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『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』7話のネタバレ感想。紗枝のスピーチに泣ける!

『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』7話ネタバレ感想。

今回は、紗枝が全校生徒の前でBL好きをカミングアウトしました。

紗枝のスピーチに涙する視聴者多数!

そして、スピーチを聞いた純が全校生徒の前で紗枝にキス!?

純はこのまま紗枝と交際し続けるのでしょうか!?

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『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』7話のあらすじ

学校の窓から飛び降りたことで、全治2か月のケガを負った純。退院して初めての日曜日、マコトさんと会いました。

純は開口一番「僕のこと、愛してる?」とマコトさんに問いかけます。愛してるよと答えるマコトさん。続けて純が「奥さんのことは愛してる?」と聞くと、マコトさんは「愛していない」と答えました。

すると最後に「僕と奥さんが同時に溺れてたら、どっちを先に助ける?」と質問をする純。
マコトさんは、その問いに答えることはありませんでした。

その後純は、カフェでケイトと顔を合わせます。

「逃げてもいい。でも自分からは絶対に逃げ切れないよ。だからどこかで自分と戦わなきゃ」

そんなケイトの言葉を聞いて、純は、紗枝のことが頭に浮かびました。自分が今やるべきことは、”紗枝と向き合うこと”だと思ったのでしょう。

紗枝と向き合うと決めた純は、学校に行くことにしますが……!?

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『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』7話のネタバレと感想

紗枝と向き合うことを決めた純

紗枝に「終業式には来てくれない?」と頼まれていた純。どうするか迷っていたようですが、登校することに決めました。

「逃げてもいい。でも自分からは絶対に逃げ切れないよ。だからどこかで自分と戦わなきゃ」

というケイトの言葉で、自分と向き合う決心がついたのだと思います。

自分と向き合うということは、(交際中の)紗枝と向き合うということでもあり、ゆえに登校すると決めたのでしょう。

紗枝は「安藤(純)くんがいない間、同〇愛についてみんなで話し合った」と教えてくれました。それを否定する人は誰もいなかったと。

それから純をイジめた小野の話になり、「小野くんも同〇愛について発言したんだよ」と言う紗枝。

“気にしないと言っても、実際にそういう人がいたら気になるはずで、なのにキレイごとだけを言うのは卑怯ではないか” 小野はそう言っていたそうです。

小野は、登校してきた純に何か言いたそうにしていました。もともとは友人なので、きっと謝りたい気持ちがあるのではないでしょうか。何か言いたいのに言えない小野がもどかしかったです。

紗枝のスピーチ

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終業式では、”絵のコンクールで入賞”した紗枝が表彰されました。

壇上にて紗枝は、先生からマイクを奪い取り、全校生徒の前で「私はBLが大好きでーーーーす!!」と叫びます。自分をさらけ出すことで、純に少しでも近づこうとしたのかもしれません。

あるいは、”ここにも本当の自分を隠していた人間がいるよ”と示すことで、苦しんでいる純を少しでも楽にしてあげたかったのかな?と思いました。

紗枝の独白スピーチは続き、BLを好きになった経緯や、BL好きがバレて友人を失ったことを話していきます。

そして自分がどれほど純に惹かれたかや、純と付き合えて幸せだったこと、けれど純がゲイだと知ってしまったことを、紗枝はみんなに語るのでした。

「私が会ったゲイであってほしくなかった彼はゲイでした」

また、純が壁をつくっていること、純が苦しんでいたこと、そんな純に少しでも近づきたいと思っていることを語る紗枝。

紗枝のスピーチは心に刺さる言葉ばかりで涙腺崩壊でした。とはいえ、涙腺崩壊しながらも、”暴露されて純は大丈夫……?”と思ったりもしました(笑)

純のことは言わず、自分のことだけをカミングアウトしていたならきっと文句なしのスピーチだった!

紗枝のスピーチは、これまで2人にどれだけ感情移入していたかで見方が変わりそうですね。
感情移入が深い人は涙腺崩壊だったでしょうし、逆に、それほど感情移入していない人が見たら冷めてしまったかも?

全校生徒の前で紗枝にキス。その心情は?

今回の7話は紗枝のスピーチが見せ場でした。紗枝のスピーチが深くなる度に止めようとする先生。逃げ回る紗枝。

生徒がひとり、またひとりと壇上に登り、先生を止めるシーンが印象的でした。

先生を止めた生徒たちはきっと、紗枝のスピーチに共感できる部分が多かった子たちなのだろうと思いました。“誰も本当の自分を分かってくれない”と、一度は苦しむ時期でしょうし。

中でも、亮平の言葉が印象的でした。

「彼女は、踏み潰されてきたもの、無かったことにしてきたものと、向き合おうとしている。なのに今とめたら、また無かったことになってしまう」

また、小野も壇上に上がり、純に向かって叫びました。

「お前はゲイで苦しんでたかもしれないけど、お前の勝手で振り回された三浦はどうなる?それでも気持ちに寄り添おうとする三浦に、お前はどう落とし前をつけるんだよ!!」

熱いです。青春です。壇上でのシーンは、まるで最終話のような盛り上がりでした。

小野の言葉を受けて、壇上に上がった純。そして、紗枝にキスをしました。

紗枝に「キスして」と頼まれたとは言え、純はどんな気持ちでキスをしたのでしょう。

純は”どれだけ頑張っても男性しか愛せない”ことを痛感したはずで、紗枝に対しては恋愛感情はないはずです。

それでもキスをしたのは、“紗枝は大切な存在”だと示すためだったのかもしれませんね。それから、謝罪の気持ちや感謝といった、さまざまな感情が入り混じっていたのかも。

次回の最終話では、そのあたりの純の心情も掘り下げて欲しいですね。純がこれからも紗枝と交際を続けていくのかどうか、その決断も見どころになりそうです。

Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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