「卿卿(きょうきょう)日常」21話・22話・23話のあらすじとネタバレ感想

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「卿卿(きょうきょう)日常」21話・22話・23話のあらすじとネタバレ感想。

李薇たちは酒楼を開きますが、開店当日、尹岸が兵とともに突然乗り込んできてここは風紀を乱す店だと言います。尹岸は番頭に暴力をふるい、客たちを追い出そうとし……。

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卿卿日常-21話

酒楼の開業

店舗を借りられることになった李薇たちは”九川美食薈きゅうせんびしょくわい”という酒楼を始めることにしました。しかし女子が店主の酒楼だということで人々から好奇の目で見られないよう開業初日に李薇たちは姿を見せないことにします。

開業当日にたくさんの客が押し寄せる中、尹岸が突然風紀を乱す店だとの通報があったと言って兵とともに乗り込んできました。尹岸は番頭に暴力をふるい、客たちを追い出そうとします。

見かねた李薇たちは姿を現し、無許可で兵を動かしているのではないかと尹岸を問い詰めました。そして李薇は客たちに「私たちが九川美食薈の店主です」と堂々と名乗るのでした。

その後、尹岐は九川美食薈が心配でなかなか屋敷に帰ってこない上官婧が気がかりで店に入り浸ります。ある日、十少主で尹嵩と同腹の尹岳が九川美食薈に見合いをしに来ました。

上官婧を見かけた尹岳は毎日武器を持って出歩いていることを批判します。それを聞いた尹岐は殴りかかりますが、弟である尹岳がにも敵いません。上官婧は呆れますが、尹岐は”君を守ってやりたかった”と言うのでした。

21話の感想

尹岸は今までおもしろいおじさんでしたが、こんなことをされるとただの悪役になってしまいますよね。

それにしても弟とはいえ尹嵩と同腹の尹岳を上官婧のために殴ってしまう尹岐がかっこよかったです!

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卿卿日常-22話

郝葭の懐妊

尹崢は他川からの使者との交渉に九川美食薈を利用していました。尹嵩は尹崢が他川を抱き込んで自分を出し抜こうとしていると考え、郝葭に九川美食薈を偵察するように命じます。

やっと店に来ることができた郝葭を李薇たちは各川の料理でもてなしました。郝葭は尹嵩から偵察を命じられていることを李薇たちに正直に話します。李薇たちは気にしなくていいと言うのでした。

その後、李薇たちは郝葭の腕に傷があることに気づきます。郝葭が尹嵩に暴力をふるわれていると知った李薇たちは密かに郝葭を逃がそうと考えました。ところが話し合いの途中で郝葭が急に吐き気をもよおし……。

屋敷に帰って侍医の診察を受けた郝葭は懐妊していることがわかります。娘しかいない尹嵩は郝葭が男子を産むことを期待するのでした。

一方、川主は和夫人に少主夫人たちが共同で酒楼を始めたことをどう思うかと尋ねていました。和夫人は「少主夫人が商いをすることは法には反しません」と答えます。

続けて川主は尹崢が他の川からの使者との交渉に九川美食薈を使っていることについて尋ねました。和夫人はそのことは初耳でしたが、「使者の接待も九川事務司の職務に含まれます」と答えるのでした。

そんな中、尹岸が九川美食薈の向かいに九川美食薈という酒楼を開きます。尹岸は九川美食薈に乗り込んできて店員を引き抜こうとしますが、誰も応じようとしません。

次に尹岸は料理を九川美食薈の半額で提供し、客を奪っていきました。

李薇は尹岸に対抗するため、黛川の匂いがきつい料理を他の川の料理と融合させた奇抜な献立を考案します。また料理名で敬遠されないように”山海の旅”や”富を生む花の露”など独特な献立名をつけました。

九川美食大薈は半額にしたせいで味が落ちたこともあり、客は九川美食薈に戻っていきます。

そこへ川夫人の実兄である岳衡がく・こうが来て、九川美食薈と九川美食大薈の両店は尹嵩と自分が管理するので店を閉めるようにと命じるのでした。

22話の感想

やっと尹岸をギャフンと言わせたかと思ったら、岳衡という新たな敵が現れてしまいましたね。

しかも川夫人の実兄だったら尹岸にしたように懲らしめることもできない……九川美食薈は一体どうなるのでしょうか。

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卿卿日常-23話

新年の贈り物

尹岸と尹岐は2つの酒楼の営業再開を川主に上奏しますが、取り合ってもらえません。そこへ尹崢が紙幣普及の案を上奏書にまとめて持って来ました。川主は尹崢も紙幣普及の案を上奏することで遠回しに酒楼の営業再開を求めていると気づくのでした……。

その頃、李薇たちは九川美食薈で岳衡に営業再開の交渉をしていました。岳衡が許可せずに立ち去ろうとした時、尹崢、尹岸、尹岐が酒楼の営業再開を許可する宣旨を持って現れます。

尹崢は酒楼の営業停止によって税収が減ったことを指摘し、新川の商業改革はどうなるのかと岳衡に迫りました。そう言われた岳衡は酒楼から手は引くが、目上に無礼な態度をとったことを詫びるよう尹崢に言います。

岳衡は尹崢が酒が弱いことを知った上で大きな茶碗に酒を注いで飲むことを強要しました。李薇が代わりに飲むと言いますが、尹崢はそれを制止して茶碗の酒を飲み干します。岳衡が立ち去った後、倒れてしまう尹崢。李薇は尹崢を屋敷に連れ帰って介抱するのでした。

九川美食薈は営業を再開し、再び繁盛します。ある日の営業終了後、外は大雨になっていました。尹崢が李薇と元英を迎えにきて上官婧も一緒に馬車に乗るように勧めますが、上官婧は尹岐を待つと言います。

なかなか迎えに来ない尹岐に業を煮やした上官婧は雨の中を走って帰ることにしました。その途中で破れた傘を差し、顔を擦りむいた尹岐と行き会います。馬車が間に合わず歩いて迎えに来る途中に転んでしまったとのこと。

相合傘で帰る途中、上官婧は尹岐に女子に武術を教える商いを始めたいが”凶暴な妻”だと言われるかもしれないと相談します。尹岐は「言いたい奴には言わせておくさ」と答えるのでした。

新年、李薇は宋舞に教わって作った手作りの靴を尹崢に贈ります。尹崢は喜んで早速履いてみますが、中には糸の通った針が入ったままになっていたのでした……。

また李薇が元英からの贈り物を開けると”静園のすべてをあなたに任せます”という書きつけとともに正室だけが持てる合札が入っていたのです。

一方、上官婧が屋敷で「いつ雪が降るのかしら」と言うと、尹岐が部屋の中に凍らせた羽毛を降らせてくれました。上官婧は思わず尹岐を抱きしめるのでした。

その頃、郝葭は尹嵩がお腹の子だけを案じて自分を心配してくれないことを嘆き、他の夫人たちは皆幸せそうなのに自分は道を間違えたとつぶやいていました。

23話の感想

最初はお互い婚姻に乗り気でなかった尹岐と上官婧が幸せになっていく姿にほっこりしました。

それとは対照的に婿選びの時にかなり強引に尹嵩の側室になった郝葭が後悔し始めているのが切なくなります。

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