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【武則天-The Empress-】感想5話・6話。妃の階級を図で解説!

武則天,全話一覧1 アジアドラマ
©2014 ZheJiang Talent Television & Film Co., Ltd. All Rights Reserved
*記事にはプロモーションが含まれています
作品情報
  • 製作:2014年
  • 原題:武媚娘传奇
  • VOD:[U-NEXT]

【武則天-The Empress-】ネタバレ感想5話・6話。今回は、新しく入った妃が後宮をかき乱します!日に日に面識を深めていく、如意と李世民(陛下)の関係性にもご注目ください。また、妃の階級についても解説しています。

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【武則天-The Empress-】ネタバレ5話

皇后と瓜二つな女性

「武則天」© 2014 ZheJiang Talent Television & Film Co., Ltd. All Rights Reserved.

如意と徐慧は、蕭薔が新入りの女官をいたぶっているのを目撃し止めに入りました。「晨脂(睡蓮の油?)を取りに行けと命じただけよ」と悪びれる様子のない蕭薔。如意たちが蕭薔と口論になりかけたところに、鄭婉言が現れて如意に加勢してくれます。婉言は新入りの妃で、亡き皇后とうり二つの女性です。

蕭薔は、そんなに女官をかばいたいなら代わりにあなたたちが晨脂を取ってきてちょうだいと言い捨てます。3人は女官を助けるため、睡蓮がたくさん咲く庭へと赴き、そこで晨脂を採取しながらおしゃべりに話を咲かせました。

同じころ、婉言の存在を知った李世民(陛下)は付き人を従え、彼女を見に行ってみることに。庭で歓談する婉言を見た李世民は、あまりに皇后にうり二つであることに驚き、すぐにその場を去りました。

その晩、夜伽に召された婉言は「ここまで来たからには、唐の後宮を手中に収めるわ」と野心をチラつかせます。しかし、いざ陛下(李世民)と対面をするも、彼は少しこちらを眺めただけですぐに去ってしまうのです。

李世民が向かった先は、承慶殿でした。同じころ、如意は罰のつとめを果たすため、承慶殿に来ていました。(如意は、夜は承慶殿で筆写をするよう陛下に言い渡されているため)

如意は、言いつけどおり女則を筆写するも途中で眠くなり、うとうとしながら作業をしているうちに顔が墨だらけに……。承慶殿に到着した李世民は、そんな如意の姿を見て笑みをこぼします。

その後も物陰から彼女の様子を見ていると、鏡に落書きをしたり、「お腹すいたぁ~」と言ったかと思えば眠り始めたりと、あどけなさ全開です。

ひとしきり彼女を眺めたあと、李世民は承慶殿を去りました。少しして、如意が眠りから目を覚ますとなぜか食事が置いてあったのです。

李世民の行動の意味は?

寝殿に戻った李世民は、なぜかすぐに婉言を婕妤に昇格させます。(彼女を放置した罪悪感から?)婉言は喜び、「朝議の前に眉を描いてください」と言いました。実はこのセリフは、生前の皇后がよく言っていた言葉とまるっきり同じ。

見た目だけではなく言動までも同じとなれば、陰謀の匂いを感じずにはいられない李世民でしたが、その後 9日連続で婉言を夜伽に召しました。周りはその寵愛ぶりを羨みますが、実のところ李世民は、婉言を呼ぶだけ呼んで自身はいつも別の場所に居たのです。

その場所とは、承慶殿でした。李世民は、連日婉言を召す一方で、承慶殿にいる如意に会いに行っていたのです。ある時、如意は李世民に、以前に皇后を哀れだと評してしまったことを謝罪します。

女則を改めて読んだら、自分が間違っていたことに気づいたと。ところが、李世民は如意の言ったことは図星だったと白状し、皇后に対しては愛よりも悔恨が強いと話します。

続けて「皇后に似ている婉言のことを愛せるかもしれないと思ったが、逆に敬遠してしまう」と本音をこぼす李世民。それを聞いた如意は、婉言に非はないし、彼女に期待を持たせるのも良くないと助言するのです。

一方、肝心の婉言本人は、夜伽に呼ばれても触れてももらえず不安を募らせていました。そんな時、蕭薔からあることを教えてもらった婉言は愕然とします。

「陛下がいつもどこに行っているか知ってる?承慶殿よ」