「大地の傷跡」キャスト・あらすじ。「大地の傷跡」は、雄大なヨセミテ国立公園を舞台に自然の中で起きた凄惨な事件と、それに巻き込まれた人々の葛藤を描くミステリー。「レヴェアント」の脚本家が手がけた本作は、圧倒的な自然美とサバイバルスリルが交差する、静かで過酷な追跡劇となっています。
作品情報
- 2025年/アメリカ/全6話
- 原題:UNTAMED
- 製作:マーク・L・スミス、エル・スミス
- 配信:Netflix
- リリース:2025-7-17
- オフィシャルサイト
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あらすじ

国立公園局のエリート捜査官カイル・ターナーは、自然の広大な荒野で「人間の法」を執行する任務に就いていた。
ある日、公園内で凄惨な死体が発見され、捜査を開始したターナーは、事件の背後に潜む深い闇と自身の過去にまつわる秘密へと導かれていく。
捜査には、都会育ちの新人レンジャー、ナヤ・バスケスが同行。雄大な自然の中で、2人は美しさと隣り合わせの「危険」に直面しながら、真実を追い求めていく――。
登場人物/キャスト
カイル・ターナー役/エリック・バナ

演:エリック・バナ
国立公園局の捜査部門(ISB)に所属する特別捜査官。
ターナーは、人間の法と自然の境界線を守る使命を担い、広大な自然の中で発生する犯罪に立ち向かうプロフェッショナル。野生の過酷さと人間社会の複雑さの狭間で、独自の正義感を貫く。
冷静沈着だが、過去の経験が彼の行動に影を落としている。
ポール・サウター役/サム・ニール

演:サム・ニール
ヨセミテ国立公園のチーフレンジャー。
半生をこの職に捧げてきたベテランで、ターナーとは旧知の仲であり良き友人。犯罪捜査から役所の煩雑な手続きまで、すべてを熟知した頼れる存在。
穏やかな家庭人でもあり、夫・父・祖父としての顔も持つ。自然への深い愛情と、人との信頼関係を大切にする男。
ほかキャスト
ジル・ボドウィン役/ローズマリー・デウィット

カイル・ターナーの元妻。元教師で、かつては国立公園のカウンセラーとしても働いていた。
離婚後に再婚しているが、ターナーとの絆は完全には切れていない。過去に起きた出来事が2人をつなぎ続けており、彼女の存在が物語に複雑な感情のレイヤーを加えている。
- 1971年10月26日生
- 米国/ニューヨーク出身
- 「ラ・ラ・ランド」
- 「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」
ナヤ・バスケス役/リリー・サンティアゴ

ロサンゼルス出身の若き警官で、ヨセミテのレンジャー隊に新しく加わった。
4歳の息子ガエルとともに新天地を求めてやって来た。自然環境にはまだ慣れていないが、都会で培った捜査スキルと粘り強さで、ある「明らかに人間による殺人事件」に挑むことに。新旧の価値観がぶつかる中で、成長していく存在。
- 1996年4月2日生
- 米国/ロサンゼルス出身
- 「ラ・ブレア」
- 「大地の傷跡」
シェーン・マグワイア役/ウィルソン・べセル

元軍人、現在は公園内の野生動物管理官。
一匹狼気質で、人里離れた場所に一人で暮らし、自分のルールに従って生きる。軍での経験やサバイバルスキルが、やがて捜査にも活かされていく。
自然と深く結びつきながらも、人間社会から距離を置きたいという彼の過去が物語に奥行きをもたらす。
解説
大地の傷跡」は、「レヴェナント:蘇えりし者」の脚本家マーク・L・スミスと、「The Marsh King’s Daughter」のエル・スミスによって共同制作されたサバイバル・スリラー。自然の美しさに隠された「もうひとつの顔」――それが本作の重要なテーマとなっています。
ショーランナーのマーク・L・スミスは「ヨセミテは絶景で知られているが、その裏には危険が潜んでいる。それを描きたかった」と語っています。
また、テクノロジーに頼らず、登場人物の“本質”に迫るというストイックな作りも特徴のひとつ。新人レンジャーのナヤ・バスケスを通じて観客もヨセミテの自然と向き合うことになり、「美しさ」と「恐ろしさ」が交錯する世界観が構築されています。
「大地の傷跡」は、単なる犯罪ドラマではなく、人間ドラマと自然の脅威が交錯する重厚なサスペンスとして、Netflixオリジナル作品の中でも異色の存在感を放つことになりそうです。
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