「ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜」制作決定!キャスト情報解禁!あらすじ

ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living キャストとあらすじDead〜 News
「ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜」© 2020 Media Mix Japan All Rights Reserved.

ゾンビパンデミック終結後の世界で、唯一理性を保った「半ゾンビ」とう前代未聞のゾンビ映画の制作が決定しました。MMJ入社2年目、23歳の新鋭女性監督がメガホンを取ります。

ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜

新感覚のゾンビ映画『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』の制作が正式に決定した。物語の主人公は、ゾンビパンデミックの後に唯一理性を保ち続けた“半ゾンビ”。主演を務めるのは俳優・芳村宗治郎、監督にはMMJ入社2年目で23歳の新鋭・太田えりかが抜擢された。

本作は、映像制作会社メディアミックス・ジャパン(MMJ)が若手社員に劇場映画の企画を任せるプロジェクト「M CINEMA」の第2弾として企画されたもの。第1弾『V. MARIA』(2025年4月公開、主演:菊地姫奈)は、目黒シネマの50周年記念上映を皮切りに大ヒットを記録し、各地の映画祭でも高い評価を獲得した。

続く今回は、俳優マネージャーとして働きながらB級映画を愛してやまない柳沢太介と、根っからのゾンビ映画ファンである太田監督のタッグによる共同企画。柳沢は初めてプロデューサーとして名を連ね、「学生時代にレンタルビデオ店でホラーやB級映画を漁り、観てはいけないものを観てしまったような感覚に夢中になった。その体験を観客にも味わってほしい」と意図を語る。

「ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜」©️ 2020 Media Mix Japan All Rights Reserved.

主人公は、人類最後の“半ゾンビ”で会社員として静かに暮らす新宮龍馬(しんぐう・りょうま)。「目立たず平凡に過ごしたい」と願っていたが、インターンでやって来た大学生・羽座目(うざめ)をうっかり噛んでしまったことで事態は急変。再びゾンビ騒動が拡大し、否応なく混乱を収める役目を背負うが、陰キャ気質が災いしてなかなか行動に移せない――という異色のストーリーが展開する。

ゾンビ映画といえばホラーを連想する人が多いが、本作はあえてブラックコメディとして制作。“ゾンビあるある”を盛り込みながら、世代を問わず楽しめる娯楽作品を目指す。

監督デビューとなる太田えりかは「ゾンビ映画に出会って以来、このジャンルを日本でもっと広めたいと思ってきました。いつか自分が監督をやる、と夢見ていた作品が今ここにあります。今の私だからこそ描ける映画を届けたい」と情熱を語っている。

主人公を演じるのは、今泉力哉監督・脚本によるPrime Videoオリジナル『セフレと恋人の境界線「特別な人」』でメインキャストを務めた芳村宗治郎。芳村は「ゾンビ映画で自分がゾンビになるのは初めてで、とにかく楽しみです。

ブラックコメディというちょっと変わった世界観の中で、“半ゾンビ”として存在するユニークなキャラクターに挑めるのが嬉しい」と期待を語り、「この作品を通して、コメディならではの自由さや、バカバカしいくらい笑える楽しさを観客に伝えたい」と意気込みをコメント。撮影は11月上旬にクランクインを予定しており、公開は2026年春を目指して進行中だ。

芳村宗治郎

あらすじ

人類が長きにわたるゾンビとの戦いに終止符を打った後、世界にただひとりだけ生き残ったゾンビがいた。その存在こそ本作の主人公――噛まれても正気を失わない“半ゾンビ”。彼は社会に溶け込み、普通の会社員として静かな毎日を送っていた。

ところが、インターンとしてやって来た大学生・羽座目(うざめ)をつい噛んでしまったことから、再びゾンビパニックが勃発!騒動は憧れの先輩・える子、風変わりな研究者・洞吹田(ほらふきだ)博士を巻き込み、さらには「癒しの半ゾンビハウス」で暗躍する怪しげな男・飛衣輪(ひいりんぐ)の登場によって予測不能の事態へと発展していく。

最後の“半ゾンビ”は、再び混乱に陥った世界を救うことができるのか。そして、守りたい人を守り抜けるのか――?

主演・関係者のコメント

新宮龍馬役/芳村宗治郎

今回初めてゾンビ映画でゾンビ役を演じさせてもらうことになり、ワクワクしています!そしてコメディ映画の主演は初めての挑戦ですが、とても光栄です。

ゾンビ映画でゾンビが主演というのは、少ないと思います。流石に喋らないわけにはいかないので、ゾンビはゾンビでも半ゾンビというなかなか珍しい設定です。最初台本を読ませていただいた時はコメディ全開な世界観に半ゾンビの主人公が共存していて、とてもユニークな企画で自分自身作品に期待しました。

主人公の半ゾンビは完全なゾンビになれず、現代社会の若者のように無気力なまま、生きている(?)やつです。そんな欠点だらけに見える彼でも、実はとても魅力的なキャラクターで物語が進むごとに彼の成長や意外な一面が見えてきます。自分はそんな彼の魅力をなるべく引き出すために、いろいろな表現に挑戦していこうと思っています。

この役を通じて、コメディの自由さやバカバカしい楽しさを自分なりに届けられるよう頑張ります。

プロデューサー/柳沢太介

小学生の時によく通っていた近所のレンタルビデオショップ。なぜかホラー映画コーナーは一番奥にあって“迂闊に近づいてはいけない場所”という雰囲気がありました。親には内緒でパッケージだけで選んだホラー映画を借りて深夜にこっそり見ていたあの頃。

“あぁ観ちゃいけないヤバいもの観ちゃったな”という感情。ホラー映画ばかりを観ていたと思ったら気がつけばB級映画ばかりを観るようになり、どれだけクソ映画(褒め言葉です)を発見できるか。という自分との戦いに明け暮れたあの頃。

レンタルショップが衰退した今の子供達はこういう思いを感じているのだろうか。そんな自分の映画の原体験を誰かにもしてもらいたいと思い今回の企画を考えました。

若手女性監督が撮った新しいゾンビのカタチ。ゾンビでありながらも1人の男として悩み、葛藤する主人公の生き様と彼の周りの少し変だけど憎めない人々を是非劇場で観ていただきたいです。

監督/太田えりか

この度、初めて映画の監督を務めることになりました。正直に言えば、経験やセンスで勝ち取った席ではありません。まだ学ぶことばかりの自分が監督を務めることに、不安や戸惑いもあります。

子どもの頃、「映画のエンドロールのどこかに自分の名前をいつか載せたい」という淡い夢を抱いていました。ゾンビ映画に出会い、その面白さに魅せられ、このジャンルをもっと日本に広めたいと考えて、いつか私がゾンビ映画の監督をするんだ!と思っていました。

まさかこんなに早く、しかも1番最後に出る“監督”として名前が載ることになるとは思っていませんでした。本当にラッキーな事だなと思い、夢は口にし続ければ叶うものだと実感しています。とはいえ、制作を進める中で、映画制作は自分が何を信じて、何を描きたいのかを常に問われるものだと実感しています。

この作品を通して学びながらも、今の自分にしか撮れない映画を形にしたいです。観てくださる皆さまに「面白い!」「こういう映画もアリだな」と思っていただける作品を届けられるよう全力を尽くします。

主演:芳村宗治郎

プロデューサー:柳沢太介

監督:太田えりか

公式X @zombie1_2  Instagram @zombie1_2_official 

#半分ゾンビ #MCINEMA

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紹介している情報は2025年10月時点のものです。詳細は各公式ホームページにてご確認ください。

DramasNote編集部

DramasNote編集長。
ちょっとしたことでビックリするようになった今日この頃。砂糖断ちしてからスイーツとか甘いものを食べなくなりました。最近は白州のハイボールに沼ってます。

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