【13の理由】シーズン2の見所とネタバレ解説。高校生活、そしてアメリカ社会の闇とは?主人公の自立、そして別れ。 | Dramas Note

【13の理由】シーズン2ネタバレ解説。衝撃的、なおかつ非現実的なのにハマるのはなぜ?

©Netflix

2017年3月、ジェイ・アッシャーの小説『13 Reason Why』を原作としたNetflixオリジナルドラマ【13の理由】。

シーズン1で“13の理由”により亡くなってしまったハンナ。

シーズン2では、いよいよハンナの母親が裁判を起こし、彼女の死の真実を世に公表します。

そして、裁判台に立つ多くの証言者からはハンナの本当の姿が語られ……。

この記事では、【13の理由】シーズン2のネタバレ・解説、さらに見どころも紹介します!

【13の理由】シーズン2

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【13の理由】シーズン1のおさらい

主人公クレイ(ディラン・ミネット)が学校から帰宅すると、玄関に差出人不明の郵便物が届いていました。

その中には、クレイが密かに恋心を寄せていた、自殺した同級生ハンナの声が録音された7本のテープと1枚の地図が入っていたのです。

クレイは指定された地図の場所に行き、送られてきたテープを聴き進めるうちに、ハンナが自殺した“13の理由”を知ることになります。

テープには、クレイを始め同級生や教師から受けた仕打ちについて語られており、ハンナが自殺を選んだ一番の理由がブライスから受けた暴行であったことが判明。

教師に相談しても本気にしてもらえず、生きていることにも疲れてしまったハンナは、浴槽で手首を切り自らの命を絶ってしまったのです。

その後、その内容をテープで聞いたクレイはブライスの家に乗り込み、ハンナにしたことを自白させ、7枚目のカセットのB面に録音したのでした。

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【13の理由】シーズン2のあらすじ

ハンナの死から5ヶ月経った頃、母親はついにリバティ高校に訴訟を起こすことにしました。

クレイは、ハンナの死を悲しみながらも平穏な日常を取り戻そうと、テープのことを忘れ恋人もできていましたが、この裁判を機にハンナの幻覚が見えるようになります。

証言台に立つ学生や教師たちからは、ハンナとの関係や自分たちが目撃したものについての話が語られました。

しかし話を聞いていくうちに、ハンナのテープでは語られなかった真実が次々と浮き彫りになっていくのです。

一方、ハンナと同じくブライスから被害を受けたジェシカも、クレイと共にブライスに悪事を償わせようとしましたが、事態は思わぬ方向に……。

果たして、この裁判の結末とは?

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【13の理由】シーズン2の見所

テープで語られなかった新事実が明らかに!

シーズン1の最大の見どころは、ハンナ目線で真実が明かされる点でした。

しかし、シーズン2では裁判の証言台に立つ人々の肉声によって真実が明かされます。

ハンナを盗撮していたタイラーは、ハンナの部屋で見たある彼女の行動を証言。

また、ブライスは自分とハンナの関係を、ハンナが以前いた学校のサラはハンナの過去を赤裸々に告白しました。

衝撃の真実が次々に明かされていく中で、ハンナの母親は娘のことを何も知らないことを指摘され、追い詰められていきます。

一方のクレイも、聴きたくない真実を知り自暴自棄に。

シーズン1でいじめの被害者の対象として描かれたハンナが善でテープに出てくる人物たちが悪という境界線をひかれていましたが、それがいつしか分からなくなってしまいます。

写真から真実が明らかになっていく

クレイはロッカーの中から、1枚の写真を見つけます。

顔は見えませんが女性の上に男性が乗っていて、裏面に「ハンナだけじゃない。」と書かれていました。

ブライスを思い出させるようなこの1枚。

日を追うごとに次々と出てくるその写真の真実を暴くため、クレイは写真に写るある手がかりから場所を特定します。

そこから、リバティ高校の裏で行われている衝撃的な真実が明らかになりました。

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【13の理由】シーズン2のネタバレ解説

納得できない判決

ジェシカは過去に、ハンナと同じようにブライスから暴行を与えられ、また当時付き合っていたジャスティンが被害にあっていることを知りながらも見て見ぬ振りをしていたことに心に深い傷を負ってしまいます。

ブライスに罪を償わせるため、クレイはジェシカに証言台でブライスにされたことを話すよう説得。

ジェシカは最初、真実を公にすることを恐れていましたが、ブライスが学校で何人もの女子生徒に危害を加えていることを知り、これ以上被害者を出さないようにするために、裁判で証言することを決意しました。

当時付き合っていたジャスティンも、当初は自分の身の危険を案じて証言することを躊躇していましたが、愛するジェシカのため証言することにします。

しかし、ブライスに下された判決は“3ヶ月の保護観察”という軽いものでした。

また、事実を隠蔽したとして共犯にされたジャスティンは、両親が不在のため身元引き受け人がおらず、結果的に主犯のブライスよりも長く拘束されることになったのです。

裕福な家庭に生まれたブライスと、ホームレス暮らしをするジャスティンの判決の重さが、とても対象的でした。

ジャスティンはその後、クレイの両親が身元引き受け人となり、クレイの家の養子に迎え入れられたのです。

さようなら

ハンナの追悼式の日、クレイは弔辞を任されます。

「一番恐れいているのは君を忘れることだ。その次に恐いのは前に進めないことだ。」

クレイにとって、ハンナが自殺した日からとてもつらい日々を過ごすこととなりました。

好きだったのに告白できず、彼女を傷つけるものから守ってあげることもできなかったと悔やみながらも、

必死で忘れようと過ごした5ヶ月。

しかし、クレイの心にはハンナが住み着いたままでした。

ところが、クレイが弔辞を読み終える頃にハンナの亡霊がスッと消えたのです。

クレイがやっと、ハンナとお別れをすることが出来た瞬間でした。

死なない11の理由

裁判が終わり、新しい土地でやり直そうとするハンナの母は、家の片付けをしているときにパソコンからあるデータを見つけました。

そこには、ハンナが書いた“11の理由”が書かれていたのです。

両親NYヘルメット君……。

ヘルメット君とは、ハンナがクレイにつけたあだ名でした。

「あと2つ足りなかった。」

ハンナは死ぬことだけを考えていたのではなく、生きる希望を探していたのです。

しかし、結果的に死ぬ理由の方が2つ多くなってしまったことが本当に皮肉に感じます。

それでも、ハンナが最後の最後まで生きる理由を探していたことに少しだけ救われたハンナの母親は、NYでライターになるというハンナの夢を自分が叶えるため、この街を去りました。

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【13の理由】シーズン2の感想

ブライスが晴れて罰される!と思いきや、思わぬ判決にただただ怒りが止まりませんでした。

アメリカでは、白人で裕福な家庭にいる子供は、罪が軽くなってしまうのが現実のようです。

そういったアメリカ社会の闇や、10代のセンセーショナルな面を包み隠さず演出しているのが、この作品だと思います。

この作品に対してネット上では様々な意見がありますが、こういった学校や人間関係におけるリアルな部分をさらけ出すことで、“いじめ”や“人の生死”について改めて考えることができるのではないかと思います。

シーズン2の裁判では全ての人が報われたわけではなく、思い通りの判決にならなかったことも事実です。

しかし、亡くなったハンナのために、多くの人が自分の行動を悔い改め、裁判で戦ったのではないでしょうか。

愛する人を失ってしまったクレイには、ハンナの分まで一生懸命生きて欲しいですね。

また、続編のシーズン3もNetflixで配信がスタートしましたので、ぜひシーズン3もチェックしてみてください!