「想いの温度差~九霄寒夜暖~」キャストと相関図を紹介。乾国の督査衛の捜査官・蘇玖児は幼い頃にかかった奇病のため、体が冷えて動けなくなってしまう特異体質の持ち主。寒冷の地である祺国からやってきた寒狰は熱い心と体を持った少しぶっきらぼうな皇子様。それぞれ別々の理由で三本傷の祺人を追う二人は、数々の祺人が絡んだ事件を追ううち次第に心を通わせていきます。
作品情報
あらすじ

乾国は個々の人々には特別なとびぬけた能力はないけれど、法と秩序の力で強い国を築き上げてきました。一方、祺国は四つの氏族が高い身体能力を用いて治めてきた国です。舞台となる乾国にはたくさんの祺人が住んでいます。祺人は寿命も乾人より何倍も長く、身体も大きく力も強く、動作も素早い超人的な能力を備えています。
今や、乾国内は親祺派と呼ばれる祺人と仲良く共存して行こうという人々と、彼らを恐れ忌み嫌い、排斥しようとする嫌祺派に分かれています。乾国の督査衛の捜査官・蘇玖児は童謡がカギとなる連続殺人事件の捜査の過程で、容疑者としてとらえられた寒狰と出会い……。
登場人物/相関図

蘇玖児/李一桐(リー・イートン)

乾国の督査衛の捜査官。子供の頃に患った奇病のせいで、疲れると突然身体が冷たくなり気を失ってしまいます。機転もきくし能力は高いのに、そのためいつもみそっかす扱い。なぜか寒狰に触れると力が溢れてくるため、常に触れていたい!でも彼自身はおっかないし苦手……。
寒狰/畢雯珺(ビー・ウェンジュン)

祺国の雪祺王の一人息子。三本傷の祺人を探しに乾国にやってきたけれど、乾国の人間は嘘つきで狡賢くて大嫌い。若く見えるけど実は乾国の人たちの年齢でいうところのなんと60歳!でも、一生一人の人だけを愛し続ける祺族の出身なのでまだ恋も知らない奥手な青年。やたらとベタベタ触ろうとする蘇玖児が理解できず気味が悪いけど、彼女が他の男の手を握ってるのを見ると、なぜかイライラしてしまいます。
文駿/陳鶴一(チェン・フーイー)

乾国の第二皇子。別名を風流な戯曲作家・悄悄客。事件のカギとなる戯曲を書いた謎の作者としてあらわれますが、なぜか蘇玖児のことを以前から知っているみたいです。事件の度に協力してくれたかと思ったら、自分も捜査がしたいと言い出す始末。蘇玖児のことが大好きで、そのことを隠そうともしないので、寒狰はまたイライラしてしまいます。
胡八道/王茂蕾(ワン・マオレイ)

乾国の督査衛の捜査官。蘇玖児の名付け親。督査衛の先輩で名付け親。お酒が大好きで仕事はうだつが上がらない万年ヒラ。後輩である厳局長にいつも怒られ虐められています。でも街の皆のことはよく知っています。蘇玖児の一番の理解者でいつも助けてくれる優しい名付けのお父さん。縁起が悪いことを口走ると、すぐに木を触らせます。(おまじない)
叱蘭/何瑞賢(ホー・ルイシエン)

祺国の大将軍。寒狰の幼馴染。寒狰にとっては姉のような存在の幼馴染。同じく幼馴染の穆延とは恋人同士。いつも4人で一緒に過ごしていましたが、10年前の事件以来それぞれがバラバラに。国師の命令で乾祺六約を締結するための使節として乾国を訪れますが、実は寒狰のお目付け役も兼ねています。乾国太子の文嬰とは、会う度に不思議なほど親近感を覚えます。
克哈/胡承熠(フー・チョンイー)
祺国の蒼祺族。寒狰の従者。寒狰に忠誠を誓い、いつでも一生懸命です。
克雲察/李嘉輝(リー・ジァフェイ)
祺国の青年。寒狰の幼馴染。乾国で苦労しているところを幼馴染の寒狰と偶然出会い、助けられます。
穆延/劉特(リウ・ター)
祺国の元玄祺王の息子。寒狰の幼馴染。玄祺王の失脚の際に、幼馴染の寒狰は彼を逃がそうとしましたが、助けようとする寒狰を振り切ってある事件を起こし、乾国に逃亡したとされています。
ほかキャスト
乾国:秦湘宜/鄧英(ドン・イン)
乾国の医師。蘇玖児の母。お金がない祺人の病気やケガも診るので薬剤を買うお金にも事欠くほどですが、腕の良い医師です。
乾国:蘇渙/宗峰岩(ゾン・フォンイェン)
乾国の督査衛の元局長。蘇玖児の父。10年前に出張で出かけた祺国から戻ってきてすぐに病気で倒れてそのまま死んでしまいました。
祺国:雪祺王/邵峰(シャオ・フォン)
祺国の王。寒狰の父。戦好きの玄祺王の横暴に反旗を翻し、王位を簒奪しました。普段は温厚そうに見えますが、そこは王様、ひと睨みすると迫力があります。大事なことは国師と相談し、大局を見て判断する、冷静な君主です。
祺国:寒凛国師/戚跡(チージー)
祺国の国師。寒狰たちの師匠。雪祺王を補佐する国師。4人のことを親身に心配しつつも国のことを第一に考えています。叱蘭の穆延への思いをよく知っているだけに同情的なところもありますが、乾祺六約と、今後の祺族の行く末をとても心配しています。
「君子盟(くんしめい)」キャストと相関図 登場人物を画像つきで一挙紹介