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【風起花抄】5話・6話 ネタバレ感想|再会(ふうきかしょう)

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【風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~】5話と6話のあらすじとネタバレ感想。孫徳成は豆子を棺に隠して宮中から連れ出します。豆子は女性の姿に戻り、父が待つはずの家に行ってみますが……。

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5話のあらすじとネタバレ

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孫徳成は豆子に安四娘から託された財産と、自分と小順子の蓄えを渡して棺に隠します。

小順子の蓄えは宮中で巾着を売って得たものでした。

孫徳成と小順子が棺を乗せた馬車で皇宮を出ようとすると、衛兵がやってきて小順子は宮外の物を宮中で販売した罪で捕らえられてしまいます。

豆子は小順子を助けたいと棺から出ようとして騒ぎました。

孫徳成は衛兵に存在が知られないよう豆子を気絶させて宮外へ出ます。

一方、裴行倹は貴公子との約束の日に酒楼に行きますが、代理で侍衛が現れて今日はあるじが急用で来られなくなったので詫びに来たと言いました。

裴行倹は不意打ちで盃を投げつけ、それを受けた侍衛の腕前を見て主もきっと只者ではないと感じます。

しかし、侍衛は主の素性を決して明かさず、ただ今回はお父上のご病気のために約束が守れなかったとだけ言うのでした。

裴行倹は主の正体が気になり、侍衛を尾行することにします。

侍衛は裴行倹の尾行を巻こうと、偶然すれ違った孫徳成の馬に小石を投げつけて暴れさせました。

馬車はひっくり返り、豆子は棺から投げ出されてしまいます。

孫徳成は慌てて豆子だけを連れてその場を逃げ、大切な財産が入った包みを置き去りにしてしまうのでした……。

裴行倹は侍衛を見失ってしまいますが、馬車がひっくり帰った現場に包みが残されているのを見つけ、ひとまず持ち帰ります。

路地裏に逃げ込み、豆子は小順子を助けるために宮中に戻りたいと言いますが、孫徳成は私が必ず救い出すから心配するなと言って豆子を送り出しました。

街で豆子は女性用の衣を買おうとしますが、そこで財産の包みを置いてきたことに気づきます。

仕方なく身につけていた帯飾りと衣を交換して瑠璃の姿に戻り、先ほどの場所に包みを探しに行きました。

包みは見当たりませんでしたが、道端の石に”荷物は四門学の裴行倹が預かる”との伝言が彫ってあるのを見つけます。

近くで物を売っていた人に四門学への行き方を尋ねると、かつて自分が住んでいた家や伯父の衣装店の近くとのこと。

瑠璃は、まず家へ行ってみました。

するとちょうど父の庫狄延忠が帰ってきます。

庫狄延忠は顔を見てすぐに瑠璃だとわかりましたが、災いに巻き込まれたくないために他人のふりをするのでした。

瑠璃は泣きながら家を後にし、伯父の衣装店に向かいます。

伯父の安四郎と再会したものの、自分が瑠璃だとわかったら迷惑をかけてしまうのではないかと考え、名乗らずに店を出る瑠璃。

しかし、安四郎は追いかけてきて”瑠璃”と呼んだのです。

瑠璃を店に連れ帰ろうとする安四郎ですが、瑠璃は罪人の娘が店に行ったら迷惑をかけると言って断ります。

※ 四門学

庶民の子弟が入学する学校

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5話の感想

なんとか宮中を抜け出した瑠璃ですが、一文なしの上に実の父にも他人のふりをされ、一体どうなってしまうのでしょうか?

裴行倹とは出会えそうでなかなか出会えないですね……。

2人がどのように出会うことになるのか今後の展開が気になります。

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6話のあらすじとネタバレ

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安四郎の提案で瑠璃は素性を隠し、玉児ぎょくじという名で店で絵師として働くことにしました。

また、玉児は衣装店の番頭、阿霓あげい(ヤン・シュエ)と一緒に住むことになります。

日を改めて酒楼で裴行倹と会った貴公子ですが、やはり素性は明かさず九男だから”九”と呼んでほしいとだけ言うのでした。

九は裴行倹の詩が科挙を暗に批判する内容だったことについて尋ねました。

裴行倹は現在の科挙の問題点として下記を挙げます。

  • 答案の氏名を隠さずに採点されているので家族の権勢が合否に影響している。
  • 科によっては丸暗記すれば合格できたり、才能と努力が必要なものがあったりと公平でない。

九は裴行倹に感心し、友として酒を酌み交わしたいと言います。

ところが、そこに使いの者が来て耳打ちし、九は急用ができたと言って帰ってしまうのでした。

皇宮では尚服局に移る令が出たにもかかわらず、豆子が一向に来ないので卓錦娘がイラついていました。

鄧七娘を不禄院に迎えにやると豆子の姿はなく、孫徳成は姿が見えないから尚服局に行ったものと思っていたととぼけるのでした。

同じ頃、皇帝が血を吐いて倒れたと聞き、妃と皇子たちが集まっていました。

皇帝は数日前から体調が悪かったものの皇太子にだけ知らせ、他の者には内密にしていたとのこと。

この皇太子こそが、裴行倹には”九”と名乗っていた第9皇子の李治りち(ジャオ・シュンラン)だったのです!

楊妃と養子の第14皇子、李明りめい(ジャン・ワンイー)は皇帝の寝室に駆け込みました。

李明は皇帝に、付き添いを李治ではなく自分にさせてほしいと申し出ます。

楊妃は慌てて李明は李治を休ませたいのですと言ってとりなしました。

しかし、李明は皇帝が飲んでいる薬は酒に触れさせるのが禁忌だが、李治は飲酒を好んでいるので付き添うと害があると言い放ったのです。

それを聞いた皇帝は楊妃だけを残し、李治と李明には下がるように言いました。

寝室の外に出た李治は李明に、最近、学生たちが李明の屋敷に集まっているという噂について尋ねます。

李明は、学生たちは李治が科挙の改革をすると聞いて慌てて私のところに身を寄せて来たと答えます。

李治は今の科挙では皇族や名門の子弟ばかりが利益を得て、優れた人材が埋もれてしまうので改革が必要なのだと説明します。

李明は上流層の特権を守ることが李家の天下を守るのだと反論し、李治は失望するのでした。

一方、玉児は安四郎と寺へお参りに行きました。

そこは、かつて彼女が母の未来の吉凶を占うために御神籤を引きに行き、大吉が出た寺でした。

安四郎は玉児に、住職と話をしてくるので辺りを散策しているようにと言います。

玉児が壁画を指でなぞっていると感じの悪い学生たちが、”最近の西域の女子は客引きをしないで寺に来るのか”とからかってきました。

それを聞いた玉児は”最近の殿方は国策も論じず女子を侮辱するのか”と言い返して立ち去ろうとします。

彼らは玉児の行く道を遮ろうとしました。

実は、この学生たちの中には彼らにイヤイヤ付き合わされていた裴行倹もいたのです!

裴行倹は玉児に道を譲ろうとしました。

しかし、学生たちは先ほど壁画をなぞっていたのは名人の技を盗もうとしていたのかと言って、さらに玉児に絡んできたのでした。

玉児は、文字の稽古をする時に手本を真似るのも盗みなのかと言い返し去って行きます。

学生たちがまだ何か企んでいるのを感じた裴行倹は、今日は師匠から用を頼まれていると言って彼らから離れました。

玉児が御神籤を引いていると年配の女性が話しかけてきます。

女性は、菩薩様にあなたの父の名前と住んでいる場所を伝えてご加護あれと祈ってみなさいと言いました。

玉児は言われるままに庫狄延忠の名前と住まいを言ってお祈りをします。

実は、先ほどの学生たちが玉児の身元を調べるために、この女性を差し向けていたのです。

後日、玉児は四門学へ行きますが、自分の包みを預かっていた裴行倹という人物があの時の学生の中の1人だということがわかり物陰に隠れます。

玉児は考えた末、布で顔を隠して包みを受け取ることにしました。

裴行倹は玉児に、この包みが本当に君の物だと証明できるかと尋ねます。

そう言われた玉児は、包みの中には緑と赤と青の巾着が入っていると言って証明しました。

中身を確認すると言ったとおりの物が入っていたので、裴行倹は包みを玉児に返します。

帰り道、玉児は人混みでぶつかられて包みを落とし、巾着の中身を道にばらまいてしまいました。

なんと巾着の中身は財産ではなく小石だったのです!

玉児は四門学に引き返して裴行倹に財産を盗まれたとわめき散らし、包みの中身を見せます。

裴行倹は最初から財産など入っておらず、金目的で言いがかりをつけに来たんだろうと言いました。

騒ぎを聞きつけた他の学生たちが裴行倹を裁くと言い出し、裴行倹は玉児に術をかけて口と体の動きを封じてしまうのでした。

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6話の感想

謎の貴公子の正体が皇太子だったとは!

それにしても皇太子の李治と弟の李明は真向から意見が分かれていて、今後皇位を巡る熾烈な争いが展開されそうですね。

瑠璃と裴行倹はやっと出会いましたが、最悪の第一印象になってしまいました。

誤解が解ける日はくるのでしょうか?

また、消えた財産の行方も気になります……。

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本ページの情報は2023年2月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。