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【都会の喧騒を離れて】 人生の転機を迎えた男女が、雲南の自然豊かな村でスローライフを送る大人のヒーリング・ラブストーリー。『風の吹く場所へ』は、リウ・イーフェイ(『ムーラン』)とリー・シエン(『Go!Go!シンデレラは片想い』)という豪華タッグで贈る、珠玉のC-Drama。親友の遺言を胸に旅立った主人公が出会う、美しい景色と温かい人々、そして新たな恋の行方を、キャスト・あらすじ・相関図、貴重なロケ地情報と共に徹底解説!
作品情報
ストーリー解説

北京の高級ホテルのフロントマネージャー、許紅豆(シュー・ホンドウ)は、昇進を控えて忙しい日々を送っていました。そんな中、闘病中だった親友が亡くなります。許紅豆は親友の死を目の当たりし、人生の儚さを知るのでした。
許紅豆は深い悲しみに暮れながらも親友の「見たかったけど見られなかった世界をあなたが代わりに見て」という遺言のため、一緒に旅行することを約束していた雲南・雲苗村へと旅立ちます。
温かく迎え入れてくれた村民たちと交流しながら、許紅豆はしばらくコンドミニアム“風の家”でを過ごすことにしました。そこで許紅豆が出会ったのは、北京の投資会社を辞め、故郷である村の発展に尽くしている謝之遥(シエ・ジーヤオ)。
故郷の伝統を守り続ける謝之遥の熱意に触れ、許紅豆は村を盛り上げるためにボランティアとして仕事を手伝うことに…。
登場人物|キャスト|相関図

許紅豆

演:リウ・イーフェイ
元五つ星ホテルのフロントオフィスマネージャー。仕事には誠実で責任感も順応性もありましたが、仕事以外では冷酷で近寄りがたい存在でした。親友の死をきっかけに、雲南・雲苗村へと旅立ち……。
演じるのは映画「ムーラン」に主演したリウ・イーフェイ。彼女がテレビドラマに本格復帰した話題作としても注目されました。
本作では、仕事のプレッシャーで心身ともに疲弊した“現代の大人”が、自然の中で内面を癒やし、再び輝きを取り戻す様子を、繊細な演技力で表現しています。
謝之遥

演:リー・シエン
かつては北京で投資マネージャーを務めていましたが、故郷である雲苗村で起業して村の発展に貢献しています。許紅豆と出会い、村の観光ビジネスに取り組むことになり……。
演じるのは、「Go!Go!シンデレラは片想い」に主演した“国民的彼氏”のリー・シエン。本作では、都会でのキャリアを捨てて故郷の発展に尽くす情熱的な大人の男性を好演。
都会に疲れた女性の心を優しく溶かす、飾らない魅力と少年のような純粋さが、視聴者の心を鷲づかみにしました。
林娜

演:フー・ビンチン
”風の家”の宿泊客の一人で、雲苗村のカフェのバリスタ。一見普通の長期滞在者に見えますが、実は美しい歌声を持っています。実はサイバー攻撃で心に傷を負った過去があり……。
演じるのは「ときめき旋風ガール」のヒロインを演じて新人賞を獲得したフー・ビンチン。本作では村の人々の温かさに支えられて過去の傷から立ち直ろうとする女性を演じています。
胡有魚

”風の家”に住んで1年になるミュージシャンで、雲苗村のバーで専属シンガーをしています。アコースティックギターを弾き、民族音楽を好みます。
演じるのは子役出身のニウ・ジュンフォン。本作ではすっかり大人になり、音楽への夢をあきらめきれない人物像を情熱的に演じています。
大麦

演:マー・モンウェイ
”風の家”に住んで3ヶ月の住人。”大麦”はペンネームで、ウェブ作家です。家族のプレッシャーから逃れるために移住してきました。村で林娜や許紅豆と親友になります。
演じるのは「皇帝陛下の恋わずらい」で主演したマー・モンウェイ。本作では”風の家”の住人たちに励まされ、スランプを乗り越えていく作家を演じました。放送中には、この役柄での容貌が韓国の人気女優パク・シネに似ていると話題になったそうです。
ほか出演者

婆ちゃん(謝阿奶)役
演:呉彦姝

謝暁春役
演:董晴

黄欣欣役
演:范帅琦

白蔓君役
演:趙子琪

謝之遠役
演:馬柏全

アーグイおばさん役
演:楊昆

鳳役
演:艾丽娅

劉桂琴役
演:崔奕

謝和順役
演:傅迦

四平役
演:焦剛

馬丘山役
演:涂松岩

宝瓶役
演:刘佳

許建國役
演:郝平

許紅米役
演:龚蓓苾

小琴役
演:姚安娜

陳南星役
演:呉倩

謝暁夏役
演:史彭元

冠軍役
演:李偉龍
謝懐蘭役/演:任杰
風の吹く場所へ:見どころ深掘り&癒やし効果の分析
『風の吹く場所へ』の最大の魅力は、都会のスピード感とは無縁の、ゆっくりと時間をかけて育まれる静かで美しいラブストーリー、そして画面全体から伝わってくる圧倒的な「ヒーリング効果」だ。単なる恋愛ドラマではなく、人生の転機を迎えた大人の男女が、温かい村人たちに囲まれながら、自分自身を見つめ直す過程を描く、珠玉のヒューマンドラマとしての側面も持つ。
① 豪華キャストが織りなす大人のヒーリング・ラブ

「神仙姉さん」と呼ばれるリウ・イーフェイが演じるのは、都会の激務で燃え尽き症候群に陥った女性、許紅豆。対する「国民的彼氏」リー・シエンが演じるのは、優しさと情熱を持つ地元起業家の謝之遥だ。
二人の恋は、都会のスピード感とは無縁の、ゆっくりと時間をかけて育まれる静かで美しいラブストーリーとして展開する。
人生の転機を迎えた二人が、故郷の温かい人々に見守られながら、お互いの傷を癒やし合い、やがて愛へと変わっていく過程は、大人の視聴者の心を深く捉えるだろう。
② 視聴者を包み込む「心の疲れを癒やす」効果
本作は、中国の「スローライフドラマ」ブームを巻き起こした傑作だ。物語は、事件や派手な展開ではなく、雲南省の豊かな自然、地元の美しい伝統文化、そして村人たちの温かい交流を中心に描かれる。
都会のストレスや競争から一時的に解放され、主人公と共に「自分を見つめ直す時間」を体験できるのが最大の魅力。
疲れた心に優しく寄り添うこのドラマは、視聴後にはまるで雲南への旅から帰ってきたかのような、穏やかで清々しい気持ちをもたらしてくれる。
③ 創作背景:なぜこのテーマが現代に響くのか
2019年、本作の監督であるディン・ズーグアン(丁梓光)は「家族の名において」の撮影中でしたが、すでに本作のチームもプロデューサー、監督、脚本家によって編成されていました。
この時、プロデューサーは視聴者を都会から田舎へと連れ出し、日常を描くドラマの制作を提案しました。
これは中国では型破りで斬新なテーマでしたが、都市生活者のメンタルヘルス問題、農村振興、留守児童、子育てが終わった高齢者、伝統文化の普及といったチームメンバーが数年間考察してきた思いを表現できると全員が同意。
こうして「風の吹く場所へ」の制作が始まります。都市生活者が抱える心の悩みに焦点を当てた、社会性を帯びたテーマこそが、本作が現代に強く響く理由です。
④ 息をのむ美しさ!雲南・雲苗村のロケ地情報
脚本執筆段階から制作チームは雲南省に焦点を絞り、現地の生活を体験するために2度のリサーチ旅行を行いました。撮影場所が決まった後、スタジオでセットを組むという提案もありましたが、監督はロケ撮影を強く希望。
チームは何度もロケハンを行い、ついに茶馬路にある古い村落を見つけました。村落の廃墟に鳳小院(伝統的な中庭のある家)を建て、昔の姿を復元したのです。
木材や石材の選定も行い、屋根も地元の蚤の市で調達したとのこと。制作陣の「本物」へのこだわりが、映画のような美しい映像と、視聴者を癒やす空気感を生み出しています。
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「風の吹く場所へ」©2022 China Huace Global Media Co., Ltd.
紹介している作品は、2025年11月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各公式ホームページにてご確認ください。
