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【ナルコス】シーズン3ネタバレと徹底解説。ペーニャの戦い、舞台はカリへ!

クライム
作品紹介

【ナルコス】シーズン3ネタバレと解説。エスコバル亡き後、コロンビア一の麻薬王となったカリのヒルベルトは帝国を守りつつ引退する計画をしていた。ペーニャは彼らの野望を阻止できるのか?

© Netflix,lnc.
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【ナルコス】シーズン3あらすじ

DEA捜査官ペーニャは、カリ・カルテルを潰すためコロンビアに戻ってきた。

カリ・カルテルのリーダー・ヒルベルトは、エスコバルの二の舞は踏むまいとコロンビア政府と「自首」する方向で交渉をしていた。

密売ルートも工場も明け渡すが最低限の収監でこれまでの罪も免罪になり、大金も保持することができる「自首」である。

大統領もガビリアからサンペール大統領にかわり、やはり穏便な解決を望んでいた。

ヒルベルトは仲間や同盟グループに、「政府当局と、6か月後にコカイン取引から手を引く交渉をしている」と発表する。

売り上げの分け前もたっぷり渡すから、この6か月は安心して好きなだけ稼いでくれと話す。

しかし、パジェ北部のグループは納得していなかった。

同じ頃、ペーニャもコロンビア政府とカルテルの解体をめぐる取引があり、アメリカもそれを支持していることを知って虚しさを感じていた。

ヒルベルトたち幹部は、「自首」の条件が決まるまで逮捕を避けるため身を隠し、麻薬帝国を仕切っていた。

そんな中、カルテルの不始末で毒ガス漏れ事件が起こり4人の犠牲者が出た。

しかし、ガス会社による事故だと片付けられた事で憤りを感じたぺーニャは、また戦う事を決意する。

早速、DEAの2人の部下ファイストルとヴァン・ネスをカリに派遣した。

初めは手探り状態の2人だったが、ひょんなことからヒルベルトの隠れ家を見つける。

ペーニャとマルティネス大佐も作戦に加わり、汚職警官を出し抜いてヒルベルトを逮捕する。

しかし、これはコロンビアもアメリカも望んだ結果ではなかった。

暴力を避けたい者たちには悪夢の始まりだったのだ。

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【ナルコス】シーズン3ネタバレ。ホルヘとペーニャの活躍

ホルヘの活躍

ホルヘ・サルセドはシーズン3の主役と言ってもいいだろう。

彼は堅気で、軍の先輩コルドバに誘われカリの警備担当になった。

カルテルの仕事を抜けたいのに、有能すぎてミゲルに気に入られ抜けられない。

しかし、持ち前の知力と強運を武器にカルテル解体の立役者となる。

そんなホルヘの活躍の流れをまとめてみた。

ヒルベルト逮捕の件でコルドバが密告者と疑われ処刑される。
次は自分の番だと思い、DEAに連絡を取り保護を求める

DEAからミゲルの隠れ家の情報が保護の条件だと告げられる

ミゲル出席のパーティーの情報を流すが、DEAはホルヘを信用せず準備をしてこなかった。

ミゲルの隠れ家の情報を流すが、家宅捜索時、秘密の壁の中に隠れたミゲルをDEAが見つけられず失敗

隠れ家から次の隠れ家への移動中のミゲルを捕獲をするという作戦を提案するが、作戦実行直前にホルヘが密告者だとミゲルにバレる

殺される寸前にDEAがホルヘを救出し、家族の救出も成功。ミゲルは逮捕される

サンペール大統領の買収の証拠がないとミゲルたちが出所する可能性がある、とペーニャに指摘され、全てを知るカルテルの会計士パロマリ確保のため再びカリへ

知力を発揮し、パロマリの居所を突き止め確保に成功

ペーニャの活躍

シーズン1とシーズン2ではパブロに騙されてロス・ペペスに情報を漏らし、しかもそれがバレて最後まで任務を全うできなかったペーニャだが今回は違った。

ペーニャの活躍もまとめてみた

☑ヒルベルト逮捕時、様々な作戦を立て、ヒルベルトを守ろうとする汚職警官を出し抜く

☑ミゲル逮捕時、汚職国防大臣にわざと家宅捜索の情報を流し罠にかけた

☑「カリの幹部は選挙で大統領の献金したため、訴追を免除された」と新聞社に証言し事件を公表した

以上により、ヒルベルトの交渉は失敗し、ロドリゲス兄弟はアメリカに引き渡された

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【ナルコス】シーズン3補足情報

事実に着想を得た創作

【ナルコス】は ”事実に着想を得た創作”である。

今回大活躍したぺーニャだが実際はコロンビアには戻らず、カリ・カルテルに対する作戦にもかかわっていない。

シーズン3においてのペーニャの活躍はフィクションである。

ペドロ・ぺスカルの弟が出演

6話と7話に登場するパチョといい仲になる美少年のウエイターは、ぺーニャ役のペドロ・パスカルの実の弟Lucas Balmacedaである。

パスカルの家族はパスカル誕生後チリからアメリカに移住し、パスカルはそのままアメリカで育ち教育を受けたがルーカスは3歳でチリに移住し、そこで育ちチリで俳優をしている。

ホルヘたちの映像情報

シーズン3は、ホルヘがカルテルから逃げることができるか、生き残ることができるか、目が離せずハラハラするところがキモで、サスペンスさながらの展開である。

しかし、そのホルヘ・サルセドはカリ・カルテルメンバー同様実在の人物で、多少脚色は入っているものの、ほぼ本当にあった事だという。

また、本物のホルヘが制作にも協力したというから驚きである。

NETFLIXオリジナルドキュメンタリー【世界の麻薬王:その光と闇 カリ・カルテル】では本人の証言を見ることができる。

DEAのファイストルやミゲルを逮捕したセラーノ将軍も取材に応じている。

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【ナルコス】シーズン3の感想

シーズン3は本当に面白い。

ホルヘの一連のストーリーが特に面白いのは言うまでもないが、ナベガンテもいい味を出している。

ホルヘは銃を持たずにサラサール家に「話し合い」に言ったが、銃を突き付けられ、結局 銃を持ったナベガンテに助けられる。

そして、銃を持たない変わったやつだとホルヘを気に入ってたナベガンテが、ホルヘに殺されてしまうのは少し皮肉だった。

シーズン1やシーズン3でちらっと出てくるキキ・カマレナが、いよいよ【ナルコス】メキシコに出てくる。

キキ・カマレナはどんな運命をたどるのか。

マイケル・ペーニャ、ディエゴ・ルナという豪華キャストに期待大だ。