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【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ第9話。 終わらない苦痛にジューンが取った行動とは?

ディストピア

【ハンドメイズテイル】シーズン3第9話ネタバレ。

オブマシューが撃たれた後、ジューンはパートナーとしてするべきことをさせられていました。

その一方で、ジューンの精神は乱れつつあり、幻覚や幻聴が聞こえるまでになっていたのです。

どんなに足掻いても終わりが見えない、そんな苦痛にジューンは……。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第9話あらすじ

オブマシューは乱心により目に撃たれ、脳死状態になっていました。

幸いにもお腹の子供は無事ということで、彼女は”子供を産む器”となり、入院していたのです。

ジューンは、「パートナーなら彼女が病院を出るまで付き添いなさい」と命じられ、オブマシューから離れることを許されずにいました。

日々、司令官の妻や侍女たちが祈りにきますが、妻たちが祈るのは”子供を助けてほしい”というもので、オブマシューに向けられたものではなかったのです。

何日も、何十日も病室にいるジューンは、次第に心をかき乱され精神状態に異常をいたしていきました。

ある日、発作を起こしたオブマシューの処置で訪れた医師が、メスを室内に設置された処置箱に入れるのを見たジューンは、夜中にこっそり処置箱に手を入れメスを盗みだしたのです。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第9話ネタバレ

終わらせる

ジューンはメスを握りしめ、オブマシューに近づくと「だまされないわよ。もう死んでいるんでしょ」と、彼女の喉にメスを当てようとしました。

その時、オブハワードが病室にやってきます。

彼女はオブマシューに殴られた右目が化膿してしまい、手術するために入院しているとのこと。

昼間、侍女たちとオブマシューを祈った際、心から祈れなかったというオブハワード。

彼女は、オブマシューがこのようなことになったのは、自分のせいだと思い込み責任を感じていたようです。

オブハワードは、オブマシューの本名で声を掛けます。

「ナタリー……ジャニーンよ。あなたを許すわ、どうか良くなって」

彼女からの返事も反応もありませんが、オブハワードはただ祈ると告げました。

そこでジューンは、ジャニーンにも出来ることがあるとオブマシューとお腹のあかちゃんを始末して終わらせようと、先ほどのメスをチラつかせたのです。

オブハワードは「間違ってる、彼女は仲間よ。」とジューンを説得させ、メスを取り上げようとしましたがジューンはメスを渡すことはしませんでした。

そしてジューンに「いつからそんなに自分勝手になったの」と罵ると、病室から出て行ってしまったのです。

メスを使えるのは1度きり、狙うは大物

【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ全話エピソードリンク一覧...
【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ一覧。内乱によりギレアド共和国に政権を奪われた、かつてのアメリカを舞台に描いたディストピア。異常な少子化を防ぐために、子供を産める女性は”侍女”として権力者の家に仕えさせられる。ここは【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ記事をスムーズにご覧頂くためのエピソードリンクです。

翌朝、オブマシューが仕える司令官とその妻が病室を訪れていました。

そしてジューンが後ろに回した手にはメスが握られており、「殺せるのはひとり、大物を狙わなきゃ」そう考えながらジューンは誰にしようか品定めをしていたのです。

そんな時、病室にセリーナが入ってきましたが、司令官と妻たちを一緒に医師の話しを聞くためすぐに病室を出て行こうとしました。

ところが、その直前にジューンは彼女に「話せますか?」と呼び止め、秘密の話があるから近くに来るよう言います。

ジューンは立ち上がった瞬間、メスでセリーナの腕を切りつけますが、一瞬セリーナに反撃され自分の腕も負傷してしまいました。

「気は確かなの?」というセリーナに、「終わらせなきゃ」と必死の形相で訴えるジューン。

セリーナはジューンがもっと強い女性だと思っていたようで、彼女の行動には驚きを隠せません。

病室を出て医師に話しを伝えましたが、その医師はとても優しくジューンの傷を処置してくれたのです。

子供のために何をした?

セリーナ殺害は失敗に終わりましたが、医師はジューンの母を知っていたようで守護者にも通報しませんでした。

ジューンは医師に処置されながら、色々なことを話します。

話しをしているうち、医師はジューンに”自殺願望”があることを見抜きました。

ジューン自身は”殺人願望”だと思っていましたが、殺人を冒せば縛り首になることは分かっていたはず。

それでもなお、誰かを手に掛けたいと思うのは自殺願望だと言われ、ジューンは初めて自覚しました。

また、「君たちは娘のために何を?」と言う言葉で、自分はハンナに何もしてあげていない、すべては自分の願望で行動を起こしていたことにも気づいたのです。

その日の夜、オブマシューは帝王切開での出産となり、オブマシューの命も残りわずかだという理由で、ジューンは翌日に病室を出ていくことになりました。

しかし、初潮を迎えた少女が病院へ健康診断に訪れると知ったジューンは、改めてオブマシューに付き添うことを選んだのです。

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新たな脱出に向けて

ジューンはオブマシューのベッドの側に座り、彼女に自分の想いを伝えました。

未熟児で生まれたオブマシューの息子は、皆が無事を祈っているけど私は心配しない。あなたの子だからきっと大丈夫。

そう言うと、「あの子はここで育てるべきじゃない」と、赤ん坊をカナダに脱出させるつもりでいるようでした。

しかし、ギレアド外に連れ出すのはオブマシューの子供だけではなく、出来るだけ多くの子供たちを脱出させると言うのです。

その方法はまだ分からないけど、ギレアドに同じ思いをさせてやるとのこと。

自分が産んだ子供をギレアドは取り上げた、それならば今度はギレアドの子どもたちを取り上げてやると誓ったのです。

「次は彼らの番」

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第9話の感想

9話のほとんどが病室がを舞台にストーリーが進みます。

前回はリディアおばの過去を中心に掘り下げられていたので、今回はリディアの優しい一面を見せるだけの登場となりました。

ジューンは、ハンナに2度と会えないかもしれないと思ってから、精神状態が不安定になっていたようでしたが、病院で健診に来る少女たちを見てから少し様子が変わりました。

久しぶりに外に出て、新鮮な空気を吸ったとたん彼女の思考が回り始めます。

再び、何かを思いついたジューンにギレアド崩壊の願望が消えることはありませんでした。

セリーナは、ジューンの弱い一面を初めて見たようですが、逆にこの弱さを恐怖にも感じたようです。

ジューンの不気味な雰囲気が加速して、彼女が普通に笑うだけでもゾクっとするほど。

今度の計画は大掛かりになりそうですが、本格的に動き始めるとなるとそろそろコロニー行きから助けた5人が登場しそうですね。

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