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「卿卿(きょうきょう)日常」あらすじ全話をネタバレ感想を交え最終回まで紹介

卿卿日常 恋愛
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作品情報

「卿卿日常~宮廷を彩る幸せレシピ~」あらすじ全話をネタバレ感想を交え最終回まで紹介。

本作は文化の異なる“川”から新川へ嫁いだ女性たちが助け合う姿を描いた群像劇。劇中に登場する宮廷御膳から庶民の軽食まで様々な料理は見ているだけで幸せになれます!

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【卿卿日常】全話一覧

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1話:夫人選抜会

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9つのせん(国家)からなる世界。9つの川はかつて同盟を結び、盟主である新川の少主(川主の息子)たちは和親のために他の8つの川から夫人を迎えることになっていました。

~9つの川~

  • 新川しんせん(中北部)…男尊女卑で嫡出と庶出の区別が厳格→9つの川の盟主
  • 墨川ぼくせん(北部)…兵力が強く牧畜民が多い
  • 蒼川そうせん(北西)…土地が痩せ物が不足している
  • 黛川たいせん(西南)…山がちで鉱物が豊富
  • 胭川えんせん(南部)…小さいが花や果物がよく採れる
  • 瑩川えいせん(南東)…雨が多く年中緑が茂る
  • 霽川せいせん(南西)…他の川と異なり一夫一妻制で男女平等
  • 丹川たんせん(中部)…辛い物を好んで食べ、女が勇ましく婿を取る人が多い
  • 金川きんせん(東部)…貿易が盛んで財を成した者が尊ばれる

夫人選抜の日。風水が良いだけで他に取り柄がない国、霽川出身の李薇り・びはわざと落選して故郷に帰りたいと思いながら選抜会場に向かいます。

会場は私物持ち込み禁止でしたが、食べることが大好きな李薇は衣の中に目一杯食べ物を隠していました。会場に入る時、隠していた食べ物を見つかってしまい女官たちに説教される李薇。

そこへ胭川出身で李薇の幼馴染の郝葭かく・かが来て女官たちに、入場するために並んでいる人がまだたくさんいますと言って説教を止めさせてくれました。

また郝葭は女官たちに自分の愛読書の「女誡」だけは持ち込ませてほしいとお願いします。女官たちは「女誡」の持ち込みを許可し郝葭は見込みがありそうだと囁き合いました。

ところがその「女誡」は表紙だけで、中身は新川の少主たちについて記されていたのです。

~新川の少主たち~

  • 尹崑いん・こん(大少主)…駐屯中。正室あり
  • 尹嵩いん・すう(二少主)…嫡長主で政務を仕切り、眉目秀麗で文武に秀でる。正室あり
  • 尹岸いん・がん(三少主)…父から可愛がられている。正室あり
  • 尹峻いん・しゅん(四少主)…二少主にへつらう。正室あり
  • 尹岐いん・き(五少主)…実直で裏がない
  • 尹崢いん・そう(六少主)…病気がち
  • 尹岩いん・がん(七少主)…口数が少なく人柄が良い
  • (八少主)…故人
  • 尹崡いん・かん(九少主)、尹岳いん・がく(十少主)、尹崽いん・さい(十一少主)…未成年

一方、独身の少主たちも夫人候補たちの姿絵を見て品定めしていました。尹岐は美しい郝葭を娶りたいと言います。また尹岳は大人しい尹岩には同じく無口な瑩川出身の阮思思げん・ししがお似合いだと言いました。

そして尹岐と尹岳は見た目は綺麗でも気が強い丹川出身の上官婧じょうかん・さいは娶りたくないものだと言い合います。

尹崢は品定めには参加せず、少傅(少主の教育係)の戴笛たい・てきと碁をさしていました。尹崢は父に媚びて職位を得る兄たちに嫌気がさし、胃の持病を口実に距離を置いているのでした。

選抜会が始まり、夫への仕え方を学んだかという質問に李薇は一夫一妻制の霽川では”仕える”はあり得ないと答えて川主夫妻を呆れさせます。

面談終了後、郝葭は少主たちの住まいに行ってみようと李薇を誘いました。郝葭は尹岐に気に入られていましたが、たとえ既に正室がいたとしても次の川主になる予定の尹嵩に嫁ぎたいと思っていたのです。

少主たちの食べる料理に興味があった李薇は郝葭の誘いに乗ることにしました。2人は少主たちの住まいに入って行く侍女たちに紛れ込みます。

住まいの中では夫人候補の品定めをしていた尹岐が尹嵩に説教されていました。それを見ていた尹崢はわざと碁石をばらまいて音をたて説教を中断させます。

尹崢は盤面を見た尹嵩から対局しようと言われますが、尹崢は胃痛を理由に断りました。尹岐は尹崢を部屋に送って行くことを口実に尹嵩から逃げようとします。

ところがその時、郝葭が歩いて来るのが見えて尹岐は尹崢をほったらかして郝葭に話かけに行きました。郝葭が道に迷ったふりをすると尹岐は道案内をすると申し出ます。

道案内の途中、碁盤を見ている尹嵩を見かけた郝葭は機を逃さずに盤面の見立てをして話しかけました。そばにいた尹峻から彼は尹嵩だと聞いた郝葭はわざとらしく驚いてみせます。

そして郝葭は尹峻と尹岐に手作りの干し杏を配り、尹嵩には次の機会にお持ちしますと言ってまた会うきっかけを作ろうとしました。

尹岐が郝葭に帰り道を案内しようとすると尹嵩は自分が送って行くと言い出すのでした。

一方、今日の昼食の味付けが濃くて食べられなかった尹崢は自分の部屋に戻る途中、本当に胃が痛くなってしまいます。尹崢の付き人の蘇慎そ・しんは別の料理人に調理を命じ、尹崢を部屋に寝かせに行きます。

ところが厨房に置きっぱなしになっていた尹崢用の新しい食事を見た李薇は食べ残しだと勘違いして食べ始めてしまうのでした。

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途中で蘇慎が料理を取りに来たので、李薇は慌ててもうほとんど残ってない料理をなんとか盛り付け直して出します。

最後にとうとう盛り付ける物がなくなった李薇は食べ残した骨と、夫人候補に与えられる玉牌を皿に載せて出しました。

不審に思った尹崢が自ら厨房に行くと李薇がまだモグモグしていました。李薇は自分は毒味役だと言ってごまかそうとしますが、尹崢は誰に仕える者かと問い詰めます。

李薇は病気がちな少主ならその名を騙っても大丈夫だろうと思い、”尹崢”に仕えていると答えてしまうのでした。尹崢は笑いをこらえながら”尹崢”の顔立ちを問います。

尋ねているのがまさか本人とは思わない李薇は”ぼんやりしていて存在感が薄い”と答えてしまうのでした。李薇が厨房から逃げ出そうとした時、尹崢が胃痛に耐えられなくなって倒れてしまいます。

李薇が腕を引っ張って立ち上がらせようとすると尹崢の衣の袖が破れてしまいました。それでも李薇は尹崢を無理やり立ち上がらせて部屋まで送っていきます。

その後、なんとか郝葭に落ち合った李薇が厨房でのことを咎められないか心配していると、女官からお迎えの輿が到着したと知らせがありました。

てっきり霽川へ帰されると思った李薇が郝葭に別れを告げて出て行くと、待っていたのは婚礼用の赤い輿だったのです!なんと李薇は六少主の側室に選ばれたと告げられます。

感想

食べ物に執着するあまり挙動不審になっている李薇がかわいいです。また郝葭は見た目はおしとやかなのに自分の野望を叶えるためにかなり攻めてる姿勢がすごいですね。

それにしても少主たちの住まいに勝手に入るだけでも十分罪だと思うのですが、厨房に置いてあった料理まで食べてしまう李薇に笑ってしまいました。

落ち着きのない李薇と穏やかな尹崢が生み出す空気感がなんとも言えなず、おもしろい展開になりそうで楽しみです!

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2話:余命半月!?

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選抜会後、川主夫妻が李薇の扱いに困っているところへ尹崢が来て、霽川だけ落選させては外交上の問題になると言って李薇を娶ると申し出ていたのです。川主夫妻は李薇を側室にし、正室は後日決めることにしました。

輿入れ後、尹崢のところに侍医が来ていると知った李薇は様子を見に行き、蘇慎と尹岐が”あと半月しか時間がないのに……”と話しているのを聞きます。

李薇はすっかり尹崢があと半月の命だと思い込んでしまいますが、実は尹崢が半月後に試験を控えているという話だったのです……。

自分の部屋に戻った李薇は暦の半月後に”寡婦となる日”と、1ヶ月後に”野辺送り”と書き込み、旅立ちの日までは尹崢にできるだけ尽くすと誓うのでした。

夜になり、尹崢の顔をまだ知らない李薇はまた尹崢の部屋を覗きに行きます。

尹崢は不在でしたが、李薇は寝台の下に赤い液体の入ったタライが置かれているのを見て尹崢が血を吐いたのだと思いました。実はそれは尹崢が処方された薬を飲みたくなくて溜めていただけだったのです。

そこへ尹崢が戻って来ました。李薇は尹崢の顔を見てびっくり!床にひざまずきいて厨房での盗み食いを謝罪します。しかし尹崢は穏やかに李薇に椅子に座るようにと促しました。

李薇が椅子に座ると、尹崢は苦手なことは何かと尋ねます。李薇が書写だと答えると、盗み食いは重罪ではないが罰は必要だと言い、料理の献立表を100回書写するように言ったのです。

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一方、尹岐は娶りたくないと言っていた上官婧を娶ることになってしまいます。初夜に尹岐は自分が主導権を握ろうと腕相撲での勝負を挑みますが、あっさりと負けてしまうのでした。

また思惑どおり尹嵩の側室になった郝葭は慣例に従って正室である趙芳如ちょう・ほうじょに茶を捧げに行きます。趙芳如は茶が少ないと言って侍女に郝葭が持つ茶杯に熱い茶をつぎ足させます。

茶があふれても侍女は注ぐのを止めず、郝葭は火傷に耐えながら茶杯を持ち続けました。そこへ尹嵩が来ます。火傷した手を見た尹嵩は郝葭を連れて部屋を出て行きました。趙芳如は嫉妬に燃えます。

女官たちによる夫人たちへの教育が始まりますが、李薇は居眠りして給金から罰金を引くと言われる有様でした。

教育の時間の後、李薇が待ちに待った夕食の時間になりますが、女官たちに夫が箸をつけていない皿の料理は食べてはいけないと言われたばかり。

李薇は読書していてなかなか食べ始めない尹崢をじーっと見つめます。李薇の意図を察してやっとゆっくり食べ始める尹崢。李薇は尹崢が箸をつけた皿を追うように料理を取って行きます。

食欲がない尹崢はほとんど食べずに部屋に戻ろうとしますが、李薇のために全ての皿に箸だけはつけて行ってくれました。李薇は1人で食事を堪能するのでした。

尹崢が余命わずかだと思い込んでいる李薇は食後、尹崢の部屋に行き叶えてほしい望みを聞きだそうとします。しかし尹崢にそなたでは無理だと言われてしまうのでした。

李薇は周囲の人々に尹崢のことを聞きまわり、まず尹崢の部屋いっぱいに菊の花を飾ることにします。その光景はまるで葬式のようで尹崢はまた胃が痛くなってしまうのでした。

その様子を見て気に入ってもらえなかったと感じた李薇は今度は犬を連れてきます。尹崢は以前犬を飼っていましたが、尹嵩が犬過敏症のために連れ去られてしまったと聞いたのです。

尹崢は大変喜び、蘇慎もこんなお喜びは久しぶりだと言いました。李薇は尹崢に今度は連れ去られないように私が守ると言い、犬に名前をつけるように促します。尹崢は李薇にちなんで”李百福り・ひゃくふく”と名付けました。

李薇は不機嫌そうに立ち去ってしまいます。その後、李薇の侍女に菊の花は”穏やかで長い愛”を意味すると教えられた尹崢はㇵッとするのでした。

また李薇は実家に”夫が他界したらすぐ帰ります”という手紙を出していました。しかし側室は手紙を出せない決まりになっていて、手紙は送られずに戻ってきていました。

それを見た蘇慎は尹崢に、李薇は試験の日を死ぬ日と勘違いしているようだと報告します。尹崢はそれを聞いて李薇の今までの不可解な言動に合点がいくのでした。

感想

李薇の思い込みが激しすぎて笑ってしまいました。また、尹崢は李薇の気持ちを察して自分は食べなくても皿に箸だけはつけて部屋を出て行くところが優しくて素敵ですね。

次回、”余命半月”の誤解は解けるのでしょうか。続きが気になります。

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3話~11話あらすじ

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後日追記します。

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12話~20話あらすじ

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21話~29話あらすじ

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30話~38話あらすじ

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39話~40話(最終回)あらすじ

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後日追記します。

  • 39話・40話あらすじネタバレ
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