「蒼蘭訣（そうらんけつ）」キャストと相関図を総まとめ！

蘭の精霊。仙界の下っ端仙女。
司命殿という場所で「命簿」（人の運命が記されたもの）を修復したり管理したりしています。酔っ払った師匠に仙根を傷つけられてしまったため、草木を癒す力が弱まってしまいました。師匠がどこかへ行ってしまって以降はひとりで司命殿に住んでいます。
ある日、憧れの戦神・長珩ちょうこうに危機が迫っていることを知り助けに向かうと、偶然にも月族の魔王・東方青蒼とうほうせいそうの封印を解いてしまいました。

感情を持たない月族の月尊。
はるか昔、仙族との大戦で10万の兵とともに封印されました。それから3万年が経ち、小蘭花によって偶然封印が解かれたものの、同心術という呪いにかかってしまったせいで、心身が小蘭花と同期するハメに……。感情が同期するだけでなく体の傷までもが同期し、彼女が死ねば自分も死んでしまうため彼女を守らざるを得なくなります。

帝君の弟。息山神女の婚約者。
赤山女子の跡を継いで戦神となり、失われた地をすべて奪還しました。

長珩の親友で仙君。酒好きの風流人。
3万年前に月族との大戦で亡くなった師匠・赤地女子に思いを馳せています。
長珩のことも大切に思っており、長珩を救うためなら己の修練を差し出すこともいといません。

容昊の師匠。
3万年前、月族との大戦で自分の命を犠牲にして月族の10万の兵と東方青蒼を封印しました。

海市の商人。
幼い頃から孤児で、騙したり騙されたりしてお金を貯めてきました。偽りを見て育ったため誰のことも信用しておらず、お金だけが友達です。小蘭花とは顔見知り程度の仲でしたが、次第に仲を深めていきます。

仙界で1番の美女といわれている仙女。父は仙尊の澧沅です。
仙考に合格して大好きな長珩の侍女になりたいと思っています。初めのうちは恋敵の小蘭花を敵視していましたが……。

月族の副将。黒龍。
幼い頃から孤児で、各地を放浪していました。騙されて死にそうになったところを東方青蒼に助けられて以降、東方青蒼に忠実に仕えています。
賢そうに見えますが実はそうでもなく、簡単に人に言いくるめられてしまうところがあります。ただ本人は、どんなに人に騙されても自分は正直な人間でありたいという信念を持っています。

東方青蒼の弟。
東方青蒼が封印されたのちに月尊になったものの、南北の幽王が反乱を起こしたため手を焼いています。
父を殺して月尊の座についた東方青蒼のことを恨んでおり、東方青蒼に復讐するため海市主と手を組みました。