【武則天-The Empress-】最終回(82話)のあらすじ・ネタバレ・感想。 | Dramas Note

【武則天-The Empress-】最終回(82話)のあらすじ・ネタバレ・感想。

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【武則天-The Empress-】最終回(82話)のあらすじ。

余命宣告を受けてしまった皇帝の李治(稚奴)。

彼は、残りの時間をすべて武媚娘に捧げることにします。

彼女に語った皇帝の本心とは……?


この記事では、ネタバレ感想をお届けします。

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【武則天-The Empress-】最終回(82話)のあらすじ

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李治=皇帝、稚奴(ちぬ)。

武媚娘は、皇帝の李治り・ちが意識を取りもどしたと聞き急いで侍医のもとへ。

ところが侍医は、皇帝の脈は消えんばかりに弱いため、最期に目を覚ましただけだろうと言うのです。

それは、余命宣告と同義でした。

目を覚ました李治は、武媚娘の姿を見て嬉しそうに笑い、手を握りながら「そなたの夢を見ていた」と話します。

本来であれば、家臣や子供たちを呼び皇帝としての言葉を遺すべき状況。

しかし、李治はそれを分かったうえで言うのです。

「そんな話のために残りの時間を費やしたくはない。武媚娘、外を歩こう」

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【武則天-The Empress-】最終回(82話)のネタバレ

永遠に稚奴のままで……

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

宮殿の外を歩きながら、李治はふと「朕はよい皇帝だっただろうか」と武媚娘に問いました。

李治にとって、先帝(李世民)の偉業はあまりに大きく、その偉大さがプレッシャーとして常にのしかかっていたのです。

先帝が築いた栄華の上であぐらをかいていただけだと思われたくないと、李治は吐露します。

すると、武媚娘は答えました。

陛下が残した“永徽律疏えいきりつそ“の書は、私が知る法典のなかで最も優れている

北方の賊軍を壊滅したこと

門閥貴族をつぶしたこと

これらを鑑みるかぎり、疑いようのないほど良い皇帝だと答える武媚娘。

李治は打ちあがる花火を見上げながら、いつの日かそなたと合葬されたいと語ります。

さらに、言葉を続ける李治。

「今宵のそなたは如意か?媚娘か。

そなたが誰でも構わぬ、私は稚奴のままだ」

稚奴のまま。

それは、如意に初めて出会ったときから変わっていない、如意を愛した自分のままずっと変わっていないという意味なのでしょう。

「朕が皇帝になったのは、そなたを守るためであり、そなたを得るためだった」

最期に李治は、そなたと花火を見ることが夢だったと言いながら涙を流し、静かに目を閉じました。

武媚娘は、亡くなった李治を腕に抱きながら「稚奴」と呼び……。

彼との思い出を反芻した武媚娘は「来世でも、再び夫になってください」と涙を流すのです。

武則天の誕生

李治の葬儀を終えた武媚娘は、その後、2代の皇帝を摂政で補佐しました。

摂政といっても、実際は武媚娘の独断場。

諫言をしにきた張柬之ちょうかんしをも抱き込んだ武媚娘は、やがて女帝となりました。

武則天の誕生です。

武媚娘が太極殿の前に姿を現すと、大勢の臣下たちが口々に「皇帝陛下、万歳!」と声を上げてひれ伏します。

武媚娘は歓声を浴びながら、大監の瑞安ずいあんにたずねるのです。

「私の敵は?」

「死にました」

「では、友は?」

「逝去されました」

「私の夫や、子供たちは?」

「2人のお子を除いて、皆亡くなりました」

武媚娘が目を閉じると、これまでに亡くなった人たちの顔が脳裏によみがえります。

ドラマのラストシーンは、老婆になった武媚娘が宮殿内を歩く場面。

会いに来た孫に、武媚娘は言いました。

「親や友が夢に出てきて、皆が“迎えに来た”と言う。だが、その中に彼1人だけいなかった」

神龍元年11月。武媚娘は上陽宮にて82歳で死去。

そして神龍2年、彼女は高宗(稚奴)と合葬された。

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【武則天-The Empress-】最終回(82話)の感想

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

最終話では、稚奴(皇帝)が亡くなってしまいました。

彼はもともと国のことや皇帝の座には興味がなく、ただ武媚娘を守るためだけに皇帝になった人。

普通、皇帝は死の間際になると、子どもや家臣をひとりずつ呼んで遺言を残すものです。

けれども、稚奴は家臣たちと話す時間は1秒ももうけず、武媚娘との時間にすべてを費やしました。

このことからも、稚奴にとっていかに武媚娘が大きな存在であるかがうかがえます。

稚奴にとっての人生=武媚娘といっても過言ではなく、だからこそ晩年の2人がずっとすれ違っていたことが悲しくてなりません。

稚奴の死後、武媚娘が女帝になった瞬間に、亡くなった人たちを回想するシーンが印象的でした。

韋貴妃からはじまり、楊淑妃や徐慧や公主と続き、最後の2人は李世民と稚奴。

最後が稚奴であり、そして回想の時間が1番長かったことから、武媚娘にとっても稚奴が最愛の人なのだと分かる瞬間でした。

前回 武媚娘は「私の心には、ずっと先帝がいます」と稚奴に言っていましたが、あれは本心ではなく、ケンカの中でつい出てしまった言葉だったのでしょう。

本作は【武則天】というタイトルですが、武媚娘が武則天になってからのストーリーは全カットでした。

要するに、本作は女帝・武則天になるまでがメインテーマだったということですね。

彼女が女帝になるまで本当にいろいろなことがありました。

入宮してすぐに波乱万丈な日々がはじまり、敵との戦い、愛と友情、そういったものが全て詰まっていて見ごたえのあるドラマでした。

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