「度華年（どかねん）The Princess Royal」あらすじネタバレ10話・11話・12話｜太子妃選びの宴

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「度華年The Princess Royal」10話・11話・12話あらすじネタバレ。皇后が上官雅を太子妃にしたがっていると知った李蓉は、本人の気持ちを聞きに行きます。上官雅のことをよく知っているつもりの李蓉でしたが、実際に会ってみると……。

作品情報

大まかな流れ

太子妃選びのための香作り大会が開かれ、李蓉と裴文宣は協力して妃選びを阻止します。ところが事態は予想外の方向に……。

10話ネタバレ

李蓉たちの婚礼の後、秦真真が李川に戦場での話をせがみ、2人は語り明かしてしまうのでした。

その後、皇后が姪の上官雅を太子妃にしたがっていると知った李蓉は裴文宣とともに、本人の気持ちを聞きに行くことにします。従姉妹である上官雅のことをよく知っているつもりの李蓉でしたが、実際に上官雅がいたのは李蓉の知る行きつけの場所ではなく、なんと博打場でした。

李蓉に見つかった上官雅は博打場の2階へ逃げます。李蓉に追われて2階の窓から飛び降りた上官雅を、その時偶然に階下を通りかかった蘇容華が抱きとめました。追っ手がいることに気づいた蘇容華は、上官雅に道端の籠をかぶせて匿ってやります。

続けて李蓉も2階の窓から飛び降りてきました。そこへ裴文宣が駆けつけて抱きとめます。裴文宣と李蓉が口論している間に上官雅は籠をかぶったまま逃げようとしますが、裴文宣に気づかれてしまうのでした。

一方、柔妃は皇帝に、七夕に太子妃選びのための宴を開くことを提案していました。

妃選びが憂鬱な李川は山にいる秦真真を訪ねます。七夕の宴に秦真真も呼ばれていると知って李川は喜びますが、秦真真は宮中には入りたくないようで……。

七夕の宴では香作りの大会が開かれることになり、優勝者が太子妃に選ばれることが暗黙の了解になっていました。それに気づいた李蓉は既婚者にもかかわらず、わざと大会に参加すると言い出します。

宮中に入りたくない秦真真はわざと空の香り袋を提出しようとしていました。実は本心は宮中に入りたくないと思っていた上官雅は秦真真の香り袋を強引に自分の物と交換。

その後、姪の蕭薇を太子妃にしようと画策する柔妃が宦官に指示し、上官雅の香り袋（本当は秦真真の香り袋）を蕭薇の香り袋とすり替えました。

さらに李蓉は、自分の香り袋が1位に選ばれるように裴文宣を通してこっそり李川に番号を伝え……。

香作り大会の結果は、1位が李蓉、2位が秦真真、3位が上官雅となります。ところが皇帝が今まで目立たなかった秦真真に興味を持ってしまいます。李蓉が皇帝の気を逸らそうと焦っていると蘇容卿が機転を利かせ、入賞者たちに早く褒美を授けるよう皇帝を促しました。

李蓉は帰りの馬車で裴文宣に、前世で失なってしまった秦真真を今世では守ってあげるように忠告します。しかし裴文宣は自分が愛しているのは秦真真ではなく李蓉だと告白するのでした。

皇后は李川が事前の指示どおりの香り袋を選ばなかったことで激怒。また、宮中では国境での軍功をめぐって世家と寒門の対立が激しくなっていました。

そんな中、李川は誕生日祝いの品を買ってあげるために秦真真を街へ誘います。実はこの時、皇后が李川の動向を密かに探らせていました。

皇后からの報告を聞いた皇后の兄である上官旭と、蘇容卿の父である蘇閔之は秦家が楊家の横領にかかわっていたという情報をでっち上げて刑部に捜査させます。秦真真の祖父、秦風は秦真真だけを屋敷の裏口から逃がしました。

李蓉は秦真真を救出して公主府に匿いますが、李川にはまだ見つかっていないことにします。李川は李蓉に、世家と刑部を牽制するために独立した機関、督察司を立ち上げるように言いました。

2人の会話を陰で聞いていた秦真真は李川が立ち去った後、自分はこの世から姿を消したことにし、督察司で李蓉に仕えたいと申し出るのでした。

上官雅の裏の顔にびっくりでした。しかし博打場での劇的な出会いで、上官雅と蘇容華の間に特別な感情が生まれたようで、今後の展開が気になります。

香作り大会は様々な人の思惑が絡み合って意外な結果に！李蓉は柔妃の策の裏をかいて妃選びの阻止に成功したと思っていますが、柔妃の本当の目的は秦家をわざと目立たせることにあったようです。今後敵対しそうな柔妃は、寧妃より強敵かもしれません……。

前世で太子の側室となった秦真真が宮中に入らず、督察司で李蓉に仕えることで今世の全員の運命が大きく変わってきそうですね。

紹介している作品は、2025年11月時点の情報です。現在は放送・配信終了している場合もありますので、詳細は各公式ホームページにてご確認ください。