「狂飆＜きょうひょう＞」あらすじ キャスト 相関図の総まとめ

警察副局長である安長林の養子で、自身も警察官です。
法律を厳守し弱き者を助ける善良な性格ですが、正義を追及するあまり周囲と衝突してしまうこともあります。

13歳で両親を亡くして以降、市場の魚屋で働きながら弟と妹を養い 育ててきました。
安欣と知人になってからは、自分を虐げていた者たちの態度が一変して頼られるようになり、市場で一目置かれる存在になっていきます。もともと面倒見が良く度胸もある性格なので、頼みごとをされれば少々危険なことでも引き受けてしまい、いつしか、危険な道へ……。

莽村出身。
安欣の相棒として数々の事件を追います。

交通警察官だった00年、安欣が孟鈺を空港に送り届ける道中で駐車違反をした際、その駐車違反を処理しました。
2006年、麻薬取締官に昇進し安欣と再会します。

刑事課で安欣の部下。
物静かな性格だと自称していますが、安欣にはたびたび口数の多さを指摘されます。
口数が多いのは母が聴覚障害者であるためで、母があまり聞き取れなくても自分が近くにいることが分かるよう母の前ではひっきりなしに喋る習慣があります。

高啓強の弟。
大学で優秀な成績を収めた優等生で、頭の良さを活かしてPHSの店をオープンしました。
高啓強に対しては従順ですが、自分を侮辱した相手のことは決して忘れず、時機を見てやり返す執念深い一面があります。

高啓強と高啓盛の妹。
大学卒業後は医者になりました。

市場の管理者。
管理費や衛生費といった名目で市場の屋台主たちから金銭を巻き上げるチンピラ気質な性格ですが、弟の唐小虎のことは心から大切に思っています。
事あるごとに高啓強を虐げていましたが、高啓強が安欣の知人だと知ってからは態度を一変させ頼るようになります。

唐小龍の弟。
唐小龍とともに市場を牛耳っています。

殺害された黄翠翠の元恋人。
服役中だった00年、黄翠翠の事件を調べるために面会に来た安欣から、自分と黄翠翠の間に子供がいることを知らされます。黄翠翠は陳金黙には堕胎したと言っていましたが、実はひそかに出産していたのです。子供の存在を知ってからは真っ当に生きようと決意しますが……。

京海建工グループの会長。
実子はおらず、陳書婷を養子として育てました。
建設グループを設立した当初は、暴力で強制的に契約を締結するといったヤクザなやり方をしていたこともあります。

陳泰の傘下にある企業家で、ナイトクラブ「白金瀚」のオーナー。闇勢力のトップでもあり、同業者の白江波とは長年敵対してきました。
そんなある時、ひとり息子の徐雷が川で電気釣りをしていた際に感電死してしまいます。息子の死に白江波が関わっていると踏んだ徐江は、白江波を生き埋めにして殺しました。

陳泰の養女。
白江波の妻で白江波との間にひとり息子がいます。
姉御肌で情に厚く、身内のことを大切にします。

京海建工グループの会長補佐。
グループのために3年間服役していたことがあるため、泰叔から信頼されています。

中国共産党京海市委員会常務委員、政法委員会書記。
00年に闇組織との癒着関係が発覚するも大問題にならずに済みます。それ以降も闇組織との癒着を続け、自分を告発しようとする者がいれば容赦なく排除します。

2021年、政府から犯罪組織の根絶を命じられて京海市に赴きました。安欣の叙述を通じて強盛集団の背景と実態を知り、安欣を助けて闇組織とその傘下を裁くために動きます。

犯罪組織を取り締まるため、徐忠とともに京海市に赴きます。

孟徳海の娘。
大学院を卒業後は北京に渡り記者になりました。安欣とは幼なじみで、互いに想い合っています。