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【キャッスルロック】4話・5話。深読み厳禁!? 誰が本当の”悪魔”なのか、心理作戦が始まる。

アンソロジー

【キャッスルロック】4話・5話まとめ解説。

名前のない青年は、自分は悪魔ではないと言う。

しかし、青年が放たれるとすぐキャッスルロックの町に異変が起こり始める。

一体、彼の正体は……?

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【キャッスルロック】4話・5話のあらすじ

4話「新たな悲劇」あらすじ

【キャッスルロック】S1(2話・3話)考察と解説。誰が悪魔で誰が...
キャッスルロック】シーズン1(2話・3話)ネタバレと解説。ショーシャンク刑務所の前所長レイシーは、命を絶つ前に手紙を残していた。人の姿をした悪魔を閉じ込めた、と……。レイシーが言う悪魔の正体とは!?キャッスルロックに暗雲が立ち込める!?

亡くなった父親の墓が自分の知らないところで移転されていたことを知ったヘンリーは、「神父だった父の墓は教会にあるべき」だと、元の場所に戻すこと巡りアランと対立します。

一方で、ショーシャンク刑務所の異常な状態を不満に思っていたザレフスキは、タンクを見つけて以来、今の仕事に精神的苦痛を感じていることを話しました。

「レイシーを筆頭に職員はクズばかりで、中には囚人のあたまにシラミの除去剤を掛けた奴もいる。気分で囚人に暴行する者もいる」

自分も囚人と同じ、だから法廷では陪審員に訴えるよう言いますが、青年の件では判事が審議するのみと聞き不満を募らせます。

そんな中、図書館で刑務所に関係する過去の事件資料を確認していたヘンリーは、デジャルダンという男の存在を見つけたのです。

そして、刑務所内ではついにザレフスキに異変が……。

5話「放たれた悪魔」あらすじ

ザレフスキの死後、ヘンリーも原因不明の耳鳴りに悩まされることになります。

また、ショーシャンク刑務所内に青年が囚われている件がニュースで報道され、ついに釈放されるとの連絡がヘンリーに入りました。

ヘンリーは青年を迎えに行き、改めて自己紹介をしますが青年は自分の名を名乗ろうとしないどころか、ヘンリーへの握手も躊躇します。

そして場面は、レイシーが檻に入れた青年に話をしているシーンに切り替わります。

”イトスギの木で箱舟を造れ”

”造り方は次の通りである”

その言葉に従いこれを造った。6晩続けて見た夢の中で神は ご自身が採石場のどこに立つか教えてくれた。この町が汚れ呪われているのはお前が悪魔を連れてくるからだと。お前を閉じ込めた時、私は政令に守られていた。高潔で力がみなぎっていた。

出典:【キャッスルロック】5話から引用

青年はレイシーの話を、与えられた食事の中のパンだけをむさぼり食べながら聞いていたのです。

そして現在、青年はモリーが事務所代わりに使っている建物で、一時預かることになりました。

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【キャッスルロック】4話・5話ネタバレ解説

ザレフスキの悲劇から始まる

ザレフスキは、真面目で正義感の強い看守でしたがタンクを見つけて以来、少しずつ精神的な変化が訪れます。

彼は、自分の異変を何となく感じていましたが、もうすぐ出産を迎える妻がいるから自分も過敏になっていると思っていたようです。

しかし、ヘンリーから”計画変更”の知らせを受けた途端、糸がプツっと切れたかのように突然監視カメラのモニターに、マジックでバツをつけ銃を持って監房に向かいます。

そして、看守をひとりひとり撃ち殺し、最後にヘンリーのいる所長室までやってきました。

ザレフスキはヘンリーに銃口を向けた途端、他の看守らによってその場で射殺されたのです。

この事件を機に、キャッスルロックでは再び奇妙な事件が起こり始めました。

夜、青年が部屋を抜け出して暗闇の町を歩いていると、息子の誕生日を祝っている家族の家に引き寄せられます。

ドアを開けて入り、入り口付近にあった椅子に腰かけて、不思議そうな顔をしながら家族の様子を眺めていました。

この家族は、青年が家の中に入ってきたことに気づいていません。

そして、テーブルにケーキナイフが置かれ……。

するとその瞬間、母親が今すぐプレゼントを開けなさい!と怒りだし、次に父親がプレゼントの中身を批難して激しいいい合いに発展。

赤ん坊が泣き叫ぶ中、事件は起こったのです。

また、ヘンリーの母はアランの功績を称えるセレモニー参加中に、突然橋から身を投げてしまいます。

病院に運ばれたものの命に別状はありませんでしたが、アランはヘンリーに自分が彼女と一緒に居る理由を話したのです。

ある日 家で銃声がしたと電話が掛かってきた。お母さんは地獄から戻ったような顔で”帰らないで”と言った。と……。

青年の素性は?

この時点ではまだ、青年の名前すらわかっていません。

ただ、モリーの家を抜け出したこともあり、次はヘンリーの自宅の隣にある納屋で寝かせることにしました。

その時、青年は埃だらけになっていたピアノの鍵盤に触れると、急に演奏しだしたのです。

弾けるのか?という問いに「思い出した」と答える青年。

(弾けることを思い出したのか、どこかで聞いた曲を思い出して弾いたのはは不明)

そしてその夜、アランの携帯に”納屋の裏口の扉が開いたというアラームが届き……。

そして次の場面では、森を歩いている青年をアランが見つけて銃口を向けながら「お前は何者だ」と迫っていました。

アランはかつて保安官で、レイシーが車のトランクに青年を入れ刑務所に向かっていた所に出くわしていたのです。

アランはその時のレイシーの言葉を信じ、” 町の安全を守るために”見逃しました。

しかし、結果はどうなったのか。

愛する女性も30年も待ち続け、また失いかけたと青年を批難するアラン。

すると青年は「彼女を救える。何が起きているか知らないだろ」と言うのです。

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【キャッスルロック】4話・5話の感想

スティーヴン・キング作品にありがちな宗教色の強いストーリーで、5話辺りから特に強く映し出されています。

元々、レイシーは熱心な信者だったようで”神の言葉”に従って、青年を捕えたようです。

さらに、アランの言葉から青年はレイシーに捕えられた時から姿形が変わっていないとのこと。

名前も名乗らず、自ら誰にも触れようとはしない青年。

確かに、かつて同じ監房に居た囚人に「僕に触らない方がいい」と言っていたシーンがありましたが、その翌日男は全身に転移した癌が原因で死亡しています。

あまりにも病状が酷く、歩ける状態ではなかったにもかかわらず前日までピンピンしていたことから、青年に触れたせいでそういった症状が表れたのではないかと思います。

青年は自分を悪魔ではないと言う、でも青年が刑務所(タンク)を出た途端に悲劇が襲いかかってきました。

さらに、どうしてレイシーは「見つかったらヘンリーを呼べ」と言ったのか、その理由も全く不明です。

ただ、なぜか青年がヘンリーを見る目だけは他の人へ向ける視線と違います。

ここの所も今後のヒント、もしくは伏線になっているような気がしてなりません。

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