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【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第2話ネタバレと解説。1931年の任務完了。

エージェントオブシールド7 MARVEL
©2020Marvel & ABC Studios.

【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第2話ネタバレと解説。シールドを守るためにはヒドラを守らなくてはならない。その矛盾な任務にエージェントたちは立ち向かう!しかし、過去を変えれば大勢の人々を救えるというデイジーと、過去の過ちは正せないというコールソン。果たして……!?

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【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第2話あらすじ

マックとディークとフレディが乗っている車は、警察車両に追われながら走っていた。

もう少しで追いつかれると言うところで、マックが車のライトを消して脇道に隠れる。

車はフレディのものだ。

警察車両は気づかずに通り過ぎ、3人は難を逃れた。

マックがフレディに「どうする?」と聞くと、彼は「品物の配達だ」と答え車のトランクを開ける。

3人は目立たないよう着替えをした。

その間、ディークは無線で仲間と連絡を取ろうとするも電波が届かず繋がらない。

マックは、トランクに積み込まれた大量の酒を見て「こんな酒のために命を狙われているのか」とフレディに聞くと、フレディは「最高級品だから調合を知るために人を殺す奴もいる」と説明した。

「守ってやるから正直に話せ」とマックが促したが、フレディはビビっているのか?とニヤリと笑う。

しかし、マックとディークが離れた隙に、フレディは連絡員を名乗る女性から受け取った緑色の薬品が入った小さな試験管ボトル(蓋にはヒドラのマーク)をウイスキー瓶の中に隠し「未来は俺のものだ」小さな声でつぶやいた。

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【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第2話ネタバレ

ケーニグの店

コールソンとデイジーは、クロニコムに撃たれた連絡員の女性をケーニグの店に運び、シモンズとヨーヨーが来るのを待った。

ケーニグは、店を汚されるのを気にしながらも仕方なく協力する。

そこにシモンズとヨーヨーがやって来て、早々に連絡員の女性の体内から銃弾を摘出した。

女性は気を失っているも安定している様子。

コールソンは、ゼファー1のイノックに連絡を取り「戻りたいがマックたちと連絡が取れない」と伝える。

イノックは、無線の信号を増幅させるが もうひとつ問題があると話した。

「エージェント・メイが目を覚まして動き回っている」

メイは、シモンズが思っていたよりも早く目を覚ましたが、合併症の危険があるためまだ動いてはいけないと言う。

しかし、メイは既に体を鍛えていた。

イノックは、シモンズに言われた通り伝えるがメイは「死んだら休む」と耳を貸さない。

それどころか、メイの様子が少し違うようにも見える。

メイの記憶は「アイゼルと戦って殺し、目を覚ましたらカプセルの中にいた」までだった。

イノックは、シモンズが相当な時間をかけて開発した技術でメイを救ったこと、メイは故郷から離れていること、現在は1931年に居ることを伝えたが、メイは何も感じない様子だった。

フレディの過去

マックとディークは、フレディと共に列車に乗っていた。

目的地に着くまでの間、フレディは身の上話を話し始める。

子供の頃、勉強は苦手だったが友達も多かった。

昔はお金持ちだったが大恐慌で財産を失い、父親は借金を返すためにビルから飛び降りて自殺した。

父親の死後、母親もおかしくなり2年ほど口もきかない。

だから自分はやるべきことをやって仲間を作ったし、皆の望むものを運んでいる。

この話にディークは共感した。

自分の夢はこんなことではなかったが、それでもこれが済めば楽が出来るとフレディは言う。

マックは、酒を売るだけで楽になるのか?と聞くと、フレディはフッと笑いながら「でも世界が変わるわけじゃない」と話した。

その頃、シモンズは連絡員の女性の靴に1滴ついていた緑色の液体を採取し、動揺しながらあるテストを行った。

その結果、その薬品は「第二次世界大戦中にドイツで生まれた化合物」であることが分かった。

発明者はエイブラハム・アースキンで、最初の使用者はヨハン・シュミット(レッド・スカル)だ。

つまり、フレディが運んでいるのは超人血清の成分だった。

ヨハン・シュミットは初代レッド・スカル。2代目はジョージ・ジョン・マクソン、3代目はアルベルト・マリク

フレディを止めないとレッド・スカルが生まれると言うデイジーと、過去の過ちは正せないというコールソンの意見が割れた。

コールソンは止めてはいけないと説得するも、デイジーは決めるのはマックだと言い張る。

その時メイから無線が入った。

シモンズはメイにゼファーに居るよう伝えるも、メイは自分で探すとゼファーを出て行こうとする。

「メイより任務が先だ」コールソンは言った。

するとデイジーは、連絡員の女性からフレディの居場所を聞き出す。

女性は、「それなら地獄へ行けば?空を飛ばない限りどうせ追いつけない」と言った。

地獄

これにケーニグが反応した。

地獄=ヘルズ・ハーバー(裏切り者が集まる港)

ケーニグは自分も連れて行くという条件でヘルズ・ハーバーに案内すると言い出し、コールソンはその条件を受けた。

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【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第2話の解説

メリンダ・メイ

メイは体調を整えて着替えると、仲間を守るために現場に行くとイノックに言った。

しかし、イノックはメイの体調からして外に出られる状態ではないし、12世紀の服装では無理だと伝えた。

「今の体調はどうだ?」とイノックがメイに聞く。

するとメイは「何も感じない」と言ったのだ。

イノックはメイを止めるために戦闘モードとなって戦ったが、メイの戦闘能力はそれを上回っていた。

戦いの末、イノックが気を失掛けた時、コールソンやシモンズたちが戻って来た。

メイは、コールソンを見ても「サージとは違う、コールソンでもない」と動揺することもなく、何も感じていない様子でゼファーに戻り、再びカプセルに戻った。

シモンズによると、メイは鎮静剤を打つ時も何もなかったように無抵抗だったため誤作動を起こしている可能性があると言う。

シモンズはどんな技術でメイを治療したのか?

イノックによると、「メイは一時的に死んだ」とのことだったが、コールソンも同じように「感情の起伏」が薄いように思えることから、メイにもコールソンのLMDを作ったのと同じような技術を使った治療を行ったのかもしれない。

メイはアイゼルと戦った際、感情の無い空間に行ってしまった。これが彼女の感情に影響を与えているようだ。

フレディ抹殺指示

ゼファーに搭乗したケーニグは、見たこともない機会の数々に目を丸くして、コールソンたちは宇宙から来たのかと動揺する。

コールソンは自分たちは21世紀から来たと話したが、ケーニグは頭の中がパニックになる。

その時、ゼファーに警告音が鳴り響いた。

どうやら時空の”窓”が閉まる時間が来たらしい。

猶予は17分。

17分の間にこの時代を飛び立たなければならないのだ。

窓が閉じるまでの時間は予測できないため、いつやってくるか分からない。

コールソンはデイジーに、マックとディークを迎えに行くと連絡するよう指示し、デイジーは別の部屋で2人に呼びかけた。

無線の信号が届き、デイジーの呼びかけにディークが答える。

するとデイジーは、コールソンの忠告を無視して「フレディ」を抹殺するようディークに指示を出したのだ。

彼はウィルフレッド・マリック。彼を殺せば大勢の人間を救える。と……。

1931年からの脱出

結局、ディークはマックの説得もありフレディを撃つことが出来なかった。

そこに、2体のクロニコムがフレディを殺しにやって来る。

続いてコールソンとデイジー、イノックとケーニグもやって来て銃撃戦となるが、その隙にフレディは緑の薬品を持って逃げてしまう。

ケーニグがフレディを探して説得したが、失敗したあげく肩を撃たれて重傷を負う。

フレディは迎えの車に乗って立ち去ってしまった。

この時点で窓が閉じるまで残り3分を切る。

ケーニグは自分は大丈夫だからと、ゼファーに戻るようイノックに言った。

イノックは全速力で走ったが間に合わず1931年に取り残されてしまった。

イノックは、条件付きでケーニグの店のバーテンダーとなる。

ケーニグが出した条件は

・シールドについて教えること(協力したい)
・ロボット(クロニコム)について全て教えること(これは自分の興味)

イノックは、ケーニグに「お孫さんもそうなる」と伝え、2人は友情の証として乾杯する。

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【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第2話の感想

デイジーは過去を修正して未来の人々を助けたいと言う一方、コールソンは未来はすでに存在しているから過去を変えてはいけないと言う正反対の意見で割れた。

それぞれが、デイジーらしい、コールソンらしい考えだと納得できた。

また、メイはやはり様子がおかしい。

一度死んでしまったにも関わらず生き返らせるのは、コールソンと同じLMDの技術を使ったとしか思えないが果たしてどうなのだろうか。

彼女の記憶はアイゼルを殺して自分も死んだというというところで終わっている。

イノックの「過去には知り合いだったが、この時代では初めて会う」というのはどういう意味があるのか?

結果として、シールドもヒドラも守った形で終わったが、次の時代ではどんな波乱が待ち受けているのか……。

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