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『ブラックリスト』シーズン6第7話ネタバレ考察。手札が無くなったレディントンの最後の切り札とは?

ブラックリストスーズン9 クライム
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海外ドラマ『ブラックリスト』シーズン6第7話。リズとレディントンの探り合い。裏切ったのはリズの方。レディントンは彼女が自分を裏切ったことを知っているのか?

無実を勝ち取る最後の切り札を、レディントンは手にすることが出来るのか!?レディントンの真相に近づきつつある『ブラックリスト』シーズン6第7話ではレディントンが苦境に立たされます。

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ブラックリストシーズン6第7話

バイオ産業の重役が、昆虫兵器によって殺害されるという事件が発生。昆虫兵器。人は千年以上前から虫を武器にしてきました。中でも、第二次世界大戦で悪名高いのがジェネラル・シローという人物。

彼は、病原体を宿した昆虫を繁殖させ、その虫で多くの敵人を殺害したとのこと。1年前、弁理士が事務所で窒息死しました。なぜか?それは、体内で繁殖した昆虫が中から肺組織を食べていたから……。

半年前に化学薬品会社の社員、そして今回バイオ産業のCEO。2人とも、虫に体内を食われたのが原因。レディントンによると、それらは全て現代のジェネラル・シローの仕業ということで、FBIは調査を進めるのですが……。

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ブラックリストシーズン6第7話の解説

そもそも昆虫兵器をどうやって体内に入れたのか?

昆虫の卵を体内に入れるには、食べ物や飲み物入れなくてはなりません。しかし、あからさまに入れれば、疑われることは間違いありません。

犯人は、いつどこで被害者の体内に虫の卵を入れたのか。その方法は、特定の人物の飲み物に、ほんの少しの液体を入れること。

何も知らずに卵入りの飲み物を飲んだ被害者の体内で、一種間ほどで虫が孵化して成長。その後、内側から内臓を喰らうだけではなく、被害者の喉に詰まって窒息死させるということなのです。

ゲンゴロウが孵化するのに最低1週間…体内でなぜ生き残れる?

今回、使用された昆虫は”ゲンゴロウ”

日本でも馴染みのある昆虫です。ゲンゴロウに限らず、虫の卵が孵化するのに最低1週間かかるというものの、卵から孵った幼虫がそんなに長く体内で生き残れるのか?ということでした。

その理由は、ジェネラル・シローを名乗る人物が、昆虫を遺伝子操作したとしか考えられません。その証拠に、事件で使われたゲンゴロウのアゴが特徴的で、通常のゲンゴロウの4倍近くの大きさがあったのです。

これがゲンゴロウを兵器に変えた証拠となりました。

なぜ殺人に昆虫を使ったのか?

殺人を犯すなら何も昆虫じゃなくてもいいはず……というリズ。他にも方法はあるのになぜ?その答えは、ロックミー社は”殺虫剤を作っている会社”だから、虫を使って殺されたのではないかといいます。

ロックミー社は、ハリケーンなどの災害があった際、繁殖する細菌性の虫に使うため、強力な殺虫剤ヘクサピンを開発したものの、あまりにも強力過ぎて認可がされなかったと開発者のニキラ博士はいいます。

しかし事件が起きたのは、認可が下りなかったヘクサピンになぜか認可が下り、まさに流通しようとしていた矢先のことだったのです。

レディントンの最後に切り札はニキラ博士のファイル?

レディントンの裁判は、陪審員選びまで進んでいました。アメリカでは、公平を期すため検察側と弁護側で陪審員を選びます。

今回は、レディントンとの付き合いのあるジェリー・ビーンが陪審員決定寸前まで行きましたが、彼の言わなくていい余計な一言でチャラになってしまいました。

選ばれた陪審員はレディントンに不利な人物ばかり……レディントンの思惑通りに進まず雲行きが怪しくなっています。

さらに、レディントンは自分が自由になる最後に切り札が「ニキラ博士の持っているファイル」とのこと。ジンベにファイルを探すよう指示しますが、ニキラ博士とレディントンにはどんな繋がりがあるのか……。

自由になるというより、レディントンが絶対に隠したい秘密がニキラ博士のファイルにあるということでしょう。

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ブラックリストシーズン6第7話の感想

窒息しそうな被害者を助けようと、医者が喉を切開した際、無数のゲンゴロウが出てきた瞬間は背中がゾッとしました。

近年、米当局で「昆虫兵器」を開発するとのニュースがあり、賛否両論の声が上がっていました。生物テロとして悪用されることを懸念している、という話も最もです。

今回、見た限りではレディントンも相当危なさそうです。最後の切り札がもう残り一手しか残っていないとは……。

ただ、『ブラックリスト』はシーズン7の更新が決まっているので、ここはギリギリな感じでクリアできるのではないかと思います。

レディントンの秘密がバレてしまえば、それはもう『ブラックリスト』では無くなってしまうような気がしますし。

しかし、レディントンは絶対に裏切り者がリズだと気づいているはず。頼っているフリ、何も知らないフリをしてリズに接していますが、リズよりレディントンの方が上手。

さらにデンベはレディントンの秘密を全て知っているので、リズはレディントンがダメならデンベに聞くという方向にチェンジしていくかもしれませんね。

レディントンを刑務所送りにする→出られない→デンベに秘密を聞き出そうとする→デンベがレディントンを裏切るかどうか……。

いずれにしろ、レディントンが有罪になるか無罪を勝ち取るかにかかっているようです。

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