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【風起花抄】7話・8話 ネタバレ感想|側室選びの宴(ふうきかしょう)

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【風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~】7話と8話のあらすじとネタバレ感想。玉児は裴行倹に自分が以前寺で会った女子だということがバレてしまいます。その後、玉児は名家の正室が宴で着る衣装を本人に内緒で半日で仕上げるという難しい注文を受けることになり……。

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7話のあらすじとネタバレ

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裴行倹は術にかかって動けない玉児を荷車に乗せて家に送り届けました。

玉児が術を解いてほしいと言っても、裴行倹は自然に解けるまで反省しろと言ってそのまま家の前に置き去りにして帰ろうとします。

裴行倹の感じの悪い態度に、思わずあの日寺で絡んできた学生のことを引き合いに出してしまう玉児。

それを聞いた裴行倹は玉児が顔を隠していた布をとり、あの時の女子かと驚きます。

裴行倹は、あの日の学生の中でリーダー格だった裴如琢はいじょたくが君の素性を探っていたから注意しろと忠告しました。

数日後、玉児は阿霓から、母が捕らえられた後、妾の曹氏の兄が近所に衣装店を開いて”天下第一針”の称号を掲げ、安四娘の技を継いだと吹聴していると聞かされます。

玉児は曹氏を見返すため、阿霓と一緒に品評会に出す衣装を作ることを約束するのでした。

ある日、武媚娘は宮中で巣から落ちた小鳥を見つけます。

そこへ偶然通りかかった李治は、小鳥を巣に戻してやろうと木に登りました。

李治は木に登る時、帯に挟んでいた皇帝への奉上書を落としてしまいます。

それを拾った武媚娘は奉上書に科挙の改革が論じられているのを見て、今、皇帝は病で気が立っているから政治の話をするよりも孝行した方がいいとアドバイスするのでした。

そんな中、衣装店に名家の裴炎はいえん夫妻の妹たちが訪ねてきます。

裴炎の正室に子どもができないため、明日、側室を選ぶ宴を開き若い女子たちを招くとのこと。

妹たちは宴で正室にも着飾るように勧めたが、正室は着飾るべきは自分ではないと頑なになっていると言いました。

そこで、正室には内緒で明日までに衣装を作ってほしいと言うのでした。

阿霓は難しい依頼だと言いますが、玉児は半日で作り上げると約束します。

玉児は妹たちから正室の体格や好みを聞き出し、図案を書き上げました。

そこへ自分も側室選びの宴に参加する曹氏の娘、庫狄珊瑚こてきさんご(チェン・シュオ)がやってきて、図案を盗み見するのでした。

一方、宮中では皇帝の体調が悪いにもかかわらず李治が科挙の改革について論じ、老臣からたしなめられていました。

それを聞いた李明はここぞとばかりに体調を気遣う発言をし、皇帝に褒められます。

李治はそこで初めて、先ほどの武媚娘のアドバイスが正しかったことに気づくのでした。

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7話の感想

難しい注文でもすぐに図案を書き上げてしまう玉児。

さすが天才的な服作りの才能を受け継いでいますね!

そして、悪いタイミングで店に来て図案を見てしまった庫狄珊瑚が何か企んでそうで心配です……。

また、李治の行動を見抜いて事前にアドバイスした武媚娘の聡明さも光っていますね。

これから2人の女子の活躍が楽しみです。

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8話のあらすじとネタバレ

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卓錦娘は豆子を探しに不禄院に行きますが、本当に見当たりません。

その帰り、卓錦娘は不禄院の新入り、魏林ぎりんに呼び止められました。

魏林は卓錦娘に、豆子は孫徳成が宮中から逃がしたようだと告げ口して取り入ろうとします。

また、魏林は豆子と一番仲の良かった小順子はきっと何か知っているはず、小順子は今投獄されているので聞き出すチャンスだと卓錦娘をそそのかすのでした。

夕方、裴炎の正室の妹たちは出来上がった美しい衣装を見て感激し、宴で玉児を姉に紹介したいと言います。

当日、玉児の図案が宴の主催者のためのものだとは知らない庫狄珊瑚はそっくりに仕立てた衣装を着て行き、正室と気まずい雰囲気になってしまいます。

玉児は正室に自分の図案が盗み見られて真似られたことを説明し、その場で衣装に椿の花びらを縫いつけ、また違った印象の衣装に仕上げたのです。

正室はそれをとても気に入り、玉児にも側室選びに参加するように言いました。

遠くから女子たちの様子を見ていた裴炎も玉児の行動に感心していました。

実は、この宴には裴炎の友人である裴行倹も参加していたのです。

裴行倹は裴炎に先日の寺での話をし、裴如琢は仕返しに彼女の素性を調べているようだと話をしました。

すると、別の友人が調べによると彼女は庫狄延忠の娘で、裴如琢は自分の側室にして屋敷で酷い目に遭わせようとしているらしいと教えます。

裴行倹は裴炎に、裴如琢にとられる前に彼女を側室にしたらどうかと冗談半分で提案するのでした。

庫狄珊瑚は側室の座を奪われまいと、参加者たちの前で瑠璃をつまずかせて転ばせます。

正室は手に怪我をした瑠璃を心配し、先に家に帰らせることにしました。

その頃、庫狄家には裴如琢の使いにより縁談が持ち込まれていました。

庫狄延忠と曹氏は、庫狄珊瑚は裴炎の宴に行ったのになぜ裴如琢からの使いが来たのか半信半疑ながらも、より格上の裴如琢との縁談に大喜びします。

ところが、その後、なんと裴炎の家の者からも縁談が持ち込まれたのです!

裴炎は友人の話から、玉児のことを”庫狄延忠の娘”だと思い込み、縁談を持ちこませたのでした。

曹氏は庫狄珊瑚を、より格上の家に嫁がせたいと裴炎の家の者の前で裴如琢との縁談の話を持ち出し、険悪な雰囲気になってしまいます。

裴炎の家の者は、宴には美しい絵師もいたのに庫狄珊瑚が側室に選ばれること自体がおかしいと思ったと捨て台詞を残して去って行きました。

その言葉を聞いた庫狄延忠は庫狄珊瑚に美しい絵師とは何者かと尋ねます。

庫狄珊瑚は、先日、父上が家の前で話していた女子だと答えました。

曹氏から、その女子について問い詰められた庫狄延忠はそれが瑠璃だと白状します。

宴の後、裴行倹が衣装店へ、以前相談した屏風の製作が可能かどうかの返事を聞きに来ました。

阿霓は絵師と染め職人に相談したが、大きすぎて無理だと言われたと断ります。

裴行倹は立ち去ろうとしますが、店の奥で話を聞いていた玉児が呼び止めました。

阿霓は新しい絵師に相談すると言って一旦奥に下がります。

玉児は絵を描くのは難しくない、屏風に加工するのが難しいから、価格を5割増しにしてそれを職人の取り分にすれば受けられると言いました。

それを聞いた裴行倹は5割増しでも注文したいと言い、阿霓は絵師のところに案内します。

顔を合わせた玉児と裴行倹はお互いにびっくり!

玉児は、やはりこの注文は断りたいと言い出すのでした。

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8話の感想

不禄院の新入りの魏林ですが、卓錦娘に取り入るなんて腹黒そうで心配です。

そして、偶然宴に参加していた裴行倹の発言により、玉児の知らないところで勘違いが起こってしまいました。

玉児には何の不幸もふりかからないといいのですが……。

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本ページの情報は2023年3月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。