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『サルベーション』シーズン1第2話ネタバレと感想。裏切りと陰謀、危険なのは人類滅亡だけではない!?

サルベーションネタバレ SF
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『サルベーション』シーズン1第2話ネタバレ(2)

クロフト教授

リアムに「逃げろ」とメールを送ったのはクロフト教授でした。1話でリアムが小惑星と地球の衝突を知らせた直後、クロフト教授の自宅は荒らされ、机にはメガネを残したまま姿を消してしまったことから、彼は何者かに誘拐されたと思われていました。

しかし、彼は「リアムが去ったあの夜にNASAの友人に電話した2時間後に、何の説明もなく人が来た。彼らが何か探している間に逃げ出した。君の研究が引き金だ」といいます。

なぜリアムが自宅にいると知ったのか、それは被害妄想から仕掛けておいた監視カメラで見ていたからということだったのです。

EMドライブの研究資料がバックアップされたUSBは教授自身が持ち出しており、リアムは教授の安全を考え、彼をタンズ社に連れていきました。

教授を連れてきて大喜びをしたダリウスは、彼もEMドライブの開発に交えます。何の調査もせずに……。

アトラス計画

ある日、記者のアマンダから呼び出され内密に接触したグレースは、彼女から「カーナハンの遺族と話し彼が”アトラス計画”の極秘資料を見て悩んでいた」との話しを聞きます。

アトラス計画のことを知らなかったグレースは、カーナハンの死は陰謀ではないと釈明しますが、グレース自身も気になっていました。

その日の夜、グレースはハリスの自宅で食事をすることに……。

「ねえ、アトラスって?」グレースが聞くと、料理していたハリスの手が止まり「アトラスという言葉は2度と口にするな」明かせないこともあるといいます。

グレースは納得したようにうなづくと、今度がわざとハリスにワインをこぼし、彼が着替えている間に濃縮ウランの発行コードを盗み出すと、その場でウラン移動を許可するコードを核廃棄物施設に伝えたのです。

カーナハンも、アトラス計画の極秘資料を見たのが原因で殺害されたと察したグレースは、ハリスに疑いの目を向けるとともに、政府の陰謀を感じ取ったようです。

濃縮ウラン入手

濃縮ウランの入手は、グレースが請け負いました。入り口で止められ、許可を取る間の20分待機するよう言われてしまいます。

しかし発行したコードが使用できるまで残り10分。時間を過ぎたら認可コードが無効になってしまいます。グレースは平成を装い、兵士を丸め込み施設内に入ることが出来ました。

いざウランの詰め込み作業にかかろうとしたとき、今度は施設の管理長が「自分の許可なしでは困る」と、まずはハリスに連絡を取るまでウランは渡せないと言います。

ハリスに伝えられればウランは手に入らず、グレースは反逆罪で逮捕となってしまう……。管理長が電話している間、グレースの心臓はバクバク。

しかしそこはダリウス。ハリスの電話をハッキングし、彼に掛かってきた電話を自分の電話で受けられるようにしておいたのです。

ハリスと思い込んだ管理長は、ウランの持ち出しを許可。ウランは無事にダリウスの元へ届きました。

そしてまた、アマンダもダリウスやリアム、グレースやハリス、政府が隠していることを追いかけていたのです。

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『サルベーション』シーズン1第2話を観た感想

単に、小惑星を止めて人類滅亡を防ごうとする展開だけではなく、裏切りや駆け引き、愛など様々な要素で作り込まれた作品です。

グレースがハリスを疑い、尚且つダリウス自身にも何か裏があるように思えます。さらに、1話で荒らされていたはずの教授の自宅がきれいに整えられ、机の上にあったはずのメガネがなくなっていたり、不可解なことばかり。

そして、アマンダが掴んだ”アトラス計画”について。ハリスは口を閉ざし、機密情報を扱う権利を貰ったにもかかわらず、明かせないこともあるといいます。

アトラス計画とは何なのか、政府がらみの陰謀なのか……。人類の危機を前にしても話せない内容が気になるところです。

また、アマンダは記者として駆け出しということもあり、入ってはいけない領域に足を踏み入れているような気がします。スクープが欲しいのか、それとも真実を知りたいのか。

彼女は今後、政府の秘密を暴くという役割を担っていくかもしれません。