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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】悪役を生き返らせた方法は「善悪の選択」。

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© 2021 MARVEL

【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】で、カーリ・モーゲンソウ、ジモ、シャロン・カーター、ジョン・ウォーカーと言う悪役を生き返らせた方法について、エグゼクティブプロデューサーのネイト・ムーア氏やカリ・スコグランド氏が俳優たちと話し合ったとMARVELが報じた。

マーベルは、サムとバッキーと対峙する魅力的なキャラクターをどのように作成するかを俳優たちと話し合ったとのこと。

エグゼクティブプロデューサーのネイト・ムーア氏は、「人間は少なからず自分自身の中に善悪を持っている。それが良いか悪いかに関わらず彼らが行った選択が正しいと思えるよう願っている」と語っている。

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各キャラクターについて

カーリ・モーゲンソウ

サム・ウィルソンは、シリーズを通してカーリ・モーゲンソウの思いを理解してきた。

スコランド氏は、「カーリ・モーゲンソウは進化するにつれ目標を遂げることにひたむきになり過ぎたため、本来の目標から離れてしまった」と話す。

また、サムはカーリの思いを理解し、カーリもまたサムが自分に同意していることも知っている上で敵対するという複雑な関係だったが、サムはそこに自分自身を救うものがあると感じていたとスコランド監督は語った。

カーリがシャロンに撃たれて息を引き取る直前、彼女はサムに「ごめんなさい」と謝ったことについて、カーリ役を演じたエリン・ケリーマンは「彼女は自分のしたこと全てに対し、申し訳ないと思っていたのは本物だった」と話す。

シャロン・カーター

シャロン・カーターは本質的な悪人ではなかったが、【シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ】でキャプテンの盾やファルコンのスーツを持ち出し、逃走中のスティーヴらに渡した結果、ソコヴィア協定を破ることとなり逃亡者となった事が原因ですっかり変わってしまった。

【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】では、パワーブローカーの正体がシャロンであることも判明し、6話では古巣に戻ることが出来たが、その直後に何者かと連絡を取り「政府の機密」にアクセスできるようになったと話している。

シャロン役を演じたエミリー・ヴァンキャンプは「彼女がどのように見捨てられ、どのような扱いを受けたか。それが彼女を悪に変えた」のだと言う。

ジョン・ウォーカー

ジョン・ウォーカーという人物は、善悪が判別できる人物だったが「キャプテン・アメリカ」というプレッシャーに押しつぶされ、徐々に人格が変わっていった。

レマーはウォーカーにとっての良心であり、彼がいたからこそ悪心にストップをかけることも出来たが、4話でレマーがカーリに殺された時、一時的に良心の部分が失われてしまったのだと言う。

ウォーカー役を演じたワイアット・ラッセルは「ジョンは道徳的にどうなのか?と思っても、任務を遂行するためには何でもする人物だった」と話す。

5話でウォーカーがキャプテン・アメリカのポスターを見たシーンがあるが、その時ウォーカーは”自分がなりたかった人物ではない”という自己嫌悪に陥っていたと言う。

さらにウォーカーは、5話でキャプテン・アメリカの称号を剥奪された時、自分は政府によって作られたヒーローであり、「彼らに背中を刺された、裏切られた」と感じたとのこと。

ジモ

共同製作総指揮者のネーゲルハウト氏は、再びジモを見るのは楽しかったとした上で、「彼は信頼できる人物ではない。スーパー・ソルジャーが生まれることを阻止しようとする一方で残忍なことをやってのけている」と話す。

また、ジモ役を演じたダニエル・ブリュールは「ジモが絶えずサムやバッキーを挑発したり迷惑を掛けたりするなど、キャラクターにユーモアが加えられたことを非常に嬉しく思った」と語っている。

さらに、サムとバッキー、ジモが協力したのも、それぞれが過去の悪夢に悩まされていること、その苦しみをお互いが理解していたからだと言う。

【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】はDisney+で独占配信中。