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『3年A組-今から皆さんは、人質です』考察と感想。初回から視聴率2桁好発進!その内容はあまりにも衝撃的だった!

2019冬ドラマ

2019年1月7日に初回10分拡大で放送が始まった、菅田将輝主演のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です』。

高校の卒業式の10日前、3年A組の担任・柊一颯(ひいらぎ いぶき)が、生徒総勢29名を人質にして、教室に立てこもる事件が発生。

彼はなぜ、こんな事件を起こしたのか、ストーリーを読み解いていきます。

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『3年A組-今から皆さんは、人質です』作品情報

【放送】

初回2019年1月6日(日)放送

毎週日曜日22:30~

【キャスト】

菅田将輝、永野芽郁、川栄季奈、片寄涼太、古川毅、堀田茜、田辺誠一、ベンガル、矢島健一、大友康平、椎名桔平、他

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第1話あらすじ

柊 一颯(菅田将輝)は、2年前に魁皇高校に赴任した美術教師。

半年前から、3年A組の担任となっていましたが、生徒からはブッキーと呼ばれてイジられていました。

学校でも、温厚で大人しい先生として目立たない教師でしたが、卒業式を10日後に控えたある日、突然3年A組の生徒29名を人質に、教室内に立てこもる事件を起こします。

校舎の一部を爆破し、A組の生徒は向かいにある美術室とトイレのみにしか異動することは出来ず、外部からの侵入も不可能となり生徒達は猛反発。

ところが、今まで弱弱しいと思っていた一颯は、実は襲い掛かってくる生徒すべてを打ちのめすほど強い教師だったのです。

また、教室や校舎内のあちらこちらに爆弾を仕掛けるのは基より、校舎内に侵入すれば生徒を殺害すると強迫し、警察も手を出せない状況に追い込みます。

彼はなぜ、こんな事件を起こしたのか。

それは、クラスの女子生徒・景山澪奈(上白石萌歌)が、自ら命を絶ったことに関係があったのです。

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『3年A組-今から皆さんは、人質です』の考察と解説

柊 一颯が生徒を人質に立てこもった目的は?

一颯は、卒業式を10日後に控えた朝のHRで、突然生徒たちに「今から皆さんには人質になってもらいます」と宣言しました。

生徒達はもちろん冗談だと思っていましたが、隣の教室を爆破させて逃げ道を奪い、さらには教室内にも爆弾を仕掛け、窓は強化ガラス、トイレには盗聴マイク。

生徒たちは、携帯電話やカバンも没収されていたため、外部との連絡も取れないままとなっていました。

なぜ一颯は、立てこもり事件を起こしたのか。

一颯は担任になってからの半年間、このことだけを考えてきたのだと言い、自分の目的を果たすまで立てこもると話していましたが、その目的とは何なのか。

終盤で「過去の自分が今の自分を作る。過去から逃げてるお前も、極めて幼稚なガキのまま大人になっていく!一体、何から卒業するんだ!?」

そう問いかけていました。

このセリフから、一颯は生徒たちに人として大切な事に気づかせるため人に寄り添える人間になってほしいという願いから、この事件を起こしたのではないかと予想しますが、根本的な理由は不明です。

現代社会が抱える”イジメ”や”自分さえ良ければ”という考え方に切り込んだサスペンスミステリーでした。

一颯が生徒に投げかけた第1の問題

一颯は生徒に、なぜ景山澪奈は自ら命を絶ったのか。その答えを導き出させることでした。

時間は朝9時、答えを出すタイムリミットは夜8時

しかも、答えるのはたった1回のみで、もし答えを間違えたら誰かひとりに死んでもらうということでした。

そして、答えるのは景山澪奈と仲が良かった茅野さくらを指名し、一颯は美術室に行ってしまいます。

美術準備室には、いくつものモニターが用意されており、生徒たちのいる教室やトイレ、昇降口などあらゆるところがモニターを通してチェックできるようになっており、誰から侵入してきた場合は非常警報が鳴る仕組みになっていました。

一颯が去った後、生徒たちは景山澪奈の死の理由を考えることもなく、反発心をむき出しにして不満をぶつけている間にも、刻々と時間が迫ってきます。

そして、タイムリミットの15分前。

一颯は教室に戻り、茅野さくらから答えを聞きます。

茅野は「自分のせい」だと涙ながらに答えましたが、その答えは間違っているとのこと。

しかし、茅野にはそれしか心当たりがなく、他の生徒たちもわからずじまい。

ただ、景山澪奈は命を絶つ前日に一颯に話していたようで、この時点では一颯しか理由がわかっていません。

茅野が出した答えは間違っていた事から、一颯は約束通り生徒のひとりを殺害してしまいまいました。

景山澪奈はなぜ自ら命を絶ったのか?

景山澪奈は、なぜ命を絶ったのか、その理由は1話では明かされませんでした。

彼女は、命を絶つ直前に一颯に何を話したのか、さくらに渡した手紙で何を伝えたかったのか。

生前、ありもしないドーピング容疑を掛けられ、クラスで孤立してしまった景山澪奈。

1話から、様々な謎が溢れ出ていました。

ポイント

・景山澪奈が親友・さくらに宛てた「二度と話しかけないで。さくらとは友達になれない」という手紙の真意。

・一颯はなぜ景山澪奈をモデルに絵を描いていたのか。

・一颯は景山澪奈の死に涙していたのか?

・終盤に登場した相楽文香という女性は誰なのか?

・なぜ卒業式の10日前に事件を起こしたのか。

・一颯と景山澪奈との関係は?

・一颯の前任は、なぜ教師を休業したのか。

・なぜ、一颯は赴任後たった2年で担任になれたのか。

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『3年A組-今から皆さんは、人質です』を観た感想

1話から衝撃的な展開で、予告どおり本当に生徒を殺害するというもの意外でした。

この一件で、一颯は本当に生徒たちに何かに気づいて欲しいのだと感じましたが、景山澪奈と一颯の関係が掴めません。

彼女の絵を描いていたから、恋人関係なのか?とも思えますが、そんな雰囲気は感じませんでしたね。

でも、景山澪奈が親友のさくらにではなく、一颯だけに本当のことを話したということからすると、とても身近な存在である事には変わりないはず。

苗字は違うけれど、もしかしたら一颯の妹だったというのも考えられますね。

また、終盤で姿を見せた相楽文香と、その父・孝彦の存在も気になります。

相楽孝彦はは学校に様子を見に来たことから、どうやら一颯と繋がりがありそうですし…。

文香は、その表情からもしかしたら精神を病んでいるような……。

彼女が、3年A組の担任だったのか?とも思いましたが、公式HPでは”元咲宮高校教師”となっていたので、魁皇高校教師ではないのかも。

このあたりも含めて、2話ではもう少しそれぞれの関係性が明かされるかもしれませんね。

『3年A組』というタイトルから、単なる学園ドラマだと思っていましたが、ぜんぜん違ってビックリ。

意外性もあって、ストーリーにも引き込まれました。

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『3年A組-今から皆さんは、人質です』2話の予告と視聴率

2話の予告で一颯は「もっと注目してくれないと」と、事件を世間に知ってもらいたいというような口ぶりでした。

確かに、事件を通報したのも一颯本人。

冒頭では、一颯も校舎屋上から飛び降りるというシーンもあったので、本人にしてみればまさに命を掛けた戦いなのでしょう。

さらに勢いと激しさが増す予感。初回視聴率は10.2%と2桁好発進!

次回2話も絶対に見逃せません。