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【麗姫と始皇帝】1話と2話のネタバレ感想。キングダム好きにはたまらない!

アジアドラマ
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【麗姫(レイキ)と始皇帝~月下の誓い~】1話と2話のネタバレ感想。本作は、人気漫画【キングダム】にも出てきた嬴政が始皇帝になるまでを描いた物語。そこに恋愛要素も加わり叙情的な仕上がりとなっている。1話はドラマの軸となる3人の背景が描かれ、2話ではその3人が出会う。

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【麗姫と始皇帝】ネタバレ1話

祖国の未来

公孫家の娘であるれい(ディリラバ)は、2人の兄弟子とともに、祖父であり師匠でもある公孫羽こうそんうのもとで武術を学んでいた。

彼女たちの祖国(衛の濮陽ぼくよう)は魏に侵略されて属国となった上に、衛王は別の地に移されて秦国の支配下に置かれている。

そんな祖国の未来を案じる公孫羽は、弟子の荊軻けいかと麗を連れて剣客の盖聶こうじょうに会いにいき、「秦国に対抗するために力添えをしてほしい」と頼む。

盖聶はもともと秦国の人間だったが、国の内情に嫌気がさして秦を去った人物。

盖聶は世情には関わらない主義だからと仲間になることを拒んだが、その代わりに「秦国の大将軍が濮陽を侵略しようとしている」と教えた。

それを聞いた麗たちは、一番弟子の韓申かんしんと合流し交戦の準備をはじめる。

いざ交戦が始まると、公孫羽は1人で敵と戦い、この戦で死んでしまった。

一方、弟子の韓申・荊軻・麗は民を安全な場所に救出した。

秦国の内情

秦国の狩場では、秦王の嬴政えいせい(チャン・ビンビン)が獲物を捕らえることに成功するが、嫪毐ろうあいの許可なく持ち帰れないと配下に言われる。

嫪毐はただの宦官なのだが、太后の情夫であるため誰も逆らえないのだ。

太后は嬴政の母親。

なお、嫪毐は宦官として王宮に送り込まれたが、実は去勢していないとする説が濃厚である。

嫪毐は太后の権力を笠に着てやりたい放題しており、人目もはばからずに太后とむつみ合うこともあった。

そんな彼に我慢ならなくなった嬴政は、近いうちに嫪毐を始末するつもりでいた。

嫪毐の反乱

元服式の日。

嫪毐は兵権を乱用して兵士を集め、嬴政を殺すべく謀反を決行した。

殺らなければこっちが殺られると命の危険を感じたからだ。

しかし反乱軍はあっけなく一掃され、嫪毐は腹心とともに逃亡する。

一方の嬴政は、嫪毐の謀反を止めなかった母親・太后に会いに行き 剣を突きつけた。

そこへ、相国(宰相よりも上の位)の呂不韋りょふいがやって来て止めに入る。

太后は逃げるように呂不韋の後ろに隠れると、「助けて」と呂不韋に縋りつく。

太后と呂不韋はかつて恋人だった。
文献によっては、嬴政の父親は呂不韋だと記述されているものもある。

嬴政は、謀反に加担した罪で太后を幽閉すると言い渡した。
「麗姫と始皇帝」出典:Amazon.co.jp

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【麗姫と始皇帝】ネタバレ2話

嬴政の屈辱

嬴政えいせい人質の子として趙国で生まれ、幼い頃から辛酸をなめ尽くしてきた。

秦に帰国した彼は13才で即位したものの、実権は華陽太后と呂不韋りょふいが握っていたため ここでも屈辱を味わうこととなった。

そんな嬴政は、積年の屈辱を晴らすべく親政に踏み切る。

親政とは、王が自ら政治を行うこと

王宮で猛威をふるっていた嫪毐ろうあいは、先日の謀反失敗により事実上破滅した。

それにより、嫪毐の後ろ盾であった呂不韋の権勢も地に落ちかけている。

嬴政にとっては、邪魔な2人の権勢が同時に失われつつある今が、親政に踏み切る絶好のチャンスなのだ。

親政を始めて間もなく、配下から「逃亡中の嫪毐が洛陽らくようにいる」と報告を受けた嬴政は、腹心を連れてお忍びで洛陽へと赴いた。

立ち寄った酒屋では、女性にしつこく絡む暴漢がいた。

見かねた嬴政が暴漢を追い払おうとすると、同じ居酒屋に来ていたれい荊軻けいかが助太刀をしてくれた。

男装した麗と荊軻は、師匠が死に際に言い残した人物(魯勾践ろこうせん)に会うため洛陽に来ている。

義の心を持つ麗たちを気に入った嬴政は、共に飲もうと誘い意気投合する。

嫪毐の捕縛

嫪毐に会いに行った呂不韋は、「嬴政に捕まれば残虐な刑を受けることになるだろう。だが私ならば、ひと思いに殺してやれる」と話す。

しかし嫪毐は、「あんたは太后と恋仲だった過去を精算するために、太后に俺をあてがったくせに」と悪態をつく。

そこに嬴政が現れ、配下に嫪毐を捕獲させた。

その後。

酒屋で麗と再会した嬴政は、現れた嫪毐の手下に襲撃されそうになるが、麗が身を呈してかばってくれた。

その際に胸を刺された麗は、意識を失ってしまう。

嬴政は麗を抱きかかえて、衛王の屋敷へ連れて行き治療させる。

嬴政は、衛王をこの地に移して監視下に置いている。

治療をした医師は、麗が女性であることを嬴政に告げた。

鵠落こくらく剣法

鵠落剣法を習得した者は、一国を倒せる力を得ると言われている。

鵠落剣法の剣譜を手に入れたい夏侯央かこうおうは、公孫羽が継承者に違いないと当たりをつけていたのだが、公孫羽は先日の戦で死亡した。

“孫娘の麗に剣譜を預けたに違いない”

そう予測した夏侯央は、麗を捕らえるよう配下に命じる。

その命令を受けた刺客たちは、麗が宿泊している宿に押し入るが、そこに居たのは男(荊軻けいか)だけだった。

刺客たちは、逃げる荊軻を追いつめて捕らえようとするが、魯勾践が現れて荊軻を守った。

(魯勾践は荊軻たちが探している人物)

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【麗姫と始皇帝】感想1話

現在 乗りに乗っている大人気女優のディリラバが主演のラブ史劇。

彼女が演じる麗は、可愛らしい外見だけでなく凛とした内面を持つ女性で、1話からその魅力がうかがえました。

相手役のチャン・ビンビンは、一癖あるような役を演じることが多いのですが、今回もその片鱗が見えます。

ちなみに、同じ事務所のこの2人は本作が3度目の共演。

作中の時代背景は、日本の人気漫画【キングダム】と多少かぶっているので、キングダムが好きな方なら一層楽しめるかと思います。

太后と呂不韋の関係性は史実に基づいていて、作中でも触れられていたように昔は恋仲にありました。

また、呂不韋が太后に“嫪毐をあてがった”のも史実。

【キングダム】の嫪毐は太后を一途に愛し抜きましたが、本作の嫪毐はかなり利己的で軽薄そうに見えました。

彼の謀反は失敗に終わったので、死は近いかもしれません。

本作のストーリー展開は、おそらく 祖父を失った麗が秦国への復讐を誓う展開になるのではないかと予想します。

その彼女が、一体どのような経緯で秦王に嫁ぐことになるのか、今から期待が膨らみます。

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【麗姫と始皇帝】感想2話

男装したヒロインが女性にしか見えないのは中国ドラマあるあるですが、本作の麗もどこからどう見ても女性でした。

しかも、しばらく男装設定が続くかと思いきや、2話であっさり嬴政にバレる展開。

でも嬴政は、麗が女性だと知る前から惹かれていたので、彼にとっては本能的に惹かれてしまう運命の相手なのでしょう。

嬴政は幼い頃に辛酸をなめ尽くしたため少しダークな一面もありますが、演じるチャン・ビンビンはその手の役は得意とするところなので、きっとこれから魅力が炸裂するはず。

一方の荊軻も麗を愛しているようですが、一癖ある嬴政とは違い、THE善人といった感じの男性です。

今のところ歴史的背景と恋愛要素のバランスはちょうど良いので、このまま進んでほしいです。

*次回3話・4話のネタバレ感想はこちら