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【武則天-The Empress-】あらすじネタバレ71話・72話。

アジアドラマ
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【武則天-The Empress-】71話・72話。陛下に失脚させられることを察知した長孫無忌は、先手を打って隠居を申し出ました。しかし、隠居の裏には長孫無忌のある思惑が秘められており……!?

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【武則天-The Empress-】ネタバレ71話

真の黒幕に気づいた武媚娘

菊の図・・・王皇后からの贈り物。武媚娘が流産する原因となった。

調べの結果、王皇后よりも先に“菊の図”に触れた人物は高陽公主だと判明した。

それにより、高陽公主が流産の黒幕だと確信した武媚娘は命をもって償わせると誓う。

陛下と呉王・李恪は、きたる先帝の命日についての段取りを話し合っている。

当日、李恪は5千の兵を率いて感業寺を囲み、大臣たちの前で長孫無忌の横専を並べ立てて関隴集団を一網打尽にする予定だ。

ただ、宮中の禁軍が動けば敵は6千の兵を持つことになる、と心配する陛下。

すると李恪は、李勣将軍を味方につけて彼の軍を動かすことができれば問題ないと返した。

安心した陛下は酒を飲みはじめ、いつの間にか眠ってしまう。

そこに、酔い覚ましを持った武媚娘が現れ、眠る陛下を寝台に運ばせた。

李恪の二心を疑っている武媚娘は、陛下と李恪が2人きりだと聞いて慌てて駆けつけたのだ。

武媚娘に疑われていると気づいた李恪は、かつて100点以上の武具を手配したのは謀反の準備ではなく、陛下に指示されたことだと打ち明ける。

陛下は長孫無忌に対抗するために“影の軍隊”を李恪に育成させていたのだ。

長孫無忌の隠居

廃后・王氏と蕭淑妃は、陛下から毒を賜り死亡した。

長孫無忌は密偵からの報告文を読む。

“李恪は陛下の命令により、先帝の命日に長孫無忌および関隴集団を失脚させるつもりです”

報告文を読んだ長孫無忌は陛下に会いに行き、李恪の兵が都に潜んでいるのは謀反の兆候だと訴えるが、陛下は気にもとめていない様子。

それどころか、陛下は以前から兵の潜伏を知っていたことを匂わす。

「……以前からご存知だったのですね」

長孫無忌はそう言うと、跪いて隠居を申し出た。

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【武則天-The Empress-】ネタバレ72話

隠居作戦の裏側

陛下は呉王・李恪に、「長孫無忌が隠居した。我々は戦わずして勝ったのだ」と報告する。

“長孫無忌を政務から遠ざける”という目的は果たしたため、5千の兵は引き上げることとなった。

その後、高陽公主と密会した李恪は、陛下のために長孫無忌を始末するべく作戦(感業寺の包囲)は続行すると伝える。

陛下の前に現れた長孫無忌は、やはり李恪は謀反を起こすつもりだと話す。

・隠居して病と偽り引きこもれば、李恪が5千の兵を引きあげるだろうと踏んだ

・しかし、李恪は5千の兵をいまだ都にとどめている

・このことから、李恪の謀反はほぼ確実だと思われる

2人の会話をこっそり聞いていた武媚娘は姿を現し、長孫無忌の隠居作戦を賞賛した。

陛下も、さすがに李恪の二心を疑うことにしたようだ。

感業寺は攻め落としづらい建物ゆえ、仮に李恪が謀反を起こした場合でも1時間は防衛できるが兵力が心もとない。

長孫無忌は、李勣将軍の力を借りられれば一番良いが、どんな時でも中立を保つ彼を従わせられるのは先帝と妻だけだと話す。

それを聞いた武媚娘は、妻を人質にして李勣将軍を従わせることにする。

李勣将軍の説得

先帝の命日。

高陽公主は、李恪を捕らえるよう部下に命じる。(5千の兵を奪うため??)

その後、高陽公主は弁機の墓の前で「ついにこの日が来た。長孫無忌の首を供えてやるわ」と語りかける。

首謀者の高陽公主を筆頭に反乱軍が感業寺を取り囲み、やがて寺の中へと攻めこんでいく。

そこに、李勣将軍の軍隊が現れた。

武媚娘が李勣将軍の妻子を人質にとり出兵させたのだ。一刻を争う事態なため、武媚娘は強硬手段に出たのだと思われる。

結果、反乱軍は鎮圧された。

高陽公主は陛下の面前で「李恪に脅されただけ」と言い、李恪にすべての罪を着せる。

陛下は、生きている唯一の兄妹を失いたくないという思いから高陽公主を許してしまった。

高陽公主への制裁

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

たとえ陛下が高陽公主を許しても、武媚娘は彼女を許すことができなかった。

復讐の駒として利用され、子を2人も殺されたのだから……。

武媚娘は、弁機の墓にやってきた高陽公主を太監たちに取り囲ませる。

高陽公主は、すべては長孫無忌への復讐を果たすためだったと自白。

続けて、「一番憎んでいるのは弁機を殺した父上(先帝)よ。だから先帝が築き上げた“唐”をぶち壊したかった」と思いをぶちまけた。

そんな彼女に武媚娘は冷たく言い放つ。

「あなたの遺骨は弁機の隣ではなく、房遺愛(夫)の隣に置いてあげる。

あなたと弁機は、未来永劫 離れ離れよ」

短剣を取り出して武媚娘に襲い掛かろうとした高陽公主は、複数の太監に取り押さえられたかと思うと首を絞められ大木に吊るされる。

高陽公主は死亡した。

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【武則天-The Empress-】感想71話

王皇后と蕭淑妃が同時に死罪となりましたが、2人はどちらも濡れ衣を着せられたまま死んだため、なんだか同情心が拭えません。

(安定公主殺害の黒幕は高陽公主ですし、巫術事件は武媚娘の仕込み)

おそらく武媚娘は、2人にやられる前に先に始末しておいたということなのでしょう。

確かに、2人を生かしておけば今後も武媚娘を陥れようとしたでしょうから仕方がないのかも……。

そして今回の驚きは、長孫無忌が隠居を申し出たことです。

きっと彼は、陛下に失脚させられると察したため、それよりも先に身を引いたのだと思われます。

朝廷での長孫無忌は独善的な部分があったものの、決して二心はなく唐のために尽くしてきた忠臣だっただけに、いざ引退するとなると物悲しさが残ります。

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【武則天-The Empress-】感想72話

今回の72話は、後半の山場といった感じで非常に見ごたえがありました。

なかでも、一番の見せ場であろう武媚娘と高陽公主の対峙シーンは圧巻。

まさか、その場で高陽公主を絞め殺させるとは……なかなか衝撃的な映像でした。

2人の子を殺された武媚娘からすると、高陽公主を許すことなどとてもできなかったのでしょう。

とはいえ、もしも高陽公主を殺したことを陛下に知られたら、夫婦としての2人の溝が深まってしまう気がします。

残念だったのは、謀反に巻き込まれた李恪が死亡してしまったこと。

彼が5千の兵を率いたままだったのは、陛下のために長孫無忌を始末しようとしたからなのですが、結果的に謀反人として死したようです。

ドラマでは李恪の最期は描かれていませんが、陛下が高陽公主のことを「生きている唯一の兄妹」と言っていたことから李恪は死したのだと思われます。

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