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【花不棄〈カフキ〉】13話・14話のあらすじと感想。九おじさんの出自が明らかに!?

カフキ アジアドラマ
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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ13話・14話。次々と明かされる登場人物の出自から目が離せなくなってきました。今回は、明月山荘の荘主と九おじさんの出自が明らかに。また、切ない展開になりそうな花不棄のラブラインも注目ポイントです。この記事では、ネタバレ感想をお届けします。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ13話

柳明月の狙い

柳明月りゅう・めいげつ・・・明月山荘の荘主。

娘の柳青蕪りゅうせいぶを半ば強制的に王府に連行された柳明月は、自らも王府に足を運び「信王を針治療で目覚めさせる」と陳煜ちんいくに申し出る。

陳煜から許可をもらった柳明月は、信王に針治療を施した。

目覚めた信王は、柳明月以外の者を下がらせたあと「どういうつもりだ」と柳明月の狙いを聞く。

すると柳明月は、針治療で4か月の延命をする代わりに、次の入札会では莫府ではなく朱家に流通権を与えてほしいと条件を提示した。

(柳明月は裏で朱家と手を組んでいるため)

しかし信王は、その条件を飲むつもりはあまりないようだ。

そこで柳明月は、別の条件として「薛菲せつひに会わせてあげますよ」と口にする。

柳明月の話では、薛菲はとうの昔に死んでいるが、体の腐敗を止める宝珠を口に含ませているため、今もあの頃の美しい姿のままなのだという。

話を聞いた信王は、一体なぜこれほどまでに薛菲と関わるのかと問う。

すると柳明月は、驚きの真実を口にした。

自分の本当の出自は薛家の令嬢であり、薛菲とは異母姉妹であると。

だが柳明月の母親は奴婢の身分だったため、生まれた柳明月は薛家の人間だと認めてもらえず尼寺に捨てられたのだ。

そして話を続ける柳明月は、薛家が火事に遭った時のことを切り出す。

柳明月は火を放ったのは莫夫人であることを暴露し、あの火事で母が巻き込まれてしまったため莫府に復讐をしたいのだと明かした。

火事の真相を聞いた信王は、本当に莫夫人が火を放ち薛菲を殺そうとしたのならば、決して莫府に流通権は渡さないと約束をする。

信王の願い

柳明月が去った後、信王は息子の陳煜と腹を割って話しはじめた。

・現陛下と信王はかつては同じ皇子だったが、国の主になれたのは現陛下であること。

・謀反を警戒する陛下は、信王を都に閉じ込めたあげく監視もしていること。

このような現状に不満を抱いている信王は、お前は二の舞になるなと陳煜に釘を刺した。

信王は、息子の陳煜には碧羅天へきらてんを手に入れ皇帝になってほしいと願っているのだ。

雲瑯の謝罪

陳煜から外泊の許可をもらった花不棄は莫府を訪れた。

莫若菲ばく・じゃくひと花不棄が食事をしているところに、侍女に扮した柳青妍が料理を運んでくる。

柳青妍の顔を見た花不棄は2度見をし、柳青蕪と瓜二つであることに驚く。

柳青妍が去った後。

花不棄は彼女の顔が柳青蕪とそっくりであることと、柳青蕪の胸には女首領と同じ痣があったことを莫若菲に話した。

いまだ莫府に滞在中の雲瑯うんろうは、不意打ちキスの件を花不棄に許してもらうため、たくさんの灯籠を用意して謝罪した。

犬の阿黄を殺していないことも伝えるが、花不棄はなかなか許してはくれない。

そんな中、侍女の秀春は「午後の間ずっと雲瑯様は灯籠の準備をしていたのですよ」と口にする。

秀春の口添えもあり、雲瑯の誠実さを感じ取った花不棄は彼を許した。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ14話

九おじさんの正体

花不棄は王府に戻る途中で馬車をおり、従者たちをまいて興源質店へと向かった。

質店にて花不棄は、九おじさんの鉢を見せて「赤殿に会わせてほしい」と頼み込む。

鉢を見た番頭は一瞬表情を固まらせるが、結局この日も花不棄を追い返した。

だがその後に花不棄を追いかけてきた番頭は、「朱福」と名乗り自身が赤殿の下僕であることを明かした。

番頭こと朱福が鉢を叩き割ると、中から黒い珠が出てくる。

朱福いわく、九おじさんの正体は朱家の若様で、この黒い珠があれば朱家の全財産を引き出せるらしい。

(朱家は四大名家のひとつ)

そして花不棄は、九おじさんが長年逃げていた相手が信王だと知る。

花不棄「でも、私は信王の娘なんでしょ?」

朱福「君がただ信王の娘というだけなら、若様は長年逃げなかったはずだ」

信王に不信感を抱いた花不棄は、朱府で暮らしてはどうかという朱福の提案を受け入れることにした。

朱福の計画は、仮死状態になる薬を使って花不棄を死んだように見せ、その後で花不棄を朱家に連れて行くというもの。

その日がくるまで、花不棄と朱福はいったん別れることにした。

碧羅天とは一体なんなのか!?

朱福と別れた花不棄は刺客(柳青蕪)に襲われ、逃げる途中で九おじさんの黒い珠を落としてしまう。

そして、いつもの如く蓮衣客が助けてくれるのだが、蓮衣客は体に矢を射られて池に落下。

そこに、花不棄を探していた莫若菲と雲瑯が現れて、刺客たちを一掃する。

数人の刺客を生け捕りにした莫若菲は信王に刺客を引き渡し、ことの成り行きを報告した。

報告を受けた信王は、明月山荘に押し入り「なぜ花不棄の命を狙うのだ」と柳明月を問い詰める。

柳明月はシラを切り通そうとするが、証拠として生け捕りの刺客を突きつけられたため反論できなくなる。

柳明月は信王と2人だけで話がしたいと申し出た後、「碧羅天へきらてん」について話を切り出す。

明月山荘から出てきた信王は、今回は明月山荘の罪を不問にすると部下たちに伝えた。

花不棄のうわ言

刺客に矢を射られた蓮衣客(=陳煜)は、花不棄に小屋に運びこまれてすぐに気を失ってしまう。

その後。

熱心な花不棄の看病の甲斐あって蓮衣客は目を覚ますが、今度は花不棄が熱にうなされてしまった。

濡れた衣が原因だと気づいた蓮衣客は、花不棄の体を温めるために彼女の体を起こして後ろから抱きしめた。

朦朧とする花不棄は、蓮衣客の腕に抱かれながらうわ言を呟く。

「蓮衣客さん。あなたが大好きなの。お嫁にもらって」

蓮衣客は複雑そうな表情で考え込んだあと、花不棄の身柄を雲瑯に引き渡した。

陳煜は己が蓮衣客であることを、従者以外には誰にも打ち明けていなかった。

しかし、矢を射られて治療が必要な陳煜は、友人の元崇げんすうのもとへ行き正体を明かして手当てをしてもらう。

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【花不棄〈カフキ〉】13話の感想

柳明月・・・明月山荘の荘主

まさか、柳明月が薛菲の姉妹だったとは……。

ここにきてもまだまだ新たな真実が出てくるといったストーリー展開が面白いです。

柳明月がこれまでずっと莫府を目の敵にしていたのは、母親を火事で殺されたからというちゃんとした理由があったのですね。

本作は原作小説をもとに作られたドラマなのでストーリーの軸がしっかりしていますし、人物設定も細やかなところまで作り込まれています。

話は戻りますが、柳明月の本当の出自が薛家の令嬢であるならば、もしかすると彼女も聖女の血を少しは受け継いでいるのかもしれません。

いろいろと新たな真実が判明していく中で、まだ“碧羅天の聖女“については不明なまま。

碧羅天とは一体なんなのか、今後明らかになることを期待しましょう。

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【花不棄〈カフキ〉】14話の感想

九おじさんは第1話で、薛菲に「兄上」と呼ばれていました。

ゆえに、てっきり九おじさんは薛家の人間なのだろうと思っていたのですが、どうやら九おじさんの本当の正体は朱府の若様らしいです。

これで四大名家の主要メンバーがほぼ出そろいましたが、花不棄がどの家とも深く関わりがあるというのが面白い。

今のところ花不棄は莫府への思い入れが一番強いようですが、いつか“母の薛菲を殺したのは莫夫人“だと花不棄が知れば、今後は莫府との関係も変わってくるかもしれません。

花不棄がうわ言で蓮衣客に告白したシーンは、キュートでほっこりするものでした。

ただ蓮衣客(陳煜)からしてみれば、血の繋がった(本当は繋がってない)妹から告白されて複雑な心境だったことでしょう。

花不棄と四大名家の関係性がどうなっていくのか気になるのは勿論のこと、陳煜とのラブラインも今後注目したいポイントのひとつです。

*次回15話・16話のネタバレ感想はこちら。