人が一緒にいることを皇帝の耳に入れるのでした。
皇帝が2人の居場所へ向かう頃、容景は従者から「皇帝がこちらに向かっている」と知らされます。
皇帝が到着した時、すでに容景の姿はありませんでした。
皇帝は雲浅月に「凌のことは国を挙げて捜索している」と言って安心させ皇宮に連れ帰ります。
一方、月岐王の支持を取りつけることに成功した夜天逸は、容景の名を騙って反乱を決行。
これは、夜軽染と容景を戦わせて漁夫の利を得るという夜天逸の計画でした。
そうと知らない皇帝は、反乱制圧のため自ら出征することを決めます。
34話の感想
束の間ではありましたが、雲浅月と容景が穏やかな時間を過ごせて良かったです。
容景の笑顔が久しぶりに見れて安心しました。
一方の夜軽染は、雲浅月の記憶が蘇りかけるたびに呪術の代償で苦しんでいますが大丈夫でしょうか。
35話のネタバレあらすじ
反乱制圧のために出征した皇帝は、雲浅月にかけた呪術の代償により倒れてしまいました。
そのことを知った雲浅月は南凌睿の力を借りて兵を集め、自ら皇帝を助けに向かいます。
その頃、死期を悟った皇帝は容景を呼び出し、2人きりで会っていました。
容景は反乱は自分でなく夜天逸の仕業だと説明し、どうか全ての民に安寧を与えてほしいとお願いします。
しかし、皇帝は「もはや自分にそんな時間は残っていない」と言い 容景に決闘を申し込みました。
少し離れた場所からその様子を目にした雲浅月は、容景との過去をすべて思い出します。
それと同時に皇帝は呪術の代償により吐血、そして皇帝は、わが身をわざと容景に刺させたのです。
雲浅月は慌てて駆け寄り、皇帝の体を抱き起こします。
「記憶が戻ったんだな？卑怯な手を使い君をつなぎ止めてすまなかった。ほんのひと時だったが、君といられた時間は生涯で最高の日々だった。恨まないでくれ……」
「あなたは私たち母子に居場所をくれた。恨むはずないわ……死なないで」
最後に皇帝は拓拔葉倩に詫びを伝えて欲しいと頼み、雲浅月の胸の中で息絶えました。
翌朝、陣営に駆けつけた拓拔葉倩は、皇帝の棺を前にして泣き崩れます。
そんな彼女に雲浅月は、凌の本当の父親は皇帝ではなく容景だと打ち明けるのでした。
35話の感想
なんと、夜軽染が亡くなってしまうとは……。
時として どうかと思う行動もありましたが、最後は彼の一途な想いに涙しました。
死に際の言葉も、とても切なかったです。
ところで、彼の死後は誰が皇帝になるのでしょうか。
36話のネタバレあらすじ
皇帝（夜軽染）の死を喜ぶ夜天逸のもとに、容景が現れます。
容景は夜天逸に「私を殿下の参謀とし、墨閣を保護下に置いてほしい」と頼みました。
表向き容景が夜軽染を殺したことになっているので、夜天逸は容景を信じることにし仲間に迎え入れます。
夜天逸は皇位簒奪をより確実なものにするため、正当な皇位継承者である凌を始末するよう藍漪に命じます。
一方、拓拔葉倩は嫉妬から凌を拉致したことを雲浅月に謝罪し、凌の居場所を教えました。
雲浅月は凌の捜索を南凌睿に任せ、自身は皇帝の棺を無事に宮中へ送り届けるための時間稼ぎとして“おとり”になることに。
ほどなくして、雲浅月は夜天逸の手の者に見つかり捕虜になるのでした。
一方で南凌睿は、凌を捜索している最中に藍漪と遭遇し乱戦になります。
戦いに勝利した南凌睿は、「三殿下を失望させたくないなら“凌は死んだ”と報告した方がいい」と藍漪をそそのかしました。
藍漪は悩んだ末に、夜天逸に「凌は死んだ」と報告するのでした。
また藍漪は、軍営で捕虜として苦役している雲浅月に向かって「凌は死んだ」と挑発します。
「嘘だと思うなら容景に聞いてみるがいい」
藍漪の言葉を信じた雲浅月は、容景への復讐に燃えながら苦役に耐えていましたが、容景だけでなく冷邵卓も夜天逸に寝返ったと知り愕然とします。
36話の感想
容景が夜天逸に寝返ったのは、間違いなく何らかの策略でしょう。
それに気づかず容景を信じるとは、夜天逸も詰めが甘いですね。
でも、そういうところに可愛げを感じますし、雲浅月に未練があるのも見え見えで憎み切れません。
夜天逸に対する雲浅月の指摘は、的を射ているように思いました。
「あなたは劣等感でいっぱいだから、他人のものを奪って自分を肯定してるのよ」
確かに、先帝に疎まれ続けたことを考えると、夜天逸が劣等感を抱えるのも理解できてしまいます。
©Yoyocao Film and Television Culture Co., Ltd. All Rights Reserved.
本ページの情報は2023年9月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。