フォー・シーズンズ(Netflix)キャスト、相関図、あらすじ。アラン・アルダの「四季」をティナ・フェイがドラマ化したロマンス・コメディシリーズで、長年の友人である3組の熟年カップルの四季の休暇を描きます。30年来の友人の3組のカップルは1年に4回の休暇を共に過ごすほどの仲良しですが、そのうちの1組の破局を機に過去の問題や新たな問題が浮き彫りになります。
作品情報
- 2025年/アメリカ/全8話
- 原題:The Four Seasons
- 配信:Netflix
- リリース:2025年5月1日
- オフィシャルサイト
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スタッフ
キャスト
あらすじ
ケイト(ティナ・フェイ)とジャック(ウィル・フォーテ)、ニック(スティーヴ・カレル)とアン(ケリー・ケニー)、ダニー(コールマン・ドミンゴ)とクロード(マルコ・カルヴァーニ)の3組のカップルは、30年来の友人です。
彼らは1年間を通じて4回の休暇を共に過ごし、楽しい時間を共有しますが、3組のうち1組が別れようとしていることが発覚します。この1組の破局が友人たちの関係に影響を及ぼし、過去の問題や新たな問題が次々と浮き彫りになります。
登場人物/相関図

ケイト役/ティナ・フェイ

演:ティナ・フェイ
ジャックの妻。
ジャック演じるウィル・フォーテとは実際の友人で、2000年代に「サタデー・ナイト・ライブ」で共演しています。フェイは制作と脚本にも携わっており、ケイトとジャックはある種のテンプレートで、原作オリジナル映画のアラン・アルダとキャロル・バーネットが演じたキャラクターだと説明しました。
ジャック役/ウィル・フォーテ

演:ウィル・フォーテ
ケイトの夫。ジャックは温かさと知性のある人物で、親近感の持てるごく普通の男性です。
ケイト演じるティナとは友人で、「サタデー・ナイト・ライブ」ではティナの方が先にキャストを務めていたこともあり、同い年ながらずっと先輩のような存在だったとのこと。
ニック役スティーヴ・カレル/アン役ケリー・ケニー

アンの夫。結婚25年を迎え、この関係を続けるかどうかという重大な問題に直面しています。夫婦の関係はアンバランスで、溝が生まれているもののまだそれに気づけていません。
- 1962年8月16日生
- 米国/マサチューセッツ州出身
- 「40歳の童貞男」
- 「ジ・オフィス」
アン役/ケリー・ケニー

ニックの妻。結婚25年目にして、この関係を続けるかどうかという問題に直面しています。しかし、まだ夫婦間に生まれた溝にさえ気づけていません。
アン演じるケリー・ケニーは、影が薄くなりがちな中年期の問題を扱う機会に喜んでおり、「フォー・シーズンズ」はあらゆる人間関係へのラブレターなのだと語りました。
- 1970年1月20日生
- 米国/コネチカット州出身
- 「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」
- 「リブート」
ダニー役/コールマン・ドミンゴ

クロードの恋人。大人の責任と向き合いながらも、2人の絆の軽さを保とうとしています。
ダニー演じるコールマン・ドミンゴによれば、ダニーとクロードのカップルは原作オリジナル映画では男女の関係だったキャラクターをゲイのカップルにしており、原作キャラクターをベースにしつつ手を加えたところが気に入っているとのこと。
- 1969年11月28日生
- 米国/ペンシルベニア州出身
- 「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」
- 「ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男」
クロード役/マルコ・カルヴァーニ

ダニーの恋人。強引さと弱さを併せ持つ、燃えるような心の持ち主。
クロード演じるマルコ・カルヴァーニはドミンゴとの共演について、「私たちが一緒に演じているあの瞬間は、とても自由で、とても安全な状態でキャラクターの中への出入りができた。」と振り返りました。
- 1980年12月11日生
- イタリア/トスカーナ州出身
- 「Borgia」
- 「フォー・シーズンズ」
解説

「フォー・シーズンズ」は、1981年の長編映画「四季」をドラマ化したロマンス・コメディドラマです。
原作オリジナル映画は、「マリッジ・ストーリー」のアラン・アルダが監督、脚本、主演を兼任したヒューマンドラマで、3組の仲良し中年夫婦のうちの1組の破局を軸に、彼らの友情を四季を通して描かれました。
ケイト演じるティナ・フェイが脚本と制作を兼任する「フォー・シーズンズ」は、原作映画の設定をリミックスし、長年の友人たちが4回の休暇を過ごす様子を描く、ほのぼのとしたコメディシリーズに仕上げています。本シリーズは、原作映画の監督アルダから快諾を得ています。
「フォー・シーズンズ」の最大の特徴は、四季の休暇を2話ずつ描き、作中には休暇中の人々しか出てこないことでしょう。登場人物は、家でも仕事場でも見かけない休暇中の友人たちだけです。
とはいえ、休暇につきものの陽気な騒動や笑いを誘う冒険とは裏腹に、ほぼ全てのカップルや友人グループが何年にもわたって経験する茨の道も扱っています。
配偶者や親友であれど、長い付き合いになればその関係が当たり前になり、新しい刺激は何もありません。
そこで「フォー・シーズンズ」では、ちょっとした視点の転換、視聴者が自分の夫(妻)や親友をある視点から見たら、”ああ、これは私の人生で最も貴重なものであり、両手で掴み取るべきものなのだ”というような感覚を覚えるように工夫されているのです。
制作と脚本を務めたトレイシー・ウィグフィールドは、本シリーズではプラトニックな関係にも恋愛関係と同じような気遣いが必要なことが多いことを認めています。
制作と脚本に加え、最後の2エピソードの監督も務めるラング・フィッシャーは、「ある時点で非常に長い友人関係を持つようになると、彼らはあなたの家族になる。彼らはあなたの人生の浮き沈みを見守り、あなたを知り尽くしている人になるのです。」とコメントしました。
そして、「愛する配偶者がいることに加えて、自分の人生とこれまでの経緯を語ることができる旧友たちが必要なのです。」と付け加えました。
さらに、若手俳優とベテラン俳優によるアンサンブルも魅力の1つ。エリカ・ヘニングセン、マルコ・カルヴァーニ、ケリー・ケニーといったブレイク中の若手俳優に加え、オスカー賞ノミネートのコールマン・ドミンゴ、エミー賞ノミネートのウィル・フォーテ、ゴールデン・グローブ賞受賞のスティーヴ・カレルといったベテラン俳優が作品に命を吹き込みます。
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