さよならのつづき(Netflix)キャスト・あらすじ・相関図。「余命10年」の岡田恵和が手掛ける完全オリジナルストーリーで、プロポーズされた直後に恋人を失ったヒロインを有村架純が、その恋人の心臓を移植されて生き延びた男を坂口健太郎が演じました。導かれるように出会った2人は、運命に翻弄されていきます。
あらすじ

北海道の小樽にあるコーヒー会社で働く菅原さえ子(有村架純)は、恋人の中町雄介(生田斗真)にプロポーズされて幸せの絶頂にいました。しかし、その直後に2人が乗っていたバスは交通事故を起こし、雄介だけが帰らぬ人となってしまいました。
一方、幼い頃から病弱で心臓が弱く、もう長くは生きられないと医師から宣告されていた成瀬和正(坂口健太郎)の移植が行われます。和正に移植された心臓は雄介のもので、和正は見違えるほど明るく元気になりました。
ところが、この移植を機に和正は自分のものではない記憶のフラッシュバックに悩まされ、通勤途中に出会ったさえ子に対して猛烈な感情が込み上げます。
「さよならのつづき」の相関図

登場人物/主要キャスト
菅原さえ子役/有村架純

演:有村架純
北海道の小樽にあるコーヒー会社に勤務しており、傷ついた人を笑顔にする最高のコーヒーを世界に広めたいと思っています。最高のコーヒーを求めてやって来たハワイで雄介と出会って小樽で運命的な再会を果たすも、プロポーズを受けた日に雄介を交通事故で亡くしてしまいました。
最愛の人を交通事故で亡くしたヒロイン菅原さえ子を演じたのは、「ビリギャル」や「花束みたいな恋をした」の有村架純。主演を務めた「ビリギャル」では、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞及び新人俳優賞、第58回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞しました。
成瀬和正役/坂口健太郎

演:坂口健太郎
子供の頃から病弱な大学職員で、リンゴ園を営む妻ミキに支えられながら生きています。交通事故に遭った雄介の心臓を移植されて生き延びますが、この移植を機に雄介の記憶がフラッシュバックするようになり、突如込み上げるさえ子への想いに戸惑いを隠せません。
横山秀夫の同名小説を映画化した「64-ロクヨン-前編/後編」で、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した坂口健太郎が、雄介の心臓を移植された成瀬和正を演じました。2021年には、初主演を務めた連続ドラマ「シグナル長期未解決事件捜査班」の劇場版で映画単独初主演を果たしました。
中町雄介役/生田斗真

演:生田斗真
ハワイの空港でコーヒーを通じて運命的な出会いを果たしたさえ子と小樽で再会し、交際へと発展しました。その後、プロポーズを成功させたと同時に交通事故で亡くなってしまいます。
太陽のように明るく自由奔放な青年・中町雄介を演じたのは、SMILE-UP.出身の俳優兼タレントの生田斗真。弟はフジテレビアナウンサーの生田竜聖、妻は女優の清野菜名で、2022年に第一子が誕生しました。2007年のドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」の中津秀一役で一躍有名になり、第54回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞と第11回日刊スポーツ・ドラマグランプリ・助演男優賞を受賞しています。
成瀬ミキ役/中村ゆり

演:中村ゆり
成瀬和正の病気を知った上で結婚し、実家が営むリンゴ園を手伝いながら闘病生活を支えてきました。移植によって驚くほど明るく元気になり、嗜好が変わった夫に戸惑います。
テレビ東京のオーディション番組「ASAYAN」で芸能界入りを果たした中村ゆりが、成瀬和正の妻ミキを演じました。最初は歌手として活動していたものの、2003年からは女優の活動も始め、「パッチギ! LOVE&PEACE」で2007年度全国映連賞女優賞と、第3回おおさかシネマフェスティバル新人賞を受賞しています。

ヒロ(さえ子を見守る珈琲農園の経営者)役/三浦友和

立石みどり(コーヒー会社の社長)役/伊藤歩

篠田(一流焙煎師)役/イッセー尾形

中町百合子(雄介の母)役/斉藤由貴

健吾(雄介の親友)役/奥野瑛太

車掌役/古館寛治

寛子(ミキの母)役/宮崎美子
ネタバレ解説

「さよならのつづき」は、映画「余命10年」の脚本家の岡田恵和による”完全オリジナルストーリー”で、事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人の心臓を移植された男の切なくも美しい奇跡を描いたNetflixシリーズです。
監督は、連続テレビ小説「ひよっこ」でも岡田とタッグを組み、「太陽の子」や「青天を衝け」などを手掛けた黒崎博が務めます。全8話で構成され、2024年11月14日より[Netflix] で独占配信されます。
主演を務めるのは、「花束みたいな恋をした」の有村架純と、「余命10年」の坂口健太郎。さらに、有村架純演じる菅原さえ子の恋人・中町雄介役を生田斗真が務めました。
雄介は、底抜けに明るく太陽のような人物で、彼の周りにはたくさんの人が集まるような人たらしなキャラクターです。誰よりもさえ子のことを愛していますが、プロポーズを成功させたその日に交通事故で命を落としてしまいました。
そして、その雄介の心臓を移植されて生き延びた成瀬和正を坂口健太郎が演じ、和正とさえ子は導かれるかのように通勤電車で偶然出会います。移植してから自分のものではない記憶のフラッシュバックに悩まされていた和正は、さえ子と出会ったことでこれが雄介のものだと知り、2人はどうしようもない運命に翻弄されていきます。
第1話では、その事故から遡るように物語が展開され、さえ子が仕事で訪れたハワイで雄介と運命的な出会いを果たし、やがて2人が将来を約束するまでの過程が映し出されました。
こうして2人の出会いを丁寧に描くことで、いかに”雄介”という人物がさえ子にとって誰にも代えがたい存在であるかがわかります。さえ子と雄介の仲の良さはシーン写真からも見て取れ、幸せそうな2人の姿が切なさを増します。
この雄介という人物は本作において最も重要なキャラクターと言っても過言ではなく、第1話から雄介に心を掴まれること間違いないでしょう。
誰もが好きになる飛び抜けて明るい青年を見事に演じ切った生田はまさにハマり役ですが、生田自身は「最初は1話でどれだけ雄介というキャラクターの印象を残せるか、めちゃくちゃプレッシャーだった。」とクランクイン前を振り返りました。
そんな生田をそばで見ていたさえ子演じる有村も、「本当に素敵でした。生田さん演じる雄介を1話で観た人は、その後にはもう頭の中から離れようがないほどに魅力的にキャラクターを体現されていて、全話を通して雄介というキャラクターに説得力を持たせてくれました。」と生田を絶賛しました。
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