PR
PR

Netflix【I-Land 戦慄の島】リミテッドシリ-ズ。孤島に閉じ込められた男女10人。キーワード39は何を意味するのか?

SF
©1997-2019 Netflix,lnc.

Netflix【I-Land 戦慄の島】リミテッドシリーズのネタバレ。

気がつくとそこは、青い海に囲まれた孤島だった。

いつどうやってやって来たのか、自分が誰なのかも分からない記憶を失くした10人の男女。

それぞれが答えを求めて扮装するも、なぜか全て39という数字に行きつく。

数字は何を意味しているのか。なぜこの孤島にいるのか……。

PR

Netflix【I-Land 戦慄の島】あらすじ

ある孤島の離れた場所で目覚めた10人の男女は、自分が誰なのか、なぜそこにいるのかも分からずにいました。

目覚めた場所近くに置かれていた”アイテム”を手に、同じ服装をした10人が合流します。

お互いに素性も分からないため警戒しながらも、少しずつ仲間意識を持つようになりましたが、なぜかKCはチェイスに敵対心をむき出しにしていたのです。

名前は何なのか。

その時、ひとりの女性が隣にいた女性のシャツのタグを確認。

そこには、その人の名前と思われるものが書かれていました。

チェイス、KC、クーパー、モーゼス、ブレア、メイソン、ドノバン、テイラー、ヘイデン、ブロディの10名。

名前が分かった所で、彼らはこれからどうするかを話し合い、チェイスはまずブロディと島を探索に出かけました。

島の内部には真水の美しい滝があり、その雰囲気に飲まれたのかチェイスとブロディがキスをします。

ところが、ブロディがチェイスに襲い掛かり危うく乱暴されかける事態に。

チェイスは、戦闘能力があるようでブロディから逃げて無事でしたが、その後2人の関係は険悪状態となります。

チェイスは、ブロディに襲われたと他の女性にも気をつけてと注意喚起をしましたが、その後KCは”自分のミス”でブロディに乱暴されてしまったようです。

チェイスが何かにつけてブロディに絡んでいることもあってか、「場の空気が悪くなる」と阻害されていくようになります。

そんな中、クーパーという男性がチェイスに近づいてきました。

彼はみんなをまとめたり、トラブルを回避しようとするなど誠実な男性で、チェイスも彼には”ある秘密”を話したりするようになります。

ところが、チェイスとブロディが言い争った翌朝、ナイフで刺されて死亡したブロディの死体が浜で発見されました。

みんなはチェイスが犯人だと思い込み、彼女をテントから引きずり出したのです。

自分はやっていないと訴えますが、誰も信用してくれません。

それどころか、逃げようとするチェイスを皆で取り押さえ、KCが流木で殴って失神させたのです。

時間にして10分ほど、チェイスは気を失っていましたが、実はこの10分の間に彼女はまったく別の場所で数日間過ごしていたのでした。

PR

【I-Land 戦慄の島】のネタバレ

シチュエーションは【LOST】。でも……?

美しい孤島の浜辺が背景ということもあり、【LOST】を思わせるような雰囲気で始まりはドキドキでした。

【LOST】の時は、飛行機の墜落事故でしたが、不思議な世界観で表現されていましたね。

確かに【I-Land 戦慄の島】も美しいシチュエーションですが、衝撃的な展開が待っている感じがするとか、謎が多すぎて訳が分からないというようなスタートではありません。

どちらかというと、淡々とストーリーが進むような印象です。

【LOST】のような展開を望んでいる方には不向きかもしれませんが、謎解きは苦手だけど好きという方には優しい作品だと思います。

早い段階で謎バラシでストレスフリー?

彼らがなぜその場所にいたのか、なぜ記憶を失くしているのか、彼らの正体は何なのかは、意外に早い時点で明かされます。

1~2話で”39”という謎の数字が出てきたり、”帰り道を見つけろ”という看板が出てきたり、チェイスの近くに置かれていたアイテムの中には”島の所有物”と書かれていると同時に、小型機械が仕込んであったり。

39に携わるヒントは複数ありました。(39についての詳細は下記にあります)

「ふむふむ」というくらいのノリで鑑賞して頂くのが丁度いいと思います。

3話では、彼らが実は犯罪者でどんな行動をとるのか、どんな考え方をするのかという試験的な実験が行われていると言う感じです。

記憶を失くしているのは、改めて彼らの人間性をみるというような感じですが、実際に記憶を取り戻したら殺し合い始まるという流れ。

それを回避させるために記憶を取り除いていました。

彼らがいるのは潜在意識の中

彼らは本当に浜辺にいるわけではなく実験場にある水の中に浮いていて、頭に機械を取り付けられて眠っている状態。

ただ、脳に現実と思わせているため味覚や聴覚、感覚もあって実際に自分がそこにいるかのように思えるのです。

しかも、もし潜在意識で死んでしまえば実際の体も死んでしまうというオプション付き。

通常は、目覚めさせなければ起きないものの、チェイスはなぜか自力で目覚めてしまい、刑務所の所長から全てを聞かされました。

潜在意識の中に戻された後、みんなに真実を言ってもだれも信じてくれないどころか、チェイスを縛り上げようとします。

そこに、所長が送り込んできた男女1名ずつの刺客が登場。

刺客の名前はボニーとクライド。

そう、あの伝説の犯罪者のボニー&クライドです。

彼らは、”逃げたら狩り殺す”と脅し、監視役としてやってきました。

実際にテイラーが島から脱出した先に現れ、彼女に”チキンスープ”を提供します。

空腹だったテイラーはスープを平らげました。そんな彼女にボニーはこう言って去ったのです。

「島にはチキンはいないわ」

そしてテイラーが左手に舞われている包帯に気づいて外してみると、何と指5本が切り取られていました。

このシーンは、カメラをズームアウトしているので、そんなにオカルトチックではありませんのでご安心を。

ただ、彼ら2人は全く容赦しないという感じです。

PR

【I-Land 戦慄の島】を観た感想

チェイスは、母を殺害した罪で服役していましたが、実際は夫であるクーパーが犯人でした。

さらに、彼はチェイスと一緒に居たいがために彼女を逮捕させて刑務所に入れたということも判明したのです。

それぞれが冒した犯罪がフラッシュバックで描かれ、すべてを思い出した瞬間に同じように犯罪を犯してしまうという、異常犯罪者の性というものを追及したような内容でした。

チェイスが他の9人と足並みがそろわないのは、彼女ひとりが犯罪者ではなかったからという比較的な部分を映し出すためだったのかもしれません。

早々にネタバラシがあるので考察意欲は湧きませんが、興味深々で観るといった感じに向いてる作品だと思います。

また、キーワードとして出てきていた39という数字。

どんな謎があるのかと思っていましたが、実験を行った科学者が言うには「 潜在意識に現実世界のヒントを与える効果」ということ。

これは言わば謎ではなく、ただの暗号

囚人の部屋から電気椅子までの歩数が39歩ということでした。

島にいた人物は、自分が死刑囚であることも知らないし、電気椅子までの歩数と言われても知っているわけがありません。

さらに、そんな暗号を盛り込んだのは、科学者の単なる遊びだったというオチ。

ここはちょっぴりガッカリな印象。

もう少しひねった謎であればスッキリしたのではないかと思います。

PR

【I-Land 戦慄の島】作品情報

【製作】

アメリカ

【配信】

Netflix

【監督】

アンソニー・ソルター

【キャスト】

ナタリー・マルティネス、ケイト・ボスワース、ロナルド・ピート、カイル・シュミット、シビラディーン、ジル・ギアリー、アンソニー・リー・メディナ、コタ・エベルハルト、ミシェル・ベインティミラ、アレックス・ペティファー、クララ・ウォン、ケイリン・デュレル・ジョーンズ、ブルース・マクギル、マリア・コンチータ・アロンソ、サブハッシュ・マンダル