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【デクスター】シーズン7あらすじと感想。迫るデクスター包囲網!今回も逃げ切れるか……!?

海外ドラマ
2021 Showtime Networks Inc. and Showtime Digital Inc. SHOWTIME is a registered trademark of Showtime Networks Inc., a ViacomCBS Company. All rights reserved.

ファイナルシーズンへのプロローグとなる【デクスター】シーズン7。トラビス殺害の瞬間をデボラに目撃されてしまったデクスターは、正当防衛だったとデボラを丸め込みトラビスの自殺に見せかけて、犯行の隠ぺいを謀ります。しかし、これをきっかけにデクスターの歯車は少しずつ狂い始めて行くことになります。そして、デクスターとデボラは衝撃的なラストを迎える事に……。

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「デクスター」の記事一覧

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【デクスター】シーズン7のあらすじ

デクスター包囲網/1.デボラの疑念

デクスターはトラビスの殺害の瞬間をデボラに目撃され、正当防衛だったとその場を誤魔化しました。

しかし、用意周到な殺害現場や“冷蔵庫キラー”に殺されかけたデボラの記憶から、デクスターが殺したのはトラビスだけではないのでは……と、デボラの疑念は強くなっていきます。

そうした思いからデボラはデクスターの犯罪を追及し始め、そして、デクスターはとうとう決定的な証拠を見つけられ正体を隠しきれなくなります。

”父親のハリーは間違っていた”

デボラはその強い思いから、別の手段でデクスターの衝動を抑えようと監視を始めますが儀式を正当化するデクスターとの溝は埋まりません。

やがてデボラは、デクスターへの愛と正義感の狭間で苦悩し精神的にも追い詰められていきます。

デクスター包囲網/2.血のスライド

教会で現場検証が行われ、トラビスの自殺で一連の事件の幕は閉じられます。

その時、現場に訪れたラゲルタは、排水溝の中に落ちていた血のスライドを発見しました。

「血のスライドが何故こんな所に?」

疑念を抱いたラゲルタは、鑑識のマスオカに証拠品の血液をスライドに採取しているのかと尋ねると、マスオカは「スライドに入れた署員は1人、ドークス巡査部長。ベイハーバー切り裂き魔さ」と答えます。

ラゲルタはドークスが“ベイハーバー切り裂き魔”のはずがない!この思いをずっと胸に抱いていました。

しかし、マスオカの発言に今まで抱いてきた疑念が再燃します。

ラゲルタは、マスオカに気付かれないよう密かに証拠品の血のスライドを隠し持ち去りました。

ドークスの死後に事件現場から出て来た血のスライド……“ベイハーバー切り裂き魔”はまだ生きている。

核心へと変わった思いを裏付ける為、ラゲルタは1人で再捜査を始めたのです。

デクスター包囲網/3.マフィアの復讐

マイアミ警察の同僚マイク・アンダーソン刑事は、教会事件からの帰り道にパンクした車を手伝おうと声をかけ、工具を探しにその車のトランクを開けると、中に無残な娼婦の死体を見つけます。

その瞬間、運転手はマイクを射殺して証拠を隠滅し、マイクの車で逃げ去ったのです。

翌朝、事件現場で被害女性の身元は判明しましたが、犯人の手掛かりとなるDNAは発見できませんでした。

しかし、デクスターは過去の経験でウインカーのレバーから犯人の指紋を採取する事に成功しましたが、デクスターはまたしても単独で捜査します。

指紋から犯人はウクライナのマフィア・コシュカのメンバーのビクター・バスコフだと判明し、デクスターは逃亡直前のビクターを空港で捕らえると、彼を殺害し死体を海に投げ込みました。

その後、ウクライナマフィア・コシュカの幹部アイザック・シルコ は、行方不明になった腹心のビクターを探しましたが既に殺害されたと知り、犯人がデクスターだと突き止めたのです。

そして、デクスターはアイザックから執拗に命を狙われる事になってしまいます。

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ゲスト紹介

アイザック・シルコ

https://www.flickr.com/photos/30076264@N06/2814203004/

登場人物:マフィアの幹部。

腹心のビクターをデクスターに殺害された事から、デクスターの命を執拗に狙います。

アイザックは仲間に同性愛者である事を隠し、デクスターはシリアルキラーであることを隠していましたが、攻防を続ける中で次第に理解を深め2人に友情が芽生えていきます。

キャスト名:レイ・スティーヴンソン

出演作:【パニッシャー: ウォー・ゾーン】(2008)、【三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船】(2011)、【マイティ・ソー】シリーズ

ハンナ・マッケイ

https://www.flickr.com/photos/149564865@N07/34634681964/

登場人物:15年前、囚人のウェイン・ランダルと駆け落ちし連続殺人事件を起こしますが、警察に協力し刑期を減刑されます。

現在は、園芸店を経営しています。

デクスターは15年前にハンナが殺人を犯していた事を突き止め、出所後もハンナの身近で不審な死が続いている事に気づきます。

ハンナを次のターゲットとして近づきますが、2人は惹かれ合い恋人になりました。

キャスト名: イヴォンヌ・ストラホフスキー

出演作:【CHUCK/チャック】(2007~2012)、【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】(2017~)

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感想

【デクスター】シーズン7では、ついにデクスターの正体が暴かれて行きます。

デボラに”シリアルキラー”だと知られただけでなく、“闇の声”や悪人だけを殺す“ハリーの掟”が全てデクスターの犯罪を正当化するための詭弁きべんだと気づかされるシリーズでした。

デボラはデクスターの正体に気づきましたが、彼は善良な人間でまだ矯正出来るという希望を捨てられません。

本当はどうするべきか……。

分かっていながらデクスターを逮捕する事が出来ないばかりか、彼の言葉に流されてしまいます。

ストーリー全体にデクスターを想うデボラの気持ちが痛いほど描かれていました。

一方、デクスターは同じシリアルキラーのハンナと強く惹かれ合い、何時しか彼女なしでは途方に暮れてしまう程の存在になっていきます。

ハンナは、殺人の疑いをかけられますが完全犯罪で警察に捕まる事はないと確信している頭脳犯でもあります。

そこが、ハンナに殺されるのではないかとストーリーに緊張感が生まれており、正に“美しい花には棘がある”を演出していました。

デクスターの正体を知る2人の女性。

デボラかハンナか……ストーリー終盤でデクスターは選択をしなくてはならない展開に追い込まれました。

そしてファイナルシーズンへ向け、デクスターとデボラは衝撃的なラストを迎えます。