【雲間の月は輝きて ～運命の恋人～】24話・25話・26話のあらすじとネタバレ感想。第3皇子の力を借りて宮中に潜入した容景は容楓を救出します。同じく潜入した第3皇子は、病身の皇帝に蕭妃の解放を迫るも、すでに蕭妃が死んだことを知り皇帝を殺してしまうのでした。
24話のネタバレあらすじ
第4皇子（夜軽染）に嫁いだ拓拔葉倩は、第4皇子に冷たくされて傷心します。
そんな中、第4皇子のもとに容景が雲浅月を連れてやって来ました。
容景は「明日迎えに来る」と嘘をつき、何も知らない雲浅月を見送ります。
その後、容景は宮中で捕らわれた弟の容楓を救出するため、謀反の証拠をネタに第3皇子（夜天逸）に「力を貸してくれ」と取り引きを持ちかけました。
牢獄では蕭妃と冷王爺が向かいの牢に投獄されていました。
牢獄に現れた皇帝は、蕭妃と冷王爺が過去に犯した姦通について問いただします。
冷王爺は自分が一方的に蕭妃を慕っていただけだと言い、蕭妃をかばいました。
また蕭妃は、自分の心にいたのは皇帝だけだったが 皇帝が心に留めたのは“あの卑しい女”だけだった、だから孤独に耐えられなかったのだと吐露します。
しかし、蕭妃の言葉は皇帝の心には響きませんでした。
皇帝が立ち去った後、皇帝お付きの宦官が冷王爺を刺し殺します。
それを目の前で見た蕭妃は、頼れる者を失った絶望から自害するのでした。
夜、第3皇子の力を借りて宮中に潜入した容景は容楓の救出に成功。
同じく潜入した第3皇子は、病身の皇帝に譲位と蕭妃の解放を迫ります。
しかし、すでに蕭妃が死んだことを知った第3皇子は衝動的に皇帝を殺してしまうのでした。
24話の感想
皇帝の口ぶりからすると、やはり第3皇子の実の父親は冷王爺だったようです。
だから皇帝はずっと第3皇子を疎んでいたのかと合点がいきました。
それにしても、まさか第3皇子が皇帝を殺してしまうとは予想外の展開。
第3皇子が完全に失脚する日も近いかもしれませんね。
25話のネタバレあらすじ
息絶えた皇帝を発見した第4皇子は、皇帝を殺した逆賊を捕らえるため精鋭を招集しました。
そこへ現れた第3皇子は、4皇子に逆賊の罪をなすりつけようとしますが、駆けつけた隠衛が、亡き皇帝の意向を明言します。
「正式な皇位後継者は第4皇子です」
勝ち目がないと悟った第3皇子は容景に嵌められたと言い出し、それを聞いた第4皇子は容景を捕らえるよう配下たちに命じるのでした。
一方、淇国の太子として生きることを決意した容景は雲浅月を守るため、雲浅月を冷たく突き返して永遠の別れを告げます。
宮中では、拓跋葉倩のもとに使いの者が現れました。
聞けば先帝が崩御して第4皇子が即位し、拓跋葉倩は貴妃に冊封されたとのこと。
一方で、即位した第4皇子こと夜軽染は、これから自分にのしかかるであろう皇帝としての孤独や重圧に押しつぶされそうになっていました。
夜軽染は牢屋にいる第3皇子に会いに行き、兄弟としての情を鑑みて命だけは助けるが天聖からは追放すると伝えます。
25話の感想
第4皇子はもとから皇位継承者であることが決まっていたのですね。
確かに皇帝は、第4皇子を特別かわいがっていたように見えます。
とすると、蕭妃の言っていた“皇帝が寵愛していた女”とは、第4皇子の生母のことだったのでしょうか。
それにしても、第3皇子はなかなかに可哀想な人です。
自分の本当の父親が冷王爺だとは知らずに皇帝を父親だと慕うも疎まれ続け、10年間 愛し合った雲浅月にも捨てられた挙句、母親まで亡くしてしまうとは。
第3皇子の悪事は決して許されることではありませんが、生い立ちには同情してしまいます。
26話のネタバレあらすじ
第4皇子こと夜軽染が正式に即位しました。
そんな中、兵を率いて雲王府に押しかけた秦玉凝は、容景と共謀して先帝を殺害した容疑で雲浅月を連行しようとします。
雲浅月は雲王府の皆を巻き込めないと思い、自発的に捕らわれました。
雲浅月を独房に入れた秦玉凝は、執拗な拷問で容景の居場所を聞き出そうとします。
そこへ駆けつけた新皇帝は雲浅月を救い出すも、雲浅月を診た太医から「妊娠1か月」だと知らされ愕然とします。
――もしもお腹の子の父親が逆賊で淇国人の容景だと知れれば、お腹の子は死を免れない。
そう判断した新皇帝は雲浅月とお腹の子を守るため、自分がお腹の子の父親になることを決意するのでした。
外では秦宰相を筆頭とする大臣たちが、逆賊の容景と共謀した疑いのある雲浅月を処刑するべきだと訴えていました。
新皇帝は雲浅月を守るため、大臣たちの前で「雲浅月は先帝の死に何の関係もない」と断言し、雲浅月を皇后にすると宣言。
さらに新皇帝は「雲浅月はすでに朕の子を身ごもっている」と言い、大臣たちを無理やり黙らせるのでした。
その後、新皇帝から「愛する女は雲浅月だけだ」と告げられた拓跋葉倩は雲浅月を拒絶するようになります。
26話の感想
無邪気で子供っぽかった第4皇子（夜軽染）が皇帝となり、少しだけ貫禄が出てきました。
容景との間にできた子を受け入れた上で雲浅月を娶るとは、雲浅月を愛する気持ちは深いようです。
夜軽染がこれほど心を尽くしても、おそらく雲浅月の心を得ることはできないのでしょうね。
報われない夜軽染がいつか闇落ちしてしまうのではないかと心配です。
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