【大明皇妃 -Empress of the Ming-】キャスト総まとめ。実在した孝恭章皇后の一代記が描かれている本作は、100億もの総製作費が投じられただけあり細かい美術にも目を奪われる。中国では高視聴率を叩き出し、【ミーユエ】や【武則天】に続く時代劇の金字塔となった。この記事では、キャストの詳細プロフィールのほか、配音/原音の一覧表もご紹介!
製作:2019年 中国
原題:大明風華
原作者:蓮静竹衣
監督:チャン・ティン
放送局:Hunan Television
キャスト:タン・ウェイ、チュウ・ヤーウェン、チャン・イーシン、ドン・ジアジア、チャオ・ジェンユー、ユー・ハオミン、ワン・シュエチー
【大明皇妃(だいみんこうひ)】あらすじ
物語は、皇后の孫若微(タン・ウェイ)が絵師に自画像を書かせているシーンから始まります。完成した自画像を眺めながら、侍女に「似ている?」と聞く彼女の声はどこか物憂げでした
ある冬の日、皇帝の朱瞻基(チュウ・ヤーウェン)を見舞いに行った若微は、彼の顔を見て過去を回想します。
≡回想(本編)≡
明の時代。若微がまだ少女だった建文4年に、朱棣がクーデターを起こし明の皇帝が変わりました。新しく皇帝になった朱棣こと永楽帝は、前皇帝の臣下たちを一家皆殺しにするよう命じます。これにより、前皇帝に仕えていた若微の父親と母親が殺され、妹の蔓茵とは生き別れてしまいました。
10年後。父親の友人である孫愚に育てられた若微は、両親の敵討ちをするべく反逆組織に属し“皇帝暗殺”の機会を伺っていたました。
そんなある日、「永楽帝が戦から凱旋する」との情報を仕入れた若微とその仲間たちは、ついに暗殺計画を実行しますが狙った永楽帝の馬車はもぬけの殻でした。何者かに偽の情報を掴まされてハメられたのです。
若微が慌てて拠点地の骨董店に戻ると、ほどなくして錦衣衛(警察機関)が強制捜索をしにやって来ました。錦衣衛を指揮する男は、自身も錦衣衛に扮していますが実は永楽帝の孫である朱瞻基で、若微を逆賊ではないかと疑います。
若微は必死に取り繕いますが、店の床に“弓矢”が落ちているのを朱瞻基に見られてしまい……。
主要キャスト
孫若微役/タン・ウェイ
名前:タン・ウェイ(湯唯)
生年月日:1979年10月7日
身長:172cm
代表作:【ラスト、コーション】(2007)、【レイトオータム】(2010)
本作の役柄:朱棣が起こしたクーデターにより両親を失った若微は、皇帝となった朱棣に復讐するため逆賊として生きてきた。
ある日、仲間とともに満を持して皇帝の暗殺計画を実行するが失敗。
この暗殺事件を捜査する皇太孫/朱瞻基に怪しまれてしまい、それ以降は彼との関わりが増えていく。
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・映画【ラスト、コーション】で過激なシーンを演じ、大きな注目を浴びて一躍“時の人”となった
・本作の相手役であるチュウ・ヤーウェンとは、以前に【黄金時代】でも共演している
・私生活では、2014年にキム・テヨンと結婚した
朱瞻基役/チュウ・ヤーウェン
名前:チュウ・ヤーウェン(朱亜文)
生年月日:1984年4月21日
身長:180cm
代表作:【見えない目撃者】(2015)、【孫子兵法】(2008)
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・厳格な両親に育てられたチュウ・ヤーウェンは、大学進学のために声楽を学ぶが、その先生から演技の勉強をすすめられ俳優の道に進んだ
・私生活では、2013年に女優の沈佳妮と結婚
・中国では「歩くフェロモン」と言われている彼だが、本人はこれを自分の商業的要素にするつもりはないらしい
・「探偵」レベルの洞察力を持っており、ある電話インタビューの最中に、相手記者の感情の移り変わりや、インタビューにおける試行錯誤や職業上の日常などを短時間でズバリと言い当てたことも
・2話分の台本を読んだだけで本作への出演を決めたそう
・朱瞻基の声は吹き替えではなくチュウ・ヤーウェンの声が使われており、作中では人生のステージに合わせて3種類の声を使い分けている
【役どころ】
永楽帝の孫であり、皇太子の息子。後の第5代皇帝。
永楽帝の暗殺事件を捜査する朱瞻基は、若微に目をつけ探りを入れるが、一緒に過ごすうちに彼女に惹かれていく。
表面上はひょうきん者のように振る舞うが、鋭い観察眼を持つ。
チュウ・ヤーウェンは、自分が演じた朱瞻基という役柄について以下のように解釈しているとインタビューで語りました。「孫若微が自分を愛しているかどうか、一生かけて推測している」
朱祁鎮役/チャン・イーシン(EXO レイ)
名前:チャン・イーシン(EXO レイ)
生年月日:1991年10月7日
身長:177cm
代表作:【カンフー・ヨガ】(2017)
本作の役柄:若微と朱瞻基の息子で、後の第6代皇帝。明の時代で唯一、皇帝の座に2度就いた人物である。
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・本作の撮影では、母親役のタン・ウェイがあまりにも若く美しいため、緊張するべきではないシーンでも緊張してしまったとのこと
・本作の役作りのため、生まれて初めて髭を生やした
・相対音感と絶対音感の中間の能力を持つ彼は、耳で音を覚えてピアノ演奏をする
胡善祥(蔓茵)役/ドン・ジアジア
名前:ドン・ジアジア(鄧家佳)
生年月日:1983年5月17日
身長:167cm
代表作:【Burning Ice<バーニング・アイス>】(2017)
本作の役柄:若微の生き別れの妹。若微と同じくクーデターで両親を失った蔓茵は、宮中の女官として育てられ“胡善祥“として生きることとなる。
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・2014年にマーティン・ユーと結婚をするが2019年に離婚
徐浜役/チャオ・ジェンユー
名前:チャオ・ジェンユー(喬振宇)
生年月日:1978年11月1日
身長:182cm
代表作:【古剣奇譚 ~久遠の愛~】(2014)、【雪花女神龍】(2003)
本作の役柄:若微が属する反乱軍の仲間。常に愛する若微を見守っている。
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・中国歌劇舞劇院のプロのダンサーだったチャオ・ジェンユーは、2000年の映画龍騰虎躍で俳優デビューを果たす
・2003年には【雪花女神龍】の欧陽明日役で注目を浴び、その後は数々の賞を獲得して人気・実力ともにトップクラスの俳優となる
・正統派の主人公のみならず悪役や三枚目キャラなど幅広く演じる彼は、民衆から百面相と評されている
・2013年にチャオ・ジェンユーと結婚
朱高煦役/ユー・ハオミン
名前:ユー・ハオミン(俞灏明)
生年月日:1987年11月14日
身長:180cm
代表作:【海上牧雲記】(2017)、【月に咲く花の如く】(2017)
本作の役柄:漢王。第2皇子。野心家で皇太子の座を狙っている。
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・2007年にオーディション番組で全国6位を獲得してデビューを果たす
・とあるドラマのロケ中に起きた爆発事故で顔が焼けてしまった彼は、その後大きな手術をした
・演技への情熱があり、「現場を離れたら心が離れてしまう」という理由から、自身の撮影シーンが終わった後でも常に現場にいるほど
・アフレコ番組によく出演している
朱高熾役/リャン・グァンホア
名前:リャン・グァンホア(梁冠華)
生年月日:1964年9月30日
身長:178cm
代表作:【神探狄仁傑】(2004)
本作の役柄:朱瞻基の父親で皇太子。善良だが気弱な性格ゆえ、すぐに漢王につけこまれてしまう。
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・医療関連に従事していた両親は、忙しさのあまり幼いリャン・グァンホアを祖母の家に預けていた
・1984年にドラマ【红白喜事】で数々の賞を獲得し、その後の俳優活動でも多くの賞を得て民衆に親しまれてきた
・本作の皇太子役で再び注目を集めた彼は、「俳優人生2度目のピークを迎えた」と言われている
その他キャスト
宮中のキャスト
- 永楽帝/朱棣役:王學圻
- クーデターを起こし皇帝となる
- 安貴妃役:趙櫻子
- 永楽帝の妃
- 朴妃役:孫驍驍
- 他国から献上された公主で安貴妃の妹
- 胡尚儀役:師悅玲
- 蔓茵を育てた宮廷の女官
- 心眉役:王偉
- 胡善祥の同僚の女官
- 鄭和役:李泰
- 内宮監大監
- 張妍役:吳越
- 朱高熾の妻
若微の周辺キャスト
- 孫愚役:侯岩松
- 若微の育ての親
- 聶興役:洛桑念扎
- 若微の幼馴染
- 永楽帝の暗殺に失敗して投獄される
- 皇甫雲和役:魏巍
- 若微ら逆賊を指揮する人物
その他キャスト
- 朱高燧役:欒元暉
- 第3皇子/趙王
- 韋妃役:隆妮
- 漢王の妻
- 姚廣孝役:李昊翰
- 高僧。朱瞻基の師
- 朱元璋役:許翔
- 朱棣の父。明朝開国皇帝
- 方孝孺役:王毅
- 朱元璋の側近
【配音/原音の一覧表】
★原音(役者本人の声)★
- 孫若微
- 朱瞻基
- 胡善祥
- 朱棣
- 朱高熙
- 朱高熾
- 張妍
- 胡尚儀
- 双喜
★配音(吹き替え)★
- 徐浜・・・吴凌云
- 朱祁鎮・・・文森
- 朴妃・・・李诗萌
- 安貴妃・・・杨婧
- 皇甫云和・・・张原铭
- 鄭和・・・彭尧
- 張克俭・・・张磊
- 王振・・・曹旭鹏
- 姚广孝・・・张震
- 郕王妃・・・徐畅繁
- 也先・・・齐克建
- 徐有贞・・・赵铭洲
- 金荣・・・郭政建
参考元サイト:微博(Weibo)@姜雨晨