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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】6話。”キャプテン・アメリカ”の固定概念を変えた、その姿に感動する。

ファルコン&ウィンターソルジャー MARVEL
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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】シーズン最終話ネタバレ解説。ワカンダからサムに贈られたのは白いキャプテン・アメリカのスーツだった。そして手には盾もあった。一方でパワーブローカーの正体も判明!ラストではサムが”力をどう使うか”を示す感動の一幕も。

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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話あらすじ

この記事には【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】6話のネタバレが含まれています。

フラッグスマッシャーズは、世界を変えるためニューヨークで行わていたGRCの議場を占領した。

サムは、ワカンダから送られた”キャプテン・アメリカ”を思わせる新しい衣装を身に着け、上空から現れる。

そして、その手には”キャプテン・アメリカ”の盾が握られていた

サムは、”キャプテン・アメリカ”を引き継ぐことを決めたのだ。

「奴らは黒人をキャプテンにはしない」というイザイアの言葉を打ち破った感動の瞬間である。

バッキーは変装したシャロンと合流して内部から人々を誘導し、逃げたフラッグスマッシャーズを追い、サムは1話で登場したバトロックと闘いになった。

ここでカーリからバッキーに電話が入る。

バッキーはカーリを説得しようとしたが、カーリは聞く耳を持たなかった。

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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話ネタバレ解説

パワーブローカーの正体

かつて、サムとバッキー、ジモの3人がパワーブローカーに会いに行ったが、会うことは出来なかった。

しかし、最終話でパワーブローカーの正体が明らかとなる。

実は、シャロンがパワーブロ-カーだったのだ。

5話でシャロンが誰かと電話していたシーンがあったが、その相手はバトロックだった。

バトロックは、シャロンのスパイとしてフラッグスマッシャーズに潜入していたが、カーリとシャロンが遭遇した際バトロックはシャロンを裏切ろうとした。

その時、シャロンがバトロックを殺し、その隙にカーリはシャロンに銃弾を撃ち込む。

悲劇的な結果

そこにサムが表れ、カーリはサムに攻撃するがサムは「君とは戦わない」と防御に徹した。

一方で、アプリを使って逃げ道を探していた3人のフラッグスマッシャーズの前に、ジョン・ウォーカー、バッキーや警察が現れる。

「厳格な正義より実り豊かなものは、慈悲の心である」

ジョン・ウォーカーが言う。

これはアメリカ合衆国第16代の大統領エイブラハム・リンカーンの言葉。

3人は抵抗することもなく身柄を拘束された。

バッキーとジョンは、3人を警察に任せると「リンカーンとはね」「偉人の名言だ」「格好つけるな」と言いながらその場を立ち去った。

そこには、前回のわだかまりは見られなかった。

その頃、カーリはサムに銃口を向け まさに発砲しようとした瞬間にシャロンが背後からカーリを撃つ。

サムがカーリを抱きかかえると、彼女は「ごめんなさい」と謝りそのまま息を引き取った。

本当はカーリにサムの言葉が届いていたのだ。

しかし、もう歯止めが効かない状態になっていたのかもしれない。

サムはカーリの痛みを理解していたからこそ戦うことを拒んでいたのが、結果的に彼女を救うことが出来なかった。

サムの想い

サムは、カーリを抱きかかえ沢山の群衆やマスコミ、GRCのメンバーがいる場所へと降り立った。

マスコミはサムにマイクを向けて質問を投げかけた。

「スマッシャーズは?」「政府が任命を出したのか?」「どう呼べばいい?」「キャプテン・ファルコン?」

その質問を無視して、サムはGRCのメンバーの元に向かう。

彼らはサムにお礼をうと共に「テロリスト退治ご苦労さま。我々も責務を果たす」とねぎらったが、その言葉にサムは反論した。

「彼らはテロリストじゃない。平和維持軍は何百万人を武力で再定住を強いるんだろ?難民にしてみれば、それこそがテロだ」

それにはGRCのメンバーも「君には事態の複雑さが理解できていない」と引かない。

するとサムは、「いいことだ、人類はやっと同じ困難を共有できるわけだ。ずっと人々は必死にあなた方に訴えたはずだ。いかに苦境が侵攻だったか分かったでしょう。無力を実感しましたよね。」

全人類の半分を消す力に直面したあの無力感を思い出してほしい、GRCのメンバーにはそれと同じ影響力があると訴え続けた。

自分は星条旗を背負う黒人だ、この盾を自分が持っていることに嫌悪感を抱いている人は何百万といる。この場でも偏見の視線を感じてるが、それは変えようがない。

自分には超人血清も金髪も青い目もない、自分が持つ力は人を信じる心だけ。

「よりよい世界を造れると」

その様子はテレビを通じて放送され、バッキーを初め周りにいる人々は耳を傾け、イザイアやトレス中尉、サムの姉サラもテレビで見ていた。

サムは、カーリはGRCを止めようとして死んだのに、その理由を誰も考えようとしない。

「よく自問してほしい、”力をどう使うか”」

そうしてサムはその場から立ち去ると、ジョンを目を合わせて頷きバッキーの元へと向かった。

バッキーはサムを称えてサムの背中を叩いたが、その前に字幕で「お疲れさん」と表現されている。

しかし、よく聞いてみて欲しい。

この時、バッキーは「ナイス ジョブ ”キャップ”」と、初めてサムをキャプテンと呼んでいたのだ。

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感動の結末と次なる伏線

サムは、次の現場に向かいバッキーと別れたが、別の場所では捕まっていたフラッグスマッシャーズ3人が護送車の乗せられた時、「世界はひとつ、人はひとつ」というフラッグスマッシャーズの標語をささやいた兵士がいた。

その直後、護送車が爆発する。

その様子をジモの執事エズニックが車の中で見ていた。

さらに、収監先のラフト最重警備刑務所の中で「フラッグスマッシャーズのメンバー4人が護送車で爆死した」というニュースを聞いたジモが、不敵な笑みを浮かべてベッドに横になった。

一方で、5話でスカウトしたヴァルと妻オリヴィアの前に「黒いスーツ」を着て現れ、ヴァルから”U.S.エージェント”と呼ばれる。

ジョンもオリヴィアも、新たなヒーローとして活躍できるものと喜んでいたが、彼女がヒドラのスパイであることも、自分たちが犯罪組織に入ったことを知らない。

そして感動の結末。

サムは、再びイザイアの元を訪ね彼をキャプテン・アメリカミュ-ジアムに連れて行った。

イザイアが目にしたのは、自分のコーナーだった。

かつて、黒人の超人兵士が存在したこと、政府に葬られ消されたイザイアの記録を歴史に残したのだ。

キャプテン・アメリカとなったサムは、GRCのメンバーに言った「力をどう使うか」を示した。

さらにエンドロールの最後で、「キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー」に表記が変わっている。

その直後、国防長官がシャロンとその家族に対して「カーター家は奉仕と信頼の代名詞としてその名誉を回復したい」と謝罪した。

罪は完全放免となり、シャロンは”古巣の機関”に戻れることになった。

ただ、彼女にはパワーブローカーという裏の顔がある。

そして、外に出た後、電話で部下にバイヤーを集めるよう指示を出した。

「超人血清は消えたけど政府の機密や開発兵器の情報が手に入る」

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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話のまとめ

シャロンは、古巣の機関に戻ることになったが、ただ単に名誉挽回するだけに留まらない。

何しろ、パワーブローカーが政府に入り込んでしまったのだから。

彼女にとって、追われる身でなくなったことはこれから先はさらに自由に動けるようになったと言うことだ。

シャロンの野望はかなり大きいかもしれない。

そして、今回は最終話にふさわしい幕切れとなった。

バッキーがサムをキャップと呼び、サムは黒人でもキャップになれると世界に証明したのだ。

そしてそれは、イザイアにも勇気と希望を与えたことになる。

闇に葬られたイザイアの功績を讃え、かつて黒人の超人兵士がいたことを歴史に刻んだ。

キャップとして”力の使い方”を示したのだ。

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