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【風起花抄】39話・40話あらすじ ネタバレ感想|謀反の濡れ衣(ふうきかしょう)

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【風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~】39話と40話のあらすじとネタバレ感想。瑠璃は楊妃が裴行倹を罠にかけるための偽情報を渡す役目を命じられてしまいます。李明に監視される中、こっそりと忠告の暗号を隠して渡した瑠璃でしたが…..。

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39話のあらすじとネタバレ

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夜になり、裴行倹は瑠璃に会うために李明を訪ねました。

楊妃は裴行倹に会わせる前に瑠璃が書いた手紙の表裏を見て暗号などが書かれていないことを確めます。

また、楊妃は瑠璃に裴行倹が信じるようにいかにもこっそり渡す演技をするようにと命じたのでした。

ついに瑠璃に会って無事を確認した裴行倹は喜びを隠し切れませんが、瑠璃はわざと素っ気ない態度をとります。

李明は瑠璃に、お前がこちら側に帰順したことを裴行倹が信じないから、実際に会ってお前から裴行倹にも帰順することを説得するようにと命じました。

瑠璃は李明に私たちはそんな間柄ではないと言い、裴行倹のせいで金針を失ったり、毒性のある薬を飲んでしまったりしたと裴行倹を責めるのでした。

そして、瑠璃は胸ぐらをつかむふりをして裴行倹の手に手紙を握らせます。

その時、瑠璃は気持ちを込めて”慎重に真実を見抜くべきだった”と言ったのでした。

瑠璃が立ち去った後、帰順するかどうか尋ねる李明に裴行倹は解毒薬はあるのかと問います。

帰順すれば解毒薬を与えると言う李明に、裴行倹は本当に解毒薬があるならなぜ蒲巴弩を解毒しないのかと聞き返しました。

李明は蒲巴弩に功績がないからだと言い、瑠璃に解毒薬を飲ませたいなら功績をあげるようにと裴行倹に言います。

裴行倹は承諾し、もう1つ瑠璃の正体を明かさないとの約束も取り付けました。

屋敷を出て瑠璃から渡された手紙の内容を見た裴行倹は驚いて李治に知らせに行きます。

李治はまず皇帝に知らせようとしますが、皇帝は昏睡状態が続いたまま。

裴行倹は皇帝のお目覚めを待っていては間に合わないと説得し、李治から兵を準備する許可を得るのでした。

その後、瑠璃は楊妃から龍袍を作り始めるように命じられます。

瑠璃は今から龍袍を作り始めても明日までに完成しないと言い、手元に作りかけの四爪蟒袍しそうぼうほうがあるのでその爪を5本に直して龍の文様にすることを提案しました。

また、普段着ている蟒袍に爪が1本増えていても李治は気づかずに着て人前に出るはずなので、謀反の証拠になるだろうと進言します。

楊妃はその案を気に入り、瑠璃は徹夜で蟒袍を直すことになりました。

同じ頃、瑠璃の言葉を思い返していた裴行倹は”慎重に真実を見抜くべきだった”とは、この手紙の真の意味を見抜けということかと気付きます。

明け方、楊妃の侍女は瑠璃が蟒袍の内側に生地と同色の糸で目立たないように「豆」の文字を刺繍しているのに気づきました。

問い詰められた瑠璃は、李治は肌着に毒を仕込まれて以来豆子が作った衣しか着ないようにしてきた、”豆”の刺繍は豆子が作った衣である印だと答えます。

早朝、瑠璃は豆子の衣装に着替えて完成した衣を李治に届けに行きました。

楊妃は監視役として李明の奴婢に尚服局の衣装を着させて付き添わせることにします。

李治はまだ起きていなかったので王伏勝が応対しました。

目覚めた李治は李明に捕らわれたはずの瑠璃が蟒袍を届けに来たと聞いて不審に思います。

届けに来た時の状況を尋ねられた王伏勝は一緒に来た宮女は尚服局の衣装を着ていたが見かけぬ者だったと答えました。

また、王伏勝は蟒袍を詳しく調べても異常はなかったが、いつもの”豆”の刺繍の口の下の”ソ”が”ツ”のように見えると言い…..。

昏睡状態の皇帝の寝室の横では、楊妃が潘秦海に偽造した聖旨を手渡していました。

それは”謀反の意志がある李治を廃位して代わりに李明を皇太子にする”という内容だったのです。

楊妃は潘秦海に、今日皇帝が崩御するからその後でそれを読み上げるようにと命じました。

潘秦海は驚いて李治を後継者とするという詔が出ているのに、李治が謀反を起こすなんて老臣たちが信じるわけがないと言います。

楊妃は李治を謀反者にするための筋書きを潘秦海に話しました。

  • 皇帝の前侍従は李治の間者で、密かに毒を盛っていたために皇帝は不治の病になった。
  • それに気づいた皇帝は前侍従を死罪としたが、黒幕をあぶり出すために表向きは事故死とした。
  • 昨夜になって李治が黒幕だと気づいた皇帝が聖旨を書いたが今日崩御した。

一方、孫徳成と小順子は瑠璃を助けようと野菜売りに変装して李明の屋敷に潜入しようとしますが、素性がバレて瑠璃と同じ牢に入れられてしまいます。

瑠璃は李明に従ったふりをして裴行倹と李治に危機を知らせたことを孫徳成たちに話しました。

  • 裴行倹への手紙に耳飾りで小さな穴を開けて暗号を残したこと。
  • 李治の衣の文様の爪が1本多いと知らせるために”豆”の刺繍の口の下の”ソ”を1本増やして”ツ”にしたこと。

瑠璃はすべきことはしたが、裴行倹と李治が気づいてくれるだろうかと心配するのでした。

※ 四爪蟒袍

4本の爪の蟒蛇(うわばみ)の文様の外衣。

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39話の感想

瑠璃が裴行倹と李治に向けたわかりにくい(笑)暗号。

はたして裴行倹と李治は気づいてくれるのでしょうか。

それにしても楊妃の書いた偽の筋書きは故人まで利用してしまうとは…..本当に怖いですね。

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40話のあらすじとネタバレ

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李治が兵を動かしたとの報告を受けた李明は、謀反を制圧するという名目で兵を挙げます。

同じ頃、牢の食事係を気絶させて食事を取り上げた蒲巴弩が牢へと向かっていました。

蒲巴弩はまず牢番に睡眠薬入りの食事を渡し、今日は兵が手薄だから見回りに来たと言って牢の中へ入って行きます。

孫徳成は李明の侍衛である蒲巴弩を見て敵対心をあらわにしました。

ところが蒲巴弩は過去のことは忘れてくれ、今は裴行倹に頼まれて助けに来たと言うのでした。

孫徳成たちは信じようとしませんが、蒲巴弩はここに来た経緯を説明します。

  • 自分も瑠璃と同じ毒を李明に与えられて苦しんでいる。
  • 裴行倹は李明が毒作りの達人を屋敷の中に抱えていると考えていて、この牢以外は探し尽くしたが見つからなかった。
  • 今牢に捕らわれているのは3人なのに食事係は4人分の食事を用意していた。

以上のことから、毒作りの達人はこの牢のどこかにいるというのです。

それを聞いた瑠璃は夜になると床下から物音が聞こえてくる時があると証言しました。

一方、謀反制圧の名目で兵を挙げた李明は、逆に李治の兵に包囲されます。

そして、そこには皇帝から李治の補佐を託された老臣たちもいました。

老臣たちは、今日李明が挙兵すると密告があったのでここに来たと言います。

そこへ、李治が現れました。

焦った李明は、皇帝はすでに李治を廃位して自分を皇太子とするという聖旨を下していると主張しました。

老臣たちは皇帝に真偽を確かめに行こうと言い出します。

その頃、楊妃は潘秦海に命じて皇帝に毒入りの煎じ薬を飲ませようとしていました。

その時、李治、李明、老臣たちが皇帝に謁見に来たという知らせを受けた楊妃は…..。

牢では、蒲巴弩たちが床下に隠し牢を見つけていました。

そこでは李明の命令で1人の盲目の老人が毒薬を作らされていたのです。

蒲巴弩は我々はお前の作った毒に侵されている、解毒薬がほしくてやってきたと言いました。

瑠璃も老人に解毒薬をくれたら閉じ込められているあなたを外に出してあげると声をかけます。

しかし、老人はここには解毒薬を作る材料がなく、生ける屍も同然の自分はもう外に出たいとも思わないと答えたのです。

楊妃は聖旨を持って皇帝の寝室から出てきました。

そして、”謀反の意志がある李治を廃位して代わりに李明を皇太子にする”という内容を読み上げます。

李治は皇帝に真相を確かめると言いますが、楊妃は皇帝はもう崩御されたと言いました。

さらに、楊妃は、皇帝は崩御前に李治が前侍従に毒を盛らせて暗殺を企てていたことに気づいたのだと嘘の筋書きを話します。

老臣たちは皇帝は自分たちにそんな話をしたことはないと言い、その聖旨の真偽も怪しいと反論しました。

そう言われた楊妃は、詳細は皇帝のおそばに仕えていた潘秦海が証言すると言い返します。

ところが、潘秦海は罪の意識で恐れをなし、まともに話ができる状態ではありません。

隠し牢では、瑠璃が母から教わった”志のあれば成さざるを憂うべからず”という言葉を引用し、あなたの製薬の知恵で私たちを助けてほしいと老人を説得していました。

母上は学識があって寛大な方だと言う老人に、小順子が彼女の母は尚服局にいた安四娘だと教えます。

老人は驚いて安四娘は私の友人だったと言い、当時自分は宮中一の薬師で安四娘の裁縫の腕は宮中一だったが、2人共宮中の暮らしが嫌で皇宮を出たいと思っていたと話します。

そして、安四娘が宮中を去った後に自分も職を辞したが、皇宮を出た途端に李明に捕まってここに閉じ込められたと続けました。

その後、ここで毒を作らされているうちに目も見えなくなってしまったのだと説明したのでした。

孫徳成は老人を”薬王”と呼び、再会を喜びます。

瑠璃は薬王に一緒にここを出て皇帝の前で悪事を暴こうと言いますが、薬王は李明に皇帝暗殺用の毒も命じられていて、おそらく今日がそれが使われる日だと言いました。

瑠璃たちは皇帝の寝室の前に駆けつけます。

そして、瑠璃は皇帝の崩御は嘘です、陛下の御前に行けばわかりますと宣言しました。

一同が寝室に入り老臣が声をかけますが、皇帝の反応はありません。

次に李治が皇帝の手を握って声をかけますが反応はなく、李明は弔いの準備を始めるように命じます。

瑠璃はそれを無視して前に出て、医官として脈を診ますと言いました。

まだ脈があるのを確かめた瑠璃は一同にご存命です!と宣言します。

その時、皇帝が目覚めました。

実は、薬王は暗殺用の毒を命じられても医者として人を殺めることが許せず、毒ではなく眠り薬を李明に渡していたのです。

皆集まって何があったのだと尋ねる皇帝に、老臣が楊妃と李明の悪事を報告します。

皇帝は起き上がって楊妃に、李治の謀反の証拠はあるのかと問いただしました。

楊妃は李治が外套の下に皇帝にしか許されない文様の龍袍を着ているのが証拠ですと言います。

そう言われた李治が一同の前に歩み出て外套を脱ぐと来ていたのは4本爪の蟒袍だったのです!

瑠璃の手紙に小さい穴で”偽りの計”を意味する文字が開けられているのに気づいた裴行倹が李治に知らせ、李治も新しく届けられた蟒袍の爪が1本多いことに気づき古い蟒袍を着ていたのでした。

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40話の感想

蒲巴弩は裴行倹に寝返ったんですね!

李明に毒を飲まされても忠誠を誓ってきたのにあんなに酷い扱いされたら当然だと思いました。

一方、謀反を弁解しても老臣たちの中で誰も味方してくれないことに李明の人望の薄さが現れています(笑)

また、聖旨の信憑性を高める大事な役目に小心者の潘秦海を選んでしまったのは完全に楊妃の人選ミスですよね。

そして、なんと李明に毒を作らされていた薬王が安四娘の友人だったとは!

薬王は友人の娘の解毒をしてくれないのでしょうか…..。

今回は最後に皇帝が目覚めて真相が解明されてホッとしました。

裴行倹と李治も瑠璃の暗号を読み取っていてくれていて本当によかったです。

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