「紅き真珠の詩（うた）」キャスト・あらすじ・相関図｜チャオ・ルースー×リウ・ユーニン再共演で話題の大型時代劇上陸！

紅き真珠の詩（うた）キャスト・あらすじ・相関図。本作は真珠採りの奴隷が宝石商人へと上り詰めていく過程をロマンスやアドベンチャーを織り交ぜながら描く大型時代劇。「長歌行」でカップルを演じたチャオ・ルースーとリウ・ユーニンの再共演が話題です！　

作品情報

あらすじ

唐の時代、揚州の崔氏が３年連続で皇室に真珠を献上していました。その裏では、珠奴と呼ばれる真珠採りの奴隷が過酷な採取を強いられていたのです。

ある日、崔氏の真珠採取場に豪商の燕子京と書生の張晋然が現われ、競売会に参加しました。その競売会で珠姫に選ばれた珠奴の端午は自由を手に入れるため、ある行動に出て……。

その後、張晋然によって救われ、奴隷の身分から解放されることになった端午は燕子京の隊商に加わることになります。隊商とともに進む中、端午は自らの出生の秘密を知り、さらに燕子京の復讐劇に巻き込まれていくのでした。

登場人物/相関図

端午/蘇幕遮役/チャオ・ルースー

演：チャオ・ルースー

幼い頃から真珠採りの奴隷として働き、自由に憧れていました。豪商の燕子京の隊商に加わることになり、燕子京と恋に落ちますが……。

演じるのは「長歌行」でか弱く、おしとやかな王女役だったチャオ・ルースー。本作では真逆の自らの力で自由を手に入れようとする強い女性を熱演しています。

燕子京役/リウ・ユーニン

演：リウ・ユーニン

豪商。崔家と鄭家により虐殺された燕家の遺児で、両家への復讐に燃えています。端午の聡明さに気づき、武術だけでなく商売のことも教えながら守ろうとしていましたが……。

演じるのは「長歌行」で養父の命令に背くことのできない武官役だったリウ・ユーニン。本作では家族の仇討ちを胸に秘めながらもヒロインを守ろうとする男を好演しています。

再びカップル役を演じるチャオ・ルースーとのケミストリーが楽しみです！

ほかキャスト

張晋然役/タン・シャオティエン

長安の詩人。正義と慈悲の心を持つ人物。

真珠の貢物不足事件を捜査し、権力を恐れることなく真実を探求します。幾度もの危機にもひるむことなく、崔家と徐南英の利害関係の癒着を徐々に暴き出しました。端午に告白して拒絶されても静かに傍らで守り支え続けます。

越雲岫役/シャン・シンユエ

越家の養女。温厚で心優しい性格。

卓越した彫刻の腕を持っていますが、養父が結婚後に技術を受け継がせないよう毒を盛りました。そのため手が震え、再婚することになります。端午の助けを借りて越家から脱出し、端午と親友になりました。

崔十九役/シエ・クーイン

崔家の嫡女。幼い頃から家業をめぐる争いに巻き込まれてきました。一族の利益を守るため様々な勢力と対峙すべく尽力しますが、男児を重んじる父からは常に蔑視されて崔家の実権は握れずにいます。

鄭知衡役/タン・チェンチャオ

鄭家の庶子。庶子のため、家では窮屈な立場にあり、認められたい、権力を持ちたいと強く願っています。家での地位向上のため、様々な陰謀に加担することに。

崔十九とは幼馴染みで、鄭家の利益を守らなければならない一方、崔十九への想いも捨てきれず板挟みになってしまいます。

徐南英役/スン・ジホン

張晋然の師兄。真珠の貢物を監督する宝物特使ですが、崔家と癒着しています。

康居役/ディラン・ユー

燕子京の隊商の一員。かつて燕子京とともに驪龍盗の捕虜となっていました。燕子京と協力して逃げ出し、それ以来信頼し合っています。

桓郎役/ゾン・イーシュエン

歌姫。端午の親友となりますが、実は鄭家ともつながりがあり……。

解説

本作のヒロインは当初、人生の意味を見出せない奴隷でした。しかし、徐々に「より良い人生を送りたい」という目標を見出します。やがてヒロインは自分のキャリアを確立する過程で他者をも助けるようになりました。

この設定により本作は、最初から他者を救いたいと願うマドンナ的なヒロインのドラマよりも視聴者から共感されやすかったと思われます。

また、登場人物には行動に駆り立てる動機が必要で、本作の男性主人公は家族の仇への復讐を誓い、ヒロインは出自にまつわる謎を抱えていました。

さらにヒロインの起業、宮廷での権力闘争、そして他の登場人物にもそれぞれの物語があり、それらが複雑に絡み合った豊かなストーリーが本作を大ヒットに導いたといえるでしょう。

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