「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン3第1話ネタバレ・考察・解説

ダリルディクソンシーズン3ネタバレ サバイバル
©2025 Stalwart Productions LLC.

イギリスで「最後のイギリス人」と自称する男と出会ったダリルとキャロルは、彼が持っている船で故郷アメリカを目指します。しかし、途中嵐に見舞われて難破してしまいました。打ち上げられたのはスペイン。新たな舞台スペインで、2人はどんな戦いを強いられるのか!?

  • 2025年/アメリカ/全7話
  • 原題:The Walking Dead: Daryl Dixon
  • 配信:[U-NEXT] (PR)
  • リリース:2025年9月8日
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シーズン3第1話:死の海岸

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ダリルとキャロルはイギリスに到着。

しかし、生存者がいる気配はありません。

いるのはウォーカーの大群のみ。

ウォーカーに囲まれた2人は、命からがら近くの建物に逃げ込み難を逃れました。

そこは裕福な人が住んでたであろう豪華さが残る部屋。しかし、まさかそこに2日間も閉じ込められることなど予想もしなかったのです。

食料もほとんどないまま2日間が経過。2人は翌朝その場を出る決意をしました。

するとダリルが外からの光の反射を見つけます。鏡を割って欠片を取り外に出ると、離れたビルの一室から光の合図が来ていたのです。

ダリルも合図を送りましたが、きっと太陽の反射によるものだろうキャロルは言います。

その日の夜、2人が仮眠をとっているとテラスから物音が聴こえます。

警戒していると、そこにはひとりの男が立っていました。

男は「待って、敵じゃない。私はジュリアン・チェンバレンだ。昔、首相だった―――」と自己紹介したのです。

彼はウサギ2匹を2人に店「お腹空いてる?」と笑顔を見せます。

3人は、ジュリアンの持ってきたウサギのグリルとシングルモルトウイスキーを楽しみながら話をしました。

彼は、「私が知る限り自分が最後のイギリス人」で、何人も人に会ってなかったのに”スクイッド”:イカ(ウォーカーのこと)が動いたから興奮したと話します。

スクイッド(イカ)という呼び方は下町の言葉遊びからきているとのこと。

ジュリアンは、ウォーカーを追って屋根を伝い2人の元にやってきたようです。

パンデミック当初、イギリスは国境を封鎖しましたがよかったのは最初だけ。ウォーカーも人間も暴走し、攻撃し合って分裂し互いを責め始めました。

ジュリアンは逃げ出そうとしましたが、封鎖されて出ることも入ることもできなくなってしまったのです。

それでも仲間たちと何度も国外脱出を試みたものの、仲間は全員殺され自分だけが取り残されてしまいました。

ひとりで出航できずにイギリスに留まっていたようです。

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ジュリアンは船を持っていると知ったダリルとキャロルは、視線を合わせます。

食事を終えた3人は、改めてウイスキーを飲みながら話を始めます。キャロルは、ジュリアンにアメリカに行くよう仕向けます。

もし、彼がアメリカに行くと言えば自分たちも国に帰ることができるからです。ただ、ジュリアンはひとつ返事でOKというわけにはいきません。

逆に2人にイギリスに残れば?シマウマもいるし女王のベッドで寝ることもできると、誘ってきました。するとキャロルは、「帰る場所があるの。シマウマはいないけど人がいる。私たちを待ってる友人がいる。愛する人たちがいる家に帰るの。あなたも住める。友達が欲しくない?」と言います。

ジュリアンは少し考え「航海の仕方を知ってる?」と2人に尋ねます。当然、2人は航海の仕方など知りません。しかし、キャロルは「知ってるから来た」と嘘をつきました。

するとジュリアンは、「物資を集める」と席を立ち明日の朝10時きっかりに正面玄関で会おうと言い、立ち去っていったのです。

アメリカを目指し出航!

翌朝10時、ダリルとキャロルが待っているとビッグ・ベンの時鐘が鳴り響きウォーカーの大群は音のする方へと移動していきました。そこに、たくさんの荷物を抱えたジュリアンがやってきます。仲間との旅に備えて食料を蓄えていたのです。

そこでジュリアンは「他は船の”前方のスターン”に載せてある」と言い、ダリルが「そうか」というとジュリアンは、スターンは船尾のことだ。と

実は、ジュリアンは2人にカマをかけたのです。2人が船のことを知らないと知ったジュリアンは落胆しましたが、ダリルとキャロルの説得でジュリアンは船を出す決意をしました。

ジュリアンの指導の下、船は無事に出航。アメリカを目指します。

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航海は順調に進み、ジュリアンはこの分なら11~17日後に北アメリカに到着するだろうと予想しました。

つい昨日まで、会ったばかりのジュリアンに疑いを隠せなかったダリルとキャロルも喜びを隠せません。

ところが翌日になると、海の様子が変わってきました。

「嵐が来る」

ダリルは急いで帆を取り込もうとしますが、引っかかって取り込めません。雨が強くなり、波も荒れています。

しかし、ジュリアンがダリルの元に行こうとしたとき、船の帆桁が回転しジュリアンの頭に直撃。

ジュリアンは頭から血を流し意識を失ってしまいました。船内に運び込まるジュリアンは意識を取り戻し、キャロルに指示をしました「デッキに出て船首を風上に向けてくれ」

嵐はどんどんひどくなると、キャロルは「もしも」のことをダリルに伝えようとしました。しかし、ダリルは「やめろ、家に帰るんだ」と聞こうとしませんでした。

翌日、船は砂浜に打ち上げられダリルとキャロルも船から投げ出され意識を失っていました。目が覚めると、ダリルは無事でしたが、キャロルは何かで頭を打ったようで眩暈をおこしていました。

ダリルはジュリアンの様子を見るため船内を確認しましたが姿はありません。キャロルはフラフラしながら海の方を捜しに行きます。

しかし、ジュリアンは亡くなりウォーカーになっていたのです。


2人は帆をテント代わりに岩陰で夜を明かします。そこでダリルは、キャロルの肩に金属が刺さっているのを見つけます。

船に救急箱を取りに行き、金属の破片を取り除きました。

明け方、ダリルがハサミなどの血を洗い流していると、馬に乗り動物の頭蓋骨を被った何者かがやってくるのを目にします。

ダリルはすぐにキャロルの元に戻り火を消し、岩陰で息をひそめました。

彼らは複数人でやってきて船にあった物資などをすべて持ち去っていったのです。

朝、船を確認すると何もかもが壊されていたため出航を断念し、森を歩き始めました。

しばらくすると案内板を見つけます。

「コスタ・デ・ラ・ムエルテ」

地図にはスペインと書かれており、距離的にはほとんど進んでいません。

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2人は川の音がする方へと歩いていくと、木の上の方に複数体のウォーカーが入った網がぶら下げられているのを目にします。

それは、何か所にもありました。

森を奥に進むと、小さな物置小屋を見つけます。

ダリルはキャロルが寝ている間、獲物を探しにいきました。ところが、戻る途中に武装した男たちが車で通り過ぎたのです。

何かの違和感を感じたダリルは、急いでキャロルの元に向かいましたが、キャロルの姿はどこにもありませんでした。

解説と考察

物語の初めはイギリスから。

最後のイギリス人だと話していたジュリアンも死んでしまいました。このシリーズではあるあるだと思うので、ジュリアンと出会った時点で彼は亡くなるだろうと予想していました。

そして、動物の頭蓋骨を被った者たちと車にのった男たちはおそらく別のグループだと予想しています。おそらく、この先ダリルが手を貸す、手を借りるとすれば頭蓋骨を被ったグループなのかと。

彼らの中にはきっと子供もいるのではないかと。武装した男たちはいかにもという感じなので、ダリルと敵対する予感がします。

2話の説明で「ダリルとキャロルは平和な村に避難する」とあるので、キャロルはおそらく武装した男たちに捕まったわけではなく、頭蓋骨を被ったグループに保護され手当てを受けている可能性があると思っています。

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