「ホステージ:陰謀の行方」キャスト・あらすじ。国家のトップが直面するのは、政治よりも“家族”の危機だった——。英国の女性首相とフランスの女性大統領、二人のリーダーが直面する極限の心理戦を描いたポリティカルサスペンス。誘拐・脅迫・裏切りが交錯する中、彼女たちは信念を貫けるのか…?
あらすじ
英国の新たな首相としてアビゲイル・ダルトンが就任したが、就任早々、国内で医療システムを巡る緊急課題に直面する。彼女はフランス初の女性大統領ヴィヴィアン・トゥサンを迎え、重要な国際サミットに臨もうとしていた。
しかし、サミットの最中に突如としてアビゲイルの夫が誘拐され、ヴィヴィアンにも不穏な脅迫メッセージが届く。二人の国家元首が同時にプライベートな危機に直面し、政治と個人の狭間で揺れ動く中、信頼と裏切りが交錯する心理戦が幕を開ける――。
「国を守るか、愛する人を守るか」
正義と忠誠が試される中、彼女たちが下す決断とは?
登場人物(メイン)
アビゲイル・ダルトン役/サランヌ・ジョーンズ

イギリスの新たな首相に就任した。政治手腕とカリスマ性で注目を集める一方で、就任直後から医療制度改革に直面し、さらに夫の誘拐事件という個人的危機にも巻き込まれる。リーダーとしての決断力と、妻としての葛藤が交差する。
演じるのは「ジェントルマン・ジャック」「ドクター・フォスター」などで知られる英国女優サラン・ジョーンズ。今作では主演と製作総指揮を兼任。
ヴィヴィアン役/ジュリー・デルピー

フランス初の女性大統領。外交の場では冷静沈着で理知的だが、サミット中に何者かから脅迫を受け、自らも危機に直面する。イギリス首相アビゲイルとは立場を異にしながらも、共通の敵に向かって協力する展開も。
演じるジュリー・デルピーは「ビフォア・サンライズ」シリーズなどで世界的に知られるフランス出身の実力派女優。
ほか登場人物
Dr.アレックス・アンダーソン役/アシュリー・トーマス

アビゲイルの夫。サミットのさなかに誘拐され、事件の鍵を握る存在に。ただの「被害者」では終わらない展開が待ち受ける可能性も……?
演じるのは「トップボーイ」や「24:レガシー」に出演したアシュリー・トーマス(別名:Bashy)
マセオ役/コーリー・ミルクリースト

ヴィヴィアンの継子。一見おとなしそうな青年だが、物語の核心に関わる何かを知っていそうな雰囲気も。行動次第では、展開に大きな影響を及ぼすかも?
演じるのはNetflix「ブリジャートン家」で国王ジョージ3世役を演じたコーリー・ミルクリースト。
コフィ役/ルシアン・ムサマティ
アビゲイルの右腕とも言える首相補佐官。冷静かつ信頼のおける存在で、政府内の混乱を支える要。非常時にもブレない判断力を発揮する。
ルシアン・ムサマティは「ゲーム・オブ・スローンズ」や『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』などにも出演したベテラン俳優
- アドリエンヌ(エイドリアン)役|ジェニー・ベス
- マックス役|ジェームズ・コスモ
- イゾベル役|シルビー・アンダーソン
- マーティン・マッキャン
- ソフィー・ロバートソン
- ジョシュ・バロウ
- アミ・オクムラ・ジョーンズ
- ポール・ソーンリー
- サラ・パウエル
- フォード・シンボ
解説
「ホステージ:陰謀の行方」は、英国とフランスという二大国を舞台に、女性首脳たちの視点から“政治”と“家族”の狭間にある葛藤を描いた新感覚のポリティカル・サスペンス。
英国首相アビゲイルと仏大統領ヴィヴィアン・トゥサンという二人のリーダーが、同時に脅迫や誘拐事件に巻き込まれるという、従来の政治ドラマとは一線を画す切り口が最大の魅力です。
全5話という短い構成の中に、権力争いや裏切り、国家の威信と個人の信念が凝縮されており、息つく間もない心理戦が展開。緊張感のある駆け引きと、登場人物たちの複雑な人間関係も見どころです。
主演のサラン・ジョーンズは、主人公アビゲイル役だけでなくエグゼクティブ・プロデューサーとしても作品に深く関わっており、「自分のキャリアの中でも最も誇りに思える作品」とコメント。演技とプロデュース、両面で作品の重厚な世界観を支えています。
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「ホステージ:陰謀の行方」©Netflix
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