『イノセンス 冤罪弁護士』3話ネタバレ解説と考察。黒川敗北は彼が変わった理由に繋がる伏線か? | Dramas Note

『イノセンス 冤罪弁護士』3話ネタバレ解説と考察。黒川敗北は彼が変わった理由に繋がる伏線か?

黒川弁護士の机に、いつも以上に積まれていた書類が雪崩を起こし、和倉弁護士の堪忍袋の緒が切れようとしたところで、腹痛で苦しんでいる黒川弁護士を見つけます。

ところがなんと原因は食べ過ぎ。一見、だらしないような黒川ですが、実は学生時代は全く正反対の人物だったのです。

それでは『イノセンス 冤罪弁護士』3話ネタバレ解説と考察です。

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『イノセンス 冤罪弁護士』3話「振り返り」あらすじ

和倉弁護士は、湯布院(志賀廣太郎)から、黒川が弁護士を目指す前は今とは正反対の人物だったと聞かされますが、変わってしまった理由について湯布院は、お茶を濁していました。

そんなある日のこと。テレビ日本編集者の有馬聡子(市川実日子)が、青ヶ島病院の看護師・白山美紀(青野楓)を保駿堂法律事務所に連れてきました。

白山は、心肺停止で亡くなった13歳の患者の医療ミスで逮捕された雲仙医師(平岳大)の冤罪を晴らしてほしいと依頼してきます。

病院内部の告発により、雲仙一人だけに罪を擦り付けた病院側のやり方に、不信感を抱いた白山。

ポイント

雲仙医師は、平成30年11月2日に13歳の少女の手術を執刀していましたが、何の前触れもなく人工心肺が数分間停止。患者は意識が戻らないまま、翌日心不全にて急死してしまった。

黒川と和倉は、雲仙医師に接見し”遺族側に直接説明しようとしたところ病院側に止められた”ことを聞かされます。

それでも雲仙は、患者を救うことができなかったのは事実だと責任を感じ、弁護を依頼するつもりはありませんでした。

しかし黒川は、娘がなぜ亡くなったのかを知りたいだけという遺族側のためにも、事実を明らかにする必要があると話し、弁護をさせてもらえないかと伝えたのです。

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3話の見どころと考察

黒川が変わった理由とは?

黒川弁護士が、大学3年生の時に理工学部から法学部へ変更していました。かつて和倉が有馬から聞いた話によると、黒川が変わっている人物というよりもその頃に変わったとのこと。

黒川の父・真(草刈正雄)は最高検察庁の次長検事ですが、黒川拓が弁護士になってから絶縁状態にあります。

しかも、冤罪を晴らすことがどんなに危険なことかと言っていたこともあり、冤罪に対する考え方が違うのも原因のようです。

ただ、黒川検事がなぜそこまで冤罪を晴らすことを危険視しているのか。このあたりが黒川弁護士がわった理由を解く鍵となりそうですね。

また、黒川弁護士の母親の存在に触れていないのも気になります。もしかしたら母親が何らかの事件に巻き込まれた可能性も考えられますね。

雲仙は誰かを庇っているのか?

今回の医療ミスの一件では、すべて自分の責任だという雲仙。ただ、白山は雲仙と研修医の話を聞いており、研修医は自分のミスだというものの、雲仙はそこでも執刀医とする自分の責任だと話していました。

しかしこの時、普通であれば病院側は研修医ではなくベテラン医師を守るはず。病院側が雲仙を守らないのは不自然だと誰もが感じていたのです。

たとえ、雲仙が研修医を庇っていたとしても、逮捕の決め手は内部告発。何者かが警察に雲仙医師が医療ミスを起こしたと通報したということです。

ただ、何もかも”冤罪”の可能性があるということは、ある意味”罠”があるような気がしてなりません。

内部調査報告書は嘘だらけ!?

黒川と和倉は、内部報告調査書を持参して、雲仙に接見に向かいました。しかし、雲仙によると内部調査報告書はまったくのデタラメだというのです。

ポイント

・臨床工学医師は立ち会っていない。

・人手不足ということもあり、実際に人工心肺を操作したのは研修医の赤城。

・雲仙は、「血液流量を毎分5ℓに上げろ」との指示はしていない。

・あとで作動記録を確認したが、研修医の操作ミスではなく人工心肺機器はなんの前触れもなく停止した。

・病院側にも詳細を説明している

黒川弁護士が言うには、問題はこの調査報告書が病院側から提出されているということでした。

病院側は間違いなく、雲仙ひとりに責任を負わせるつもりでいるようで、このままでは患者を救えなかったというだけではなく、少女の死の真相も明らかにされません。

病院側の徹底した隠ぺいを危惧する雲仙に、黒川は自分が徹底的に調べて闘う事を約束したのです。

ただ、医療ミスの裁判は相手が専門であることから非常に難しいと言われています。黒川は、この危機をどのように乗り越えるのか、3話では難しい案件を解決するのが最大の見どころです。

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事件解決の決め手は?

人工心肺に機械的な欠陥があるなら、また同じ事故が起こる可能性もあります。調査して、人工心肺が止まった理由を証明すれば、この裁判は勝利を勝ち取ることができるとのこと。

しかし、手術に関係した医師たちは全員が口を閉ざし調査は進みません。そんな時、白山看護師から、研修医の赤城が裁判で証言してくれるとの連絡が入りました。

赤城研修医は、自分のミスで患者が亡くなったかと思うと怖くて仕方がなかったけれど、このまま雲仙医師だけに責任を押し付けたくないという理由で協力を申し出たのです。

また黒川と和倉は、青ヶ島病院に入院する患者と話し、病院が隠したがっていることに近づいていきました。

・洗濯室の故障した洗濯機はずっと修理されておらずケチな病院という印象。

・11月2日に部屋のテレビが急に映らなくなって、看護師に言ってコンセントを差込み直したらついた。

・「この病院はいろいろと分かりにくい」こと

雲仙が手術中に人工心肺が停止、その後コンセントを差込直したら電源が入ったと雲仙自身が証言していることと、患者が話していることがここで合致しました。

また、テレビの電源が落ちたのは11月2日の午後4時頃で雨が降っていたということ。ちょうどその日も雨が降っていて、手術当日を同じ環境にあることから黒川は病院の屋上で見つけた”あること”に確信を持ちました。

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黒川が実証実験にこだわる理由と秋保が協力する理由は?

黒川弁護士の性格は弁護士には向いておらず、科学者向きだという秋保。だからこそ、余計なことにこだわって苦しむことになると言います。

科学者は実験で立証すればスッキリしますが、事件で誰かが亡くなっている以上、裁判で冤罪を晴らしても亡くなった人が生き返るわけではないし、遺族が喜ぶわけでもないとのこと。

黒川は秋保が言う通り、根っからの科学者であり実証することにこだわりがあるようですね。冤罪を晴らすのは弁護士としてはスッキリするかもしれませんが、”遺族が喜ぶわけではない”という言葉が引っかかります。

黒川がもし”遺族”という立場であるとするならば、彼は科学者としても弁護士としてもスッキリすることはないということでしょう。

やはり、黒川が変わった理由は彼の家族に関係があるのかもしれませんね。

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黒川敗北!? 無罪を勝ち取れなかった!

今回の裁判では、無罪を勝ち取れなかった黒川。また、遺族側にも”結局、娘は何で亡くなったのか?”と言われてしまう始末でした。

病院側の整備不良よるものなのか、裁判で有罪が認められた医療ミスによるものなのかと……。

3話はスッキリする内容ではありませんでしたが、この件が黒川の抱える”何か”と繋がっていくのかもしれませんし、黒川が変わった理由についての伏線になっているようにも思えます。