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【RIG45】シーズン1第3話・4話の考察と推理。全ての殺人を考察!

海外ドラマ
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【RIG(リグ)45】シーズン1第3話・4話のネタバレ考察。外界と遮断された逃げ場のない基地で、次々と死んでいく作業員。第3話では、犯人に行き着くための重大なヒントが明かされました!この記事では、考察や推理のほか、犯行一覧表をお届けします。

「RIG45」の考察一覧

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3話のネタバレ考察

犯人の動機

*重大なネタバレがありますので未視聴の方はご注意ください。

ストーリーは、アンドレアがCデッキに向かう前に遡ります。

彼女は部屋を出る前に、RIGリグ45に関する資料一式を部屋の“ある場所”に隠しました。

部屋の前を通りがかったハルヴァールは、ドアの隙間からしばらくその様子を覗き見て去っていきました。

もしも用があって訪ねてきたならば、声をかければ良かったのになぜ黙って立ち去ったのか。

何にせよ、アンドレアが隠した資料がこの先のストーリーに大きく影響してくるかもしれません。

その後、メモでメアリーから呼び出されてCデッキに向かったアンドレアは、何者かに首を切られて苦しみます。

近くを歩いていた救護担当のペトラがすぐに駆けつけますが、アンドレアは死亡してしまいました。

ペトラはアンドレアを襲った犯人ではありませんが、ここで1つ疑問なのは、すぐに救命処置をしたのかどうか。

作中では1度も、ペトラが救命処置をしたシーンは映っていませんでした。

ゆえに、本当は処置をすれば助かったのに、あえて処置をせずにアンドレアを見殺しにした可能性もゼロではありません。

ちなみに、アンドレアを襲った犯人は黒い靴を履いていました。

ここで疑問になってくるのは、犯人はなぜアンドレアを殺したのか。

仮に、犯人の動機が(前期で死亡した)フレデリクの復讐だとすれば、無関係のアンドレアを殺す必要はないはずです。

そこから考えると、一連の犯人の動機が“フレデリクの復讐”だという線は薄く、別の動機なのでしょう。

考えられるのは、知られたくないことをアンドレアが知ってしまったから。

彼女は死の直前まで、フレデリクのことや「前期のこと」を嗅ぎまわっていました。

従って、アンドレアを殺した犯人は「前期のこと」を知られたくなくて殺害したのだろうと推測します。

死後に彼女の部屋が荒らされていたのも、彼女の持っていた資料(証拠)を抹消したかったからでしょう。

この仮説が正しい場合、資料の隠し場所を知っているハルヴァールは部屋を荒らす必要がないため、犯人ではないということに。

犯人の血液型

アンドレアの殺人現場に足を運んだペトラは、手すりなどについていた血液を採取して持ち帰りました。

検査の結果、アンドレアとは別人の血、つまり犯人の血が検出されたのです。

その血液型はAプラス。

該当する人物は、ミケル、ダグラス、ヴィダルの3人でした。

この結果自体がペトラの噓である可能性がありますし、犯人がプロフィールの血液欄を偽っている可能性もゼロではありません。

しかし、そこまで疑いだすとキリがないので、ここは一旦 容疑者をこの3人に絞って考察していきます。

≡ミケル≡

作業員の中に犯人がいるかもしれない。

そんな状況になった時、普通ならば簡単に誰かを信じたりできませんし、安易に誰かと2人きりになろうとは思わないはずです。(相手が殺人犯かもしれないから)

しかし、犯人本人ならば話は別。

自分が犯人だと分かっているので、誰かと2人きりになることは怖くありません。

そういった心理状態から推測すると、安易に誰かと2人になろうとしていたミケルは疑わしく映ります。

彼は、イェンスやメアリー、ペトラなどに「一緒にここから逃げよう」と声をかけていました。(犯人の血液型が判明する前)

相手が殺人犯かもしれないのに、次から次へと声をかけて2人きりになろうとする行動は不自然です。

他にも怪しい点があります。

たとえばGPS追跡へのログイン。

彼は「自分はこんなにログインしてない。乗っ取られた」と言っていましたが、それは本当のことなのか。

ミケルのPCには、ログインIDおよびパスワードの書かれた“メモ”が貼られていたため、確かに誰でもログインできる状況ではありました。

しかしこのメモは、「乗っ取られた」と主張するためにあらかじめ用意したものかもしれません。

というのも、彼の設定したログインパスワードは、メモをしなくても覚えていられる至極単純なものだからです。

ログインIDは「ABCD」、パスワードは「1234」。

これほどシンプルなIDパスワードならば、メモをしなくても忘れないはずなのに、わざわざPCに貼っていたことが引っかかります。

確認したところ、このメモは2話の時点で貼ってありました。

また、彼には救命ボートを海に流した疑いもかかっています。

≡ヴィダル≡

犯人の心理という点では、以下の会話は犯人らしくありません。

ヴィダル俺たちも危ない

ダグラス「いや、俺たちは大丈夫だろう」

ダグラスはともかく、自分の命に危険を感じているヴィダルのこの発言はあまり犯人ぽくありません。

ただ、疑いが拭えない点もあります。

それはリトヴァ殺し。

リトヴァを転落死させるためには、鎮静剤と安全帯、どちらの仕込みも必須です。

現実的に考えて、安全帯に細工をしやすかった人物は、安全管理をしているヴィダルのはず。

ヴィダル以外の誰かが細工をしたのだとしたら、ヴィダルの管理チェックをかいくぐったことになります。

しかしヴィダルは「事故の前にチェックしたときは留め金がついていた」と証言しており、誰かが細工するのは難しかったのではないか。

このことから、ヴィダルの証言自体が噓だった、あるいはヴィダルが安全帯に細工した張本人なのではないかという疑惑がつきまといます。

次に、爆発事故について。

この日のヴィダルは、最初は他の作業員たちと行動を共にしていましたが、途中から単独行動をしていたため犯行可能でした。

≡ダグラス≡

ダグラスについては、1つ収穫がありました。

それは彼のこの発言。

「リトヴァは死んじまったが、彼女の分け前は娘のリーサにやろう」

ダグラスは第1話で、リトヴァの娘のリーサを案じていましたが、それが偽りではなく本心だったことがこのセリフで分かりました。

ダグラスという人物は、敵対する相手には手段を問わないこともありますが、仲間に対しては情が厚いのかもしれません。

ヴィダルへの「いつだってお前を助けてきた」という言葉からも、情の厚さがうかがえます。

もしもそんなダグラスが犯人ならば、動機は意外なものかもしれません。

考察ポイントは“パーカー”

犯人候補である血液型Aプラスの3人は、食堂に閉じ込められました。

しかし、ちょっとした隙にBデッキへと逃亡したミケルは、追いかけてきた人間たちに発砲するなどして手がつけられない状態に。

彼のこの行動により「ミケルこそが一連の犯人」だと思い込んだ作業員たちは、彼がAデッキに入ってこれないようにあらゆる出入口を施錠しました。

こうしてミケルを締め出した一同は安堵し、これで事件は起きないはずでした。

ところが、事件が起きてしまったのです。

意識を取り戻したポンタスが無線機を直している最中に、犯人に襲われて気絶。

さらに、ペトラも同じ部屋に閉じ込められ、2人は犯人が仕掛けたガス爆発により死亡してしまいます。

“ミケルはAデッキから締め出されていたのだから犯人ではない”

……とは言えません。

映像では、ミケルがどうやってかAデッキに入ってきたシーンが一瞬 映っていたのです。

だからと言ってミケルが犯人だともいえず、まだまだ犯人を絞り切れない状況。

そんな中でもポイントなのは、ポンタスを襲ったときの犯人のパーカーが濡れていなかったこと。

どういうことかというと、ガス爆発が起こる前、一部の人間は外に出ていて雨で濡れました。(パーカー着用)

その中に犯人がいるのならば、ポンタスを襲った際もパーカーが濡れていたはずですが、犯人のパーカーは濡れていませんでした。

(わざわざ別のパーカーに着替えた可能性もありますが……)

そこから推測すると、外に出ておらず濡れてもいないイェンスが犯人候補として怪しくなりますが、彼の血液型は犯人とは不一致です。

となると、雨に濡れておらず血液型も一致するミケルが犯人なのか!?

最後に大穴推理になりますが、ペトラ、もしくはポンタスが死んでいない可能性も捨てきれません。

爆発した部屋で見つかった遺体は、黒焦げで顔の判別ができないため、死んだのが本当にこの2人だと断言できないのです。

ただ爆発の少し前に、ハルヴァールが“部屋に閉じ込められているペトラの姿”を見ているので、ペトラの死はほぼ間違いないでしょう。

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4話のネタバレ考察

本当にミケルが犯人なのか!?

犯人が仕掛けたガス爆発の部屋から、2体の丸焦げ死体が見つかりました。

状況からして、死んだのはポンタスとペトラだろうと思われました。

次々と死んでいく作業員たち。

その上、爆発によって発電機が壊れてしまったり、犯人の仕業により飲み水までもがダメになってしまいました。

ミケルを犯人だと思い込んでいる一同は、彼がどこかから侵入して犯行に及んだのだと決めてかかります。

そして、換気口から出入りしているようだと当たりをつけた彼らは、換気通路の中で火を炊いてミケルを外におびき出すことに成功。

すぐにミケルを遺体安置所に閉じ込めました。

ここで気になるのは、換気通路のとある場所に、食料品や毛布が置いてあったこと。

ミケルがそこで立てこもっていたのか、それとも別の人物がそこを拠点にしていたのか!?

犯人の動機は密輸が関係している!?

作業員たちがヤクの密輸をしていただろうことは、作中で何度も匂わせていましたが、4話でついに確定事項となりました。

作業員たちが隠している「前期のこと」とは、ヤクの密輸だったのです。

犯人は、密輸がバレることを何よりも怖れているのかもしれません。

だとすれば、前期のことを嗅ぎまわっていたアンドレアを殺したのも合点がいきますし、「事実を話す」と言っていたポンタスを狙ったことも説明がつきます。

ペトラを狙ったのは、アンドレアの殺害現場を見られたからでしょう。

また、この後にメアリーが殺されたことからも、犯人の動機は密輸が関係しているように思えます。

メアリー殺害時の時系列

Cデッキ:ハルヴァールとダグラスが弁を開ける

Bデッキ:イェンスがレバーを開ける

Aデッキ:メアリー「マシンデッキの排気装置を開けなきゃ」
この言葉を、全員が無線で聞いていた

ハルヴァールがすぐに駆け出す(おそらくマシンデッキへ)

マシンデッキ:到着したメアリーがレバーを開ける。直後、犯人に襲われる。

おそらく、ハルヴァールはすぐにマシンデッキに向かったと思われます。

だとすれば、ハルヴァールと同じ場所にいたダグラスが、ハルヴァールより先にマシンデッキに到着してメアリーを殺すことは不可能。

また、遺体安置所に閉じ込められているミケルも犯行不可能といえるでしょう。

もうひとり犯行不可能な人物がいます。

それは、メアリーが犯人に襲われた際に、メアリーの無線機から聞こえてきた声の人物です。

しかしながら、無線機の声が誰なのか断定できないのが残念なところ。

無線機からは「早く戻ってこい」という言葉が聞こえてきましたが、この「戻ってこい」という言い回しは、Aデッキにいる人物が使ったと考えるのが妥当。

たとえば、Bデッキにいる人間が「戻ってこい」と言ったら、Bデッキに戻ってこいという意味になってしまいますが、彼らの拠点はAデッキなので“Bデッキに戻ってこい”というのは不自然なのです。

従って、この無線機の声はAデッキにいたヴィダルではないかと推測します。

犯人像 ~非力な人物説~

何者かに襲われて気絶したメアリーは、足に大きな“重り”をつけられて海に沈められてしまいます。

ここで重要視したいのが殺し方です。

メアリーを抱えて海に投げこめばいいのに、わざわざロープに繋げた“重り”を足に巻き付けて海に沈めています。

犯人は早く相手を始末して早く立ち去りたいはずなのに、なぜわざわざ手のこんだことをしたのか。

それは、“力だけでは殺しきれない”、つまり非力な人物だからではないか。

これまでの殺人を振り返ってみても、ほぼ全て「力」を使っていません。

リトヴァの死……鎮静剤と安全帯

ポンタス……酸素タンクの細工

ポンタス2度目……気を失わせて酸素爆発

ペトラの死……酸素爆発

アンドレアの死……首を切る

メアリーの死……足に重りをつけて海へ

これらの殺し方は、力のない女性、もしくは力の弱い初老男性を連想させます。

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犯行一覧表

ネタバレ注意(4話までの内容を含みます)

 ミケルダグラスヴィダルハルヴァールイェンス
リトヴァ殺し犯行可能犯行可能犯行可能犯行可能×
ポンタス殺し①犯行可能犯行可能犯行可能犯行可能犯行可能
ポンタス殺し②

 

ペトラ殺し

犯行可能
直前まで
ハルヴァールと一緒
犯行可能×犯行可能
アンドレア殺し犯行可能
黒い靴ではない
犯行可能
資料の隠し場所を知っている為
部屋を荒らす必要がない
犯行可能
メアリー殺し×おそらく×犯行可能犯行可能
血液型犯人と一致犯人と一致犯人と一致犯人と不一致犯人と不一致
密輸×関与関与×関与

1つずつ見ていきましょう。

リトヴァ殺し

まず犯行不可能なのが、パイロットのイェンスです。

彼は、派遣されたアンドレアと一緒に基地にきた人物で、リトヴァの転落死の際には基地にいませんでした。

イェンス以外の人物は、全員リトヴァ殺しが可能ではありますが、犯行を遂行しやすいのは以下の3人。

ヴィダル(安全管理を担当しているため安全帯に細工がしやすい)

ペトラ(救護担当の彼女なら鎮静剤を持ち運べたはず)

ミケル(マスターキーを持っている彼なら鎮静剤を盗めた)

ポンタス殺し①

上記でも触れたとおり、酸素タンクに細工をするためには器材室に侵入しなくてはなりません。

それが簡単にできた人物は、マスターキーを持っていたミケルです。

あるいは、安全管理を担当するヴィダルならば、安全チェックのために器材室に入れたかもしれません。

アンドレア殺し

ペトラ以外は誰でも犯行可能。

犯人は黒い靴を履いており、それを考察の材料に入れるならば、黒い靴を履いていないダクラスは犯人ではないかもしれません。

ポンタス殺し②、ペトラ殺し

この件において 犯人ではない人物はハルヴァールです。

というのも、おそらくペトラは、爆発部屋に閉じ込められた時に犯人の顔を見たはずです。

その時に見た犯人がハルヴァールだったならば、彼が部屋に駆けつけた時に「助けて」なんて言うわけがなく、もっと怖がったりしたはず。

このことから、ハルヴァールは犯人でないと見てよいでしょう。

犯人はまず、何か重いものでポンタスを殴って気絶させたあと、ガスのレバーを捻りました。

これだけなら短い時間で遂行できますが、その後にペトラを監禁したとなると、ある程度の時間を要したはず。

そこから考えると、直前まで誰かと行動を共にしていた人物は、時間的ゆとりがなく犯行は難しいと考えられます。

その点から、直前までハルヴァールと一緒にいたダグラスは、容疑者から外しても良いかもしれません。

メアリー殺し

メアリー殺しに関しては、メアリーの無線機から聞こえてきた声の人物は犯行不可能ですが、それが誰なのか断定できないため、考察が難しいです。

ただ上の考察でも触れたように、犯人像としては“非力な人物”という線が濃厚なように思えます。

*次回5話・最終話(6話)の考察&推理はこちら