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ドラマ『インハンド』4話のネタバレと視聴率。村の消滅は紐倉が原因? あのとき何があったのか!?

インハンドネタバレ 2019年春ドラマ
©Dramas Note

ドラマ『インハンド』4話ネタバレ。

5年前、アメリカ陸軍とのトラブルによりCDCをクビになったと明かされた紐倉博士。

その裏には東南アジアの村が丸ごと消滅したとの話が……。

徐々にベールが剥がされつつある紐倉博士の過去。

今回はより一層、秘密に近づいています。

ドラマ『インハンド』

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4話あらすじ

外務事務次官・源田創子(紫吹淳)の元に一通の脅迫状が届きました。

その内容は、「日米外相会談を中止しなければ、人を自殺させる病原体をばら撒く」と書かれていたのです。

「SFじゃあるまいし、人を自殺させる病原体なんてあるはずがない」

会議の中で源田創子はそう話していましたが、実際にそんな病原体は無いと裏付けすることが必要だと、サイエンス・メディカル・ルームが調査を請け負うことに。

後日、それを証明するために牧野(菜々緒)が紐倉研究所を訪れました。

”人を自殺させる病原体”の有無ということで、珍しく興味を示した紐倉(山下智久)は可能性について話ます。

紐倉が可能性があると称したのはトキソプラズマという病原体でした。

トキソプラズマはネズミをコントロールすることで有名な病原体で、トキソプラズマに寄生されたネズミはネコを怖がらなくなる。それどころか、ネコの匂いに惹かれてする寄ってくる。まるで、ネコに食べられるためかのように。『インハンド』より

人間でもインフルエンザにかかると、社交的になるという話もあるという紐倉は、不可能ではないと断言します。

現に、水原舞(益田恵梨菜)という女子大生が飛び降り自殺を図り、後を追うように菊池香織(河合優美)という女子大生も薬の大量摂取により自殺未遂、さらには小田貴成(岐州 匠)という大学生も2日前から行方不明になっていました。

紐倉と高家(濱田岳)、牧野の3人は菊池香織の入院先に話を聞きに行くことに。

ところが、病院に着いた途端、菊池香織が2度目の自殺を図ろうとした最中で、友人で源田外務事務次官の娘の源田恵奈(吉川愛)が必死で香織を食い止めていたのです。

紐倉たちは、源田恵奈に話を聞くことにします。

自殺した水原舞と菊池香織、行方不明の織田貴成と源田恵奈の4人は幼馴染で、少し前に恵奈が持ち掛けたセクメトという会社の治験バイトに4人で参加したとのこと。

セクメトに反応した紐倉は、すぐに高家をセクメトに潜入させ、今回治験で使用されたSQ-61のデータと、源田ら4人のデータを入手するよう指示しました。

高家は治験の薬を飲むフリをして薬剤を入手しトイレで紐倉に現状を報告しますが、セメクトに怪しいところはないと言う高家に紐倉は罵倒。

必ず何か裏があるはずだという紐倉に高家は、なぜそんなにセメクトに詳しいのかと聞くと「昔、知り合いがいただけ」という紐倉。

「それって入谷っていう人?」と尋ねると、紐倉の腕が激しい痛みに襲われ、「そんな奴は知らない!」と激怒したのです。

大量のデータの中から、4人のデータを入手しメールで紐倉に送信。

データ管理室から出たところで、今回の治験の責任者・鍋島と遭遇してしまいます。

ちょうど、高家の資料を見ていたという鍋島は、高家が紐倉研究所の助手をしていることに目をつけました。

鍋島は紐倉を知っている様子で「あいつは人殺しだ」と言うのです。

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ドラマ『インハンド』4話の解説と感想

紐倉と入谷の関係は?

入谷はかつて、セメクト・ジャパンの研究者でした、若いのに優秀な科学者で、当時鍋島は入谷と共同開発していた研究を行っていたのです。

しかしある日突然、入谷は紐倉に引き抜かれセメクトを辞めてしまいます。それが原因で共同研究開発も白紙となってしまったのです。

入谷をCDCに移籍させ、2人で研究を進めていた紐倉。その頃の紐倉には、まだ右手が存在していました。

紐倉は”入谷”と名前を聞いただけで、ないはずの腕に激痛が走る幻肢痛に襲われています。

幻肢痛とは、脳が作り出す痛みのことで、紐倉の脳はまだ右手がないことを受け入れられていないと言うのです。

紐倉が受け入れられていなのは、右手を失ったことではなく、入谷という人物の死を受け入れられていないということかもしれません。

あの時、いったい2人に何があったのか……。

自殺の原因はセメクトにあった!

女子大生の自殺、自殺未遂の原因は、セメクトにありました。

治験薬は非ステロイド性鎮痛薬で、薬自体は問題ないものの、ウイルス感染時に服用すると脳症に掛かる場合もあるとのこと。

脳症にかかると異常行動を起こしやすくなり、自殺を誘発する可能性も高くなると紐倉は言います。

さらに、SQ-61は通常のステロイド性鎮痛薬よりも急速に脳症が悪化し、より自殺しやすくなってしまうようでした。

セメクトでは事前にウイルスチェックを行っていましたが、チェックから外れていたウイルスがあったと紐倉は指摘します。

それが通常スローウイルスと呼ばれている”ボルナ病ウイルス”というもの。

ウイルスの中には、何十年もの間人間の神経系にゆっくりと感染し、検査でも見つかりぬくく尚且つ、精神疾患との関係も疑われるウイルスがあるということでした。

このボルナウイルスは、源田と菊池、小田、水原の4人が幼少時代を過ごした青空牧場から検出され、当時馬と接触した源田を除く3人の体内で眠っていたというのです。

あらかじめ、ボルナウイルスチェックを行っていれば、こんなことにはならなかったはず。

鍋島は、そんなウイルスの子とは知らないとシラを切りますが、実際は知っていて隠蔽していたのです。

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紐倉の研究が原因で東南アジアの村が消滅?

倉が5年前、アメリカ陸軍とモメてCDCをクビになったという件で、牧野は御子柴(藤森慎吾)にこの件に関して調査するよう指示していました。

御子柴が見つけたアメリカの新聞には、「東南アジアで村が消えた?」という見出しで、「危険な実験をしていた日本人科学者Hとは?」「助手が謎の自殺。追い込んだのはHか?」と書かれた記事がありました。

さらに、牧野と高家が鍋島から聞いた情報によると、「紐倉はCDCに内緒で、東南アジアを舞台にある危険な実験を行っていた。

嗅ぎ付けたアメリカ陸軍が紐倉を調査するも、それに気づいた紐倉はすべての責任を入谷に押し付けた。

入谷は陸軍の追求に耐え切れなくて自殺した」というのです。

これが鍋島が紐倉を人殺しだという理由でしょう。

次回の予告では、東南アジアの村でエボラウイルスが発生したとあります。

紐倉がやっていたという危険な実験と関わりがあるのか?入谷の死の真相は?

6話では、紐倉の義手の秘密も明かされるかもしれません。

ドラマ『インハンド』4話の視聴率は以下の通りです。

4話視聴率:7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)