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「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」1話ネタバレあらすじと感想。橋の事件から5年後

サバイバル
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作品情報

「ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ」シーズン1第1話ネタバレあらすじと感想。橋の事件から5年が経ち、リックは市民共同体CRMで受託人としての生活を余儀なくされていました。

そんなある日、任務に出たリックは何者かにヘリを撃ち落とされ、不時着した先でミショーンと再会を果たしますが……。

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「ザ・ワンズ・フー・リブ」ストーリー

リックとミショーンの愛の物語。絶えず変化する世界によって変わり、彼らは生存者との戦いの中で自分たち自身を見つけることができるのか、それとも彼ら自身も「ウォーキング・デッド」であることを発見するのか?

imdbより(訳)
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1話ネタバレ

受託人

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物語は橋の事件から5年後という設定。本編シーズン9第5話の爆破で負傷し、ヘリコプターでジェイデス(ポリアナ・マッキントッシュ)に連れ去られました。

その後、治療を受けたリック(アンドリュー・リンカーン)は瀕死の状態から回復し、市民共同体(CRM)で市民権を得る前の段階である受託人という地位に立たされていました。

その夜、リックは逃げられないよう手枷を付けられて次々とウォーカーを倒していましたが、隙を狙って持っていた斧で手首から下を切り落とします。しかし、”今回も”また計画は失敗に終わってしまいました。

リックはミショーン(ダナイ・グリラ)と子供たちの元に帰ることしか考えておらず、何度も脱走を試みましたがいずれも失敗に終わっていました。

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橋の事件で生き延びられるとは思っていなかったリックが目覚めるとそこは軍の病院でした。リックを救助したのは、数十万人が暮らす秘密都市を守る数千人規模の軍。

安全と機密をモットーとしているため、一度入れば誰も外には出られません。街と軍は切り離されており、救助された者はまず受託人として街の郊外で働かなくてはなりませんでした。

受託人は、エネルギーに活用するためのウォーカーを始末したり、食料や水の確保や廃棄物処理などを行い6年経過した後、街に移動することができ軍や郊外との関わりが断たれることになります。

とはいえ、一刻も早く家族の元に帰りたいリックからすればそんなことはどうでもよく、これまでに4回も逃走を図っていました。時には自らの体を犠牲にしてでも逃げ出すも全て失敗に終わり、ついに心が折れたリックは自殺を試みます。

リックは自室の窓辺に立ち、カミソリを首に当てました。

オカフォー中佐の目的

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ある日、リックとソーン(レスリー・アン・ブラント)は、オカフォー中佐(クレイグ・テイト)に呼び出されます。リックたちは人気のない場所へ連れてこられ、オカフォー中佐の計画への協力を求められました。

それはCRMを内側から改革する内容で、そのためにリックとソーンをリーダーにするとのことでした。というのもCRMでは発見した人間をAとBに分けており、リックたちはAで生き残った唯一の存在だったのです。

実はAのリックたちが生き残れたのもオカフォー中佐が手を回していたからで、彼はAのリックたちをリーダーにすることこそがCRMを変える唯一の手段だと考えていました。

最初はまるで興味を示さなかったリックも世界を救う機会を逃せないと図星を突かれ、渋々秘密の訓練に参加することにしました。

ただ、これもCRMから逃げ出すためであり、リックはいい兵士を演じて任務に行った先で逃走を試みます。ところが、今回は生き残りの少女と出会してしまい、リックは見捨てることができずに絶好の機会を失いました。

いい加減痺れを切らしたリックはオカフォー中佐の寝込みを襲い、全て話すよう迫ります。そこでリックは海兵隊が生存者を殺害していたことや、オカフォー中佐が妻を含む海兵隊4000人を殺害して世界を救った過去を知りました。

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結末

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ここでリックが自殺を図ろうとしているシーンに戻り、リックはカミソリで首を切って自殺しようとしていました。しかし直前になって思いとどまったリックは、その胸の内をミショーン宛ての手紙に記します。

死んで全てを終わらせようとしたが、それでは今までのことが無意味になる。これからは前だけを向き、世界を救うために生きる。

なお、リックはこの手紙を最後に過去を断つことを決意しており、手紙には”愛してる”と”努力した”との言葉が何度も綴られていました。

現在。リックは任務に向かうヘリの中におり、隣に座るオカフォー中佐から身が入っていないことを指摘されます。

すると、リックは幼少期に経験した火事のことを話し始めました。それは天災だと思っていた火事が、実は父によって引き起こされたもので、結果として家族は救われたという内容でした。

これによりリックは善悪が全てではないと悟ったとして、これからは世界を救うべくオカフォーに協力することを誓います。ようやく心を決めたリックに、オカフォー中佐は上陸したら決して奪われないよう忠告します。

リックが詳しい話を聞こうとした次の瞬間、オカフォー中佐は敵の爆撃が直撃して亡くなり、ヘリは山の中に不時着しました。なんとか生き延びたリックを待ち構えていたのは、武装したミショーンでした。

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本編での伏線回収

AとBについて

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リックは、本編シーズン9第5話の橋の爆破の後にジェイデスに連れ去られていました。この時、ジェイデスは無線の相手から「Aが欲しい」と言われ「Bがある。最初からAはなかった。傷ついているけど強い人よ」と答えています。

本作では意外にも早く、AとBの意味をオカフォー中佐が話しています。Aは強い信念を持ち命を懸ける者で人々を導くリーダー的存在、Bは生きたいと願うだけの平凡な人々で、CRMが受け入れるのはB。

本編でジェイデスがヘリコプターに乗っている相手と交渉した際に、リックを「B」と伝えていました。(シーズン9第3話ではゲイブリエルに「Bかと思ったらAだった」と言っている)

ただ、今回オカフォー中佐はリックをAだと言っているので、ジェイデスはリックを助けるためにBだと言ったのかもしれません。

同盟を結んだ共同体

CRMは2つの共同体を同盟を結びました。その一つは今回「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」の舞台となったオマハであることはハッキリしました。

もうひとつは今回出てきませんでしたが本編シーズン11第18話のホーンズビーの「私に何かあれば同盟を結んだ共同体や安定していた要因も厄介事に変わる」と話していたことから、コモンウェルスと考えていいでしょう。

「ザ・ワンズ・フー・リブ」第1話で回収されたのはAとB、そしてオマハと同盟を結んでいたことでしたが、ほかにも変異体ウォーカーのことやシーズン11第21話でコニーが分類された「指定2」ことなどは分かっていません。

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感想

CRMはある意味恐ろしい団体であり、こういった中にはやはりオカフォー中佐のような人物が出てきますが、1話で死亡してしまったのが残念です。

また、意外にも早くリックとミショーンが再会出来ました。思いがけない形での再会となりましたが、ここでまた気になることが出てきました。

ヘリコプターでリックが無線で「敵の襲撃」と叫んだこと。CRMにはヘリコプターを墜落させるほどの攻撃能力がある敵がいるようで、ミショーンは敵の一員として戦っていると思われます。

確かに軍が存在するのであれば、同じようなグループがいてもおかしくありませんが……。数千規模の軍を相手に戦えるほど大きい団体なのかは不明ですが、次の流れがとても気になってしまいます。

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本ページの情報は2024年2月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。