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【玉昭令】4話・5話・6話のネタバレ感想|蓬莱図の断片

ファンタジー
(C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO.,LTD

【玉昭令】4話・5話・6話のあらすじとネタバレ感想。鏡の精と対峙した展顔と端木翠は、鏡の精が使者と取り引きをして蓬莱図の断片を手に入れようとしていることを知ります。また、鏡の精が人間の元神を奪ったのは、愛する夢蝶のためであることも知り……。

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4話のあらすじネタバレ

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展顔てんがんは迷夢の中で子供に刺されてしまいました。

すると、現実世界で昏睡している展顔の肉体から血が滲み始めます。

迷夢の中で負った傷は、現実世界の肉体にも現れてしまうのです。

現実世界で展顔の肉体を守っている温孤おんこ神医は、急いで法術を施し治療します。

一方、迷夢の中では展顔と端木翠たんぼくすいが、江夫人の体を乗っ取った“鏡の精”と対峙していました。

端木翠は“鏡の精”に、人間の元神を閉じ込めた目的を尋ねます。

鏡の精は、幽族の使者との取り引きのために、江夫人の簪を入手しようとしたのだと答えました。

端木翠は攻撃を仕掛け、江夫人の体から鏡の精を追い出します。

鏡の精を追跡すると、盲目の女性・夢蝶むちょうが男と一緒に歩いているのが見えました。

その男は鏡の精に体を乗っ取られており、また夢蝶も本物ではなく鏡像でした。

鏡の精は夢蝶の鏡像に「使者に蓬莱図の断片(江夫人の簪)を渡せば、永遠に一緒にいられる」と語りかけます。

そこへ、展顔と端木翠が乗り込むと、鏡の精はすべて夢蝶のためにやった事だと言いました。

鏡の精は、使者との取り引きは蓬莱図の断片を手に入れることであり、断片と引き換えに“人間になる方法”を教えてもらう予定だったと白状します。

端木翠は「幽族が人間になるには、千年の修練が必要であり近道はない。なぜ急ぐのか」と問いました。

鏡の精は、自分は千年を待てても、寿命が短い人間の夢蝶は待てないと答えます。

そして、鏡の精は誰も殺していないことを理由に自分の行いを正当化しますが、端木翠は人間の元神を閉じ込めた鏡の精の行いを許せませんでした。

すると、鏡の精は、迷夢もろとも端木翠たちを破壊しようとします。

破壊を止められるのは本物の夢蝶だけだと判断した端木翠は、現実世界の温孤神医に「夢蝶を迷夢に送り込んで」と伝言を送りました。

その伝言を受け取った温孤神医は、夢蝶を探しに行く前に紅鸞こうらんを結界で閉じ込めます。

「なぜ閉じ込めるの?」

「千年前、お前が私を邪魔して端木翠を死なせたからだ」

温孤神医はそう言うと、夢蝶を探しに行きました。

夢蝶を見つけた温孤神医は、夢蝶の元神を迷夢に送り込みます。

夢蝶が迷夢に入ったとき、ちょうど鏡の精と端木翠たちが対峙していました。

“本来の姿”になっていた鏡の精は、夢蝶に見られることを恐れて顔を覆いますが、夢蝶は構わず寄り添います。

2人の愛を目にした展顔と端木翠は、2人が一緒に過ごす最後の時間を与えました。

鏡の精は初めて会った時のことを思い出し、夢蝶に助けてもらったあの日から恋をし、ずっと見守っていたことを話します。

しかし、彼は実体のない鏡の妖怪であるため、いつも人間の体を借りて夢蝶に近づくことしかできませんでした。

夢蝶もそのことを分かっており、誰の体を借りても、それが彼だとわかっていました。

夢蝶はこの夢の世界で鏡の精と永遠に一緒にいたいと願います。

しかし、鏡の精は彼女に現実世界で生きてほしいと願い、最後に幸せな夢を夢蝶に与えて現実世界に帰しました。

鏡の精は“江夫人の簪”を端木翠に返し、最後に頼み事をします。

「私の修練を使って、夢蝶に光を取り戻させたい。夢蝶の目となって、この世の彩りを見てみたい」

端木翠が承諾すると、鏡の精は消滅しました。

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4話の感想

傷の治療を恥ずかしがる展顏が相変わらず純情でかわいらしい限りです。

端木翠に触られても拒絶しないところを見ると、すでに端木翠を好きになりかけているのかもしれません。

それにしても、今回の話は泣けました。

人間の元神を閉じ込めてしまったのはよくないことですが、愛のためだったことを思うと、鏡の精を憎めませんでした。

「鏡と人間の恋」って、字面にするとへんな感じがしますが、なぜか感情移入して泣けました。

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5話のあらすじネタバレ

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一足先に現実世界に戻った端木翠は、鏡の精から託された江夫人の簪を温孤神医に見せました。

すると、簪が蓬莱図の断片へと形を変えたのです。

かつて神仙の冊封後に消えたはずの蓬莱図が、なぜ人間界にあるのか。

そして、幽族は何のために蓬莱図の断片を集めているのか――端木翠たちには分かりませんでした。

そんな中、夢蝶の元神が肉体に戻り目を覚まします。

彼女の目は、見えるようになっていました。

また、迷夢に閉じ込められていた他の者たちの元神も、それぞれの肉体に戻り目を覚まします。

ところが、展顔の元神は戻らず昏睡したままでした。

端木翠の語りかけによって ようやく意識を取り戻した展顔は、療養のためしばらく草廬にとどまることに。

<天界/蓬莱

司法星君である楊鑒ようかんのもとに、ユニコーンが諸々の報告をしに来ます。

楊鑒は「端木翠の情債じょうさい箱は無事か?」と尋ねました。

(端木翠の「情」は情債箱に封印され、楊鑒の管理下にある)

ユニコーンは、少し揺れただけだと答えます。

<九獄>

幽族の長老は差し出された水を口から吹き出し「ここには綺麗な水もないのか……」と嘆きます。

「かつて、崇城の決戦で幽王が死ななければ、我らは九獄に幽閉されることもなかった!」

長老がそう嘆いていると、使者(黒服女)からの交信があり、鏡の精の死を知らされます。

また、黒服女は、蓬莱図の断片は端木翠が持っており、乾坤袋に保管されているから手が出せないことも報告しました。

「また端木翠か。その昔、わが崇城を攻め落とした女だ」

長老はまずは端木翠の法力を失わせると言い、具体的な策を黒服女に授けました。


紅鸞は端木翠の服を洗濯すると言い、着替えを手伝おうとしました。

その際、紅鸞は、端木翠が腰につけている“乾坤袋”を触ろうとして吹き飛ばされます。

端木翠は、「幽族は乾坤袋に近づけない。触ろうとすれば今のように体が傷つき死ぬこともある」と教えました。


草廬での療養を終えた展顏は、啓封府へ帰ろうとしました。

そこへ、月心湖で水死体が発見されたとの知らせが入ります。

端木翠と展顏が遺体を見に行くと、全身に蚊に刺された痕がありました。

端木翠は試しに、幽族に効く粉を遺体にふりかけてみます。

すると、遺体の体内から黒い影が逃げていき、今回もまた幽族のしわざかと思うのでした。

同様の患者は温孤医館に移され、端木翠と展顏は捜査のために月心湖へ赴きます。

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5話の感想

確か2話で、蓬莱図を用いて神仙を冊封したのは江易だという説明がありました。

なので おそらく、蓬莱図(簪)の最初の持ち主は江易だったのでしょう。

その簪が子孫である江文卿に受け継がれ、江文卿は妻の江夫人に贈った――という流れだと思われます。

現在は端木翠が乾坤袋に保管していますが、紅鸞が狙っていましたね。

ということは、紅鸞が黒服女(幽族の使者)なのでしょうか。

幽族の長老のセリフが、毎回毎回、世界観や設定の“説明台詞”なのが面白いです。

完全に説明要員になってる(笑)

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6話のあらすじネタバレ

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蚊の毒に侵された被害者たちが全員、物売りから砂糖漬けをもらって食べていたことが判明します。

展顔と端木翠が捜査を開始すると、幽族の“蚊男”が妊婦に砂糖漬けを売っていました。

端木翠は蚊男に近づこうとしますが、一瞬目を離した隙に逃げられてしまいます。

一方、蚊男の妻である蚊女は、蚊男がさらってきた人間の子供を逃がそうとしました。

しかし、ちょうど帰ってきた蚊男が子供を殺し「お前が無事に子を産むのに必要な血だ」と言うのでした。

蚊女は、これまでにくれた血も人間の血だったのかと驚き、もう人間を殺さないでとお願いします。

夜。

追跡を続けていた端木翠たちは、ようやく蚊男と対峙しました。

ところが、端木翠は蚊の毒で幻覚に襲われ、過去の記憶が蘇ります。

その記憶は、母親と自分が棺に閉じ込められている記憶でした。

端木翠は気を失いかけますが、温孤神医と紅鸞が助けに駆けつけます。


いまだに蓬莱図の断片をゲットできない幽族の使者(黒服女)は、幽族の長老に助けを求めました。

すると、長老は神仙を閉じ込めることができる“隔仙陣”の陣符を黒服女に渡し、「忘れるな、お前の命は私が握っている」と釘をさします。

黒服女はその陣符を持って蚊男に会いに行き、交渉を持ちかけました。

「端木翠から蓬莱図の断片を奪えば、お前の妻子を守ってやる」

蚊男が二つ返事で引き受けると、黒服女は隔仙陣の陣符を蚊男に渡し「この陣は神仙を閉じ込めることができ、法力を弱めることもできる」と教えました。


人間界に降りてきた楊鑑は、温孤神医に「端木翠はどこだ」と尋ねます。

温孤は「蚊男を捕まえに行った」と教えました。

すると、楊鑑は血相を変え「彼女は幼い頃に母親と生き埋めにされ、全身を蚊に刺された。だから蚊を最も恐れているのだ」と話します。

それを聞いた温孤は、紅鸞を連れて急いで端木翠を探しに行きました。

その頃、展顔と端木翠は蚊男の居場所を突き止めていました。

しかし、隔仙陣に閉じ込められてしまったため端木翠は法力が使えません。

展顔は端木翠を連れて逃げたものの、隔仙陣の中は迷宮のようになっていて出られないことに気づきます。

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6話の感想

これまでに登場した幽族は、みんな愛のために悪さをしている気がします。

もしかすると、幽族は愛情深い種族なのでしょうか。

展顔はいつもの役人姿も素敵ですが、今回のような普通の姿着も似合っていました。

夫婦役にかこつけて色々とねだる端木翠が面白かったです。

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本ページの情報は2023年3月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。