生き存えしものたち（Netflix）あらすじ・キャスト・解説。過去の秘密が暴かれ、隠された真実と家族の絆に迫るミステリー

「生き存えしものたち」登場人物・キャスト・あらすじ。かつて大嵐に襲われた海辺の小さな町では、15年前に起きた悲劇が人々の心に深い傷を残していた。幼い娘とパートナーを連れて故郷に戻った主人公は、新たな事件の発覚により過去の罪悪感と向き合わざるをえなくなる。さらに、町の秘密と封印された真実が少しずつ明らかになっていく―――。

作品情報

あらすじ

小さな海辺の町・イヴリンベイで2人の命が奪われ、ひとりの少女が失踪した——。

あの日から、キーラン・エリオット（チャーリー・ヴィッカース）の人生は永遠に変わってしまった。それから15年、彼は家族を連れて故郷に戻ってくるが、心の奥底に封じ込めていた罪の意識が再び顔を出す。

そんな中、海辺で若い女性の遺体が発見され、町は再び悲劇に見舞われる。彼女の死をめぐる捜査は、長年隠されてきた秘密を暴き、失踪した少女の真実、そして町に潜む“殺人者の存在”までも浮かび上がらせていく——。

登場人物

キーラン役/チャーリー・ヴィッカース

演：チャーリー・ヴィッカース

かつて故郷イヴリン・ベイで大嵐に見舞われ兄と友人を亡くした。あれから15年、幼い娘とパートナーを連れ故郷に戻ってきたが消えることのない罪悪感に苛まれる。深い傷を抱えながらも街で起きた新たな事件をきっかけに、封印してきた過去と向き合うことになる。

ミア役/ハ・イェリン

演：ハ・イェリン

キーランのパートナーであり、彼とともに新しい生活を築いてきた女性。実は彼女自身も、15年前の嵐で親友を失っている。キーランを支えながらも自分の傷とも向き合っている。彼女の存在が、キーランの「帰郷」に意味を持たせていく。

ほかキャスト

ブロンテ役/シャノン・ベリー

物語の冒頭で遺体となって発見される。彼女の死は、15年前の嵐による悲劇を再び町に思い起こさせ、キーランや町の人々が抱える過去の傷と向き合うきっかけとなる。

ヴェリティ役/ロビン・マルコム

キーランの母親で、15年前の嵐で息子フィンを失って以来、深い悲しみと向き合いながら生きている。彼女の視点からは、家族の絆や喪失、そして再生の物語が描かれる。

オリヴィア役/ジェシカ・デ・ゴウ

キーランの友人。15年前の嵐で妹のガビーを失って以来、深い喪失感を抱えて生きている。オリヴィアの視点からは、過去の悲劇が現在の事件とどのように繋がっているのかが描かれ、物語の核心に迫る。

• ブライアン・エリオット役/ダミアン・ガーヴェイ
• ショーン・ギルロイ役/トム・グリーン
• アッシュ・カーター役/ジョージ・メイソン
• ペンドルベリー巡査部長役/ミリアマ・スミス
• アレックス・ダン役/ジョニー・カー
• ジュリアン・ギルロイ役/マーティン・サックス
• リアム・ギルロイ役/ジュリアン・ウィークス
• トリッシュ・バーチ役/キャサリン・マックレメント
• ジョージ・バーリン役/ドン・ハニー

ギャラリー/解説（撮影秘話）

「生き存えしものたち（原題：The Survivors）」は、オーストラリアの人気作家ジェーン・ハーパーの同名小説が原作。ショーランナーのトニー・エアーズは、「これはただのミステリーじゃない。喪失や罪悪感、再生の物語でもある」と語っています。

「生き存えしものたち」は、ただの事件ミステリーではなく15年前の嵐で起きた悲劇や行方不明の少女の真相、そしてそれにまつわる町の秘密や人間関係の“隠されたもの”が少しずつ明かされていく物語です。

罪悪感や喪失感、家族の絆、そして誰かがずっと隠してきた真実が登場人物たちの人生を揺さぶっていきます。誰が本当の犯人なのか？何が起きたのか？と引き込まれながら、同時に人間ドラマの深さも味わえるのが魅力です。

物語の舞台となっている「イヴリン・ベイ」は架空の町で、実際の撮影はオーストラリア・タスマニア州のホバートやイーグルホーク・ネックなどの海辺で行われました。

切り立った海岸や激しい波、静けさの中に漂う緊張感などの自然の風景が、ドラマの持つ不穏さと見事にリンクしています。

屋内や水中のシーンはメルボルンにあるドックランズ・スタジオで撮影され、冷たい水に飛び込んだ俳優たちのリアルな表情は見どころのひとつとなっています。

また、この作品はタスマニアで撮影された映像作品としては過去最大規模で地元から110人以上のキャスト＆クルーが参加しており、Netflixは若手映像制作者たちの研修プログラムまでサポートするなど、作品づくりと同時に地元の育成にもつながりました。

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