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【シカゴ・ファイア】シーズン3。大切な仲間を失った隊員たち、悲しみを乗り越えて立ち直れるか!?

アクション

【シカゴ・ファイア】シーズン3ネタバレと感想。シェイを失うという悲惨な爆発事故に見舞われた51分署。家族のような仲間を失った悲しみは深く、隊員たちのその後にも大きな影響を及ぼすことになってしまうのです。

© 2015 Universal Studios.
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【シカゴ・ファイア】シーズン3あらすじ

悲惨な爆発事故でシェイを失ってしまった51分署。

ドーソンとセブライドの心の傷は深く、特に男女の仲を越えた絆で結ばれていたセブライドはショックから立ち直れず、一週間以上も無断欠勤したまま姿を消していました。

シェイを亡くし、一時は救助隊員を辞める決断をするセブライドでしたが、ケイシーの説得により、シェイの意志を胸に辞職を思いとどまることにします。

しかし、以前のように戻れず酒に溺れる日々を過ごしていたのです。

気分転換に訪れたラスベガスで、知り合ったばかりのブリタニーと勢いで結婚し、51分署に彼女を連れて戻ってきます。

唖然とする隊員たちをよそに、2人の愛は更に燃え上がっていきますが、実はブリタニーもセブライドと同じような心の傷を抱えていたのです。

セブライトは、ブリタニーとの結婚で立ち直るきっかけをもらいました。

しかし、逆にブリタニーは自分といることでいつまでも立ち直れないと感じたセブライドは、苦渋の決断を下すことに。

一方、シェイの相棒だったドーソンは、悲しみを抱えながらも消防隊員になる夢を捨てずにいました。

ところが、夫婦で同じ署に勤務できないという規則があるため、ケイシーとの結婚は足踏み状態に。

ボーデンの提案から、候補生としてケイシーの下で勤務できることになりますが、私生活とのバランスが取れずに2人の関係は悪化してしまいます。

ドナと結婚したボーデンは、彼女の出産が近づき落ち着かない日々を送っていました。

そんな中、51分署を訪れたある日、ボーデンとの口論中にドナが産気づいてしまいます。

ボーデンとセブライドは、消防車で病院に連れて行こうとしましたが、渋滞に巻き込まれ消防車の中で出産を迎えてしまいます。

無事に息子が生まれ胸をなでおろしたのも束の間、息子が体に問題を抱えていることが分かったのです。

出産を祝って訪ねてきた父親はガンに侵され、余命僅かであることも判明し二重の苦しみに悩まされることに……。

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【シカゴ・ファイア】シーズン3ネタバレと見どころ

なかなか立ち直れないセブライド

シーズン2最終話の爆発事故から1週間ほど経過したシーンから始まったシーズン3。

なんとその事故でシェイが亡くなっていたという衝撃のスタートでした。

シェイはシーズン1からのメインキャストで、様々なストーリーでの中心人物となっていましたが、あっけなく去ってしまい序盤から悲しい空気が流れていきます。

51分署の隊員たちがシェイの殉職を悲しみますが、中でもセブライドの悲しみは想像に難くありません。

一時はレズビアンのシェイを母親にするべく、精子提供を引き受けて一緒に子づくりしていた時期もありました。

今となっては、あの時2人の子どもができていたら……と悔やまれます。

シェイを失った衝撃と波紋は、今シーズン通して続いていくことになるのですが、とにかくセブライドの荒れようが凄く長く引きずることに。

救急隊を辞めることは思いとどまったものの、復帰後のカラ元気は見ていてとても痛々しく、ラスベガスに行ってしまった時には全財産使い果たしてくるのでは?と思えるほどでした。

ところが、なんと破産するという方向ではなく、結婚して妻を連れて戻ってくるという予想もしない展開に。

こんなクレイジーなセブライドと結婚する女性は、さぞクレイジーな人かと思えば至ってまともな女性でした。

彼女も大切な人(妹)を亡くすというセブライドと同じような境遇で、結局別れることになってしまいましたが、妹の死を乗り越えることができたら案外うまくいっていたのではないか、と思えるほど良い関係に見えました。

そして、シェイの死亡事故は、後半の放火事件へと繋がっていきます。

ドーソンとケイシーの苦悩

シェイの協力も得て、ドーソンにプロポーズするところまでいったケイシーでしたが、シェイの命を奪った爆発事故によって結婚は一旦保留となってしまいます。

結婚することを前提としていたので、他の署に配属予定となっていたドーソンでしたが、シェイの穴埋めのため救急隊として暫く51分署に留まることに。

そうこうしているうちに、ボーデン隊長の配慮で51分署で勤務できることになりました。

しかし、これがケイシーとの関係に大きな影を落とす事態に発展することになるのです。

勤務中は上司と部下、プライベートでは恋人という関係は、オフィスワークでも大変そうですが、消防隊という体育会系のお仕事では尚更バランスを取るのに苦慮することでしょう。

予想通り、関係が最悪な状態の時にドーソンは元カレのミルズにお悩み相談し、その場面を目撃してしまったケイシー。

この一件が引き金となって2人は婚約を解消してしまいました。

愛し合っていることに変わりはないのですが、なかなか上手くいかない2人…。

今後も、くっついたり離れたりを繰り返すのかもしれません。

はしご隊と救助隊が分裂の危機

ミルズは、念願の救助隊になれて喜んでいたものの、勤務中のケガの後遺症により消防士を続けることができなくなってしまいました。

悩んだ末、ドーソンの代わりに救助隊にはいって勤務することを決めます。

空きが出た救助隊は、セブライトの旧友ライスが配属されました。

セブライトは、妻を亡くし男手ひとつで息子を育てているライスの力になろうとしましたが、ライスの良くない評判を聞いたオーチスが署内でライスのうわさ話を広めます。

実際に、ライスは消火活動中に何かしらの理由をつけて救助活動を抜けていました。

オーチス含むはしご隊の隊員たちは、ライスに対して不信感を募らせ、これを機に仲の良かった救助隊とはしご隊の間に深い亀裂が生じてしまうのです。

ケイシーが潜入捜査官に!?

副業として工務店を営んでいるケイシーは、元消防隊員のネスビットが経営するストリップクラブの補修工事の仕事を請け負います。

時々、怪しい動きを見せるネスビットに不信感を募らせたケイシーは、引き続き仕事を依頼したいというネスビットの頼みを断り、関係を終わらせようとしました。

しかし、店が人身売買に関与している疑いがあり、ドーソンの兄で刑事のアントニオから協力を依頼されたケイシーは渋々協力することに。

絶対に事件に巻き込まれてしまうだろう、という予想を裏切ることなく、殺人事件にまで発展するゴタゴタに巻き込まれ命の危機となってしまったケイシー。

ケイシーは無事でしたが、彼の事を一番心配したのがドーソンでした。

ケイシーへの気持ちを確認するとともに、ケイシーの子どもを身ごもっていたのですから。

ドーソンの妊娠をきっかけに一気に結婚へ繋がるか!?

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【シカゴ・ファイア】シーズン3の感想

エピソード1からシェイ不在というショッキングなスタートでした。

ずっと出演しつづけて欲しいキャラクターだったので、残念に思う視聴者も多かったと思います。

降板理由は、どうやら【ルシファー】の主役に決まったからのようです。

シェイ役のローレン・ジャーマンは2016年から【ルシファー】のクロエ・デッカー役で出演

シェイの姿は回想シーンでしか見られませんが、最後までシェイが絡んだストーリが続いたことから、製作側のシェイへの愛が感じられました。

そして、クルーズやオーチスなどの脇役キャラの面白さが際立ってきました。

みんなが集まってのおふざけシーンでは、毎回クスっと笑わせてもらえ、緊迫したシーンが続いた後にホッとさせてもらえます。