「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン3第3話ネタバレ・解説。ダリルとロベルトが町を留守をしている間、ソラス・デル・マルではトレースの部下の捜索が行われていました。さらに、フェドの隠しごとを知ったフスティナは罪悪感と責任感を背負い、アルバの代わりを志願してしまいます。
- 2025年/アメリカ/全7話
- 原題:The Walking Dead: Daryl Dixon
- 配信:[U-NEXT] (PR)
- リリース:2025年9月8日
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3話:「犠牲」あらすじ

トレースは、連れてきた部下が行方不明になったこと、彼らが水を求めて立ち寄った川で襲撃を受け殺害されたとの報告を受け、部下4人を連れフェデリコ(以下フェデ)の元へ向かいました。
トレースはソラスでの宴会中に行方不明になったことから、フェデに話しに行ったのです。
「問題はこの町の体たらくだ。到着時には罵声を浴びせ公然と同盟を批判した。不信感を抱かざるを得ない。この町は我々の恩恵を受けるべきか?」
同盟の件に関して批判したのはキャロルですが、トレースは「客が発言すべきではない」と怒りをあらわにします。
フェデは、保護と贈り物への感謝を証明すると約束したのです。トレースが去った後、フェデはフスティナは川で助けられたことと関連があると思い、部下に馬や車が盗まれていないか調べさせトレースへの誠意を見せることにしたのです。
「ダリル・ディクソン」シーズン3第3話ネタバレ
船の修理

ダリルは、座礁した船を修理するため、ロベルトが知っているという”船長”がいる場所へと向かいます。そこは浜辺から近い海岸沿いにある灯台で暮らしていました。
灯台の入り口は鉄門があり、その前で「誰かいるか?オリーブを持ってきた」と見せます。すると岩場から2人の男、背後から白髪の女性がボウガンのような矢を向けて立っていたのです。
ロベルトのいう船長とはこの女性でした。彼女は30年、クルーズ船の船長を務めていました。

ダリルは、オリーブの対価としてアメリカに帰るために船を直してほしいと頼みます。女性は、キャロルが一緒だったことも知っていました。(望遠鏡で見ていた)
女性から「火薬5キロが不足している」と追加交渉され、ダリルはロベルトを「彼が用意する」と伝えました。
船を見に行くと、船体には大きな穴が開いており舵も破損して使い物になりません。穴はふさげば何とかなりそうですが、舵は修理ができず”替え”が必要でした。
そこでロベルトが思い当たるという港があるとのことでしたが、ここでダリルに条件を突きつけます。
「自分とフスティナも一緒に連れて行ってほしい」
女性もトレースたちのことが嫌いだったため、その条件を飲むなら車の鍵を渡すと鍵をちらつかせます。
その後、車を借りたダリルとロベルトは移動。途中、「愛する人を偲ぶものを置き祈りを捧げる」としている銅像がありました。そこは、巡礼路で聖ヤコブの道と言われる場所。
ダリルはこの場所を気にしながらも港に向かいます。
港には数隻の廃船がありました。使えそうな舵は後ろの部分が海に浸かっている船だけのよう。
ただ錆びているので簡単に外れません。そこでダリルが上から叩き、ロベルトが少しずつ舵をずらして抜くという作業を行っていました。
ところが、叩く音に反応した何かが海の中から近づいてきたのです。舵が外れた瞬間、ロベルトの後ろにウォーカーが立っていました。
ロベルトは慌てて舵を海の中に落とし、ダリルは持っていたライフルでウォーカーを仕留めます。しかし、叩き音やライフルの音に反応し、浜辺から何体ものウォーカーが集まってきていたのです。
ダリルは近くにあった錨でウォーカーと対峙し、ロベルトは海に入り舵を探します。
ウォーカーを退治すると同時に、舵も見つかり2人はホッとした様子で浜辺に寝転がったのです。
戻る途中でダリルは銅像に立ち寄り、ルービックキューブを捧げました。それは、ローラン(シーズン2でアッシュと共に飛行機でアメリカへ)のものでした。
ソラス・デル・マルでは

キャロルは、ダリルから必要なものを揃えるよう言われましたが、フスティナやアルバのことが気がかりでもう少しソラス・デル・マルに残りたい様子。
それでも、街の様子を気にしながらもできることから進めていました。
一方で、パルとエレナはベッドを共にしていました。やはりこの二人はただの友人ではなかったようです。エレナは、ソラスに「パル」という女性がいると噂を聞き今回はトレースに頼んで同行させてもらったようでした。
また、フスティナは縫い物をしてる時、指に針を刺してしまいフェデの戸棚で絆創膏を探していました。そして、そこで隠し引出しを見つけたのです。
開けてみるとそこには、奉納祭で豚の首に付ける飾りを見つけました。それにはすべてフスティナの名前が刺繍されているものでした。
フェデは、フスティナを守るため彼女の名前が刺繍された飾りを隠し、フスティナが選ばれないよう細工していたのです。
これを見た瞬間、フスティナの目から涙が流れました。彼女はすぐにロベルトの家に行きましたが、彼はダリルと外に出ています。
フスティナはキャロルに胸の内を話しました。「アルバは友達なの。あの母娘は一心同体だから離れたら2人とも生きていけない。私には親がいないのに残った、理不尽だわ」
キャロルは「もどかしいわよね、責任を感じる気持ちもわかるわ 代わってあげたいだろうけど無理なこともある」とフスティナをなだめ、彼女も頷き納得したようでした。
ところが、アントニオとの夕食中に彼から「フスティナはしっかりした子だ いつも人のことを考えてる 奉納を6回も免れた彼女には罪の意識がある ロベルトを愛していると同時に責任も感じてるはずだ だから”志願”するかも」と言われ、すぐにフスティナの元へ向かいます。
しかし、時すでに遅し。
フスティナはフェデの反対を押し切り、アルバの身代わりになっていました。しかも、トレースは部下が行方不明になったこともあり出発を早めていたのです。
キャロルがフスティナの家に着いた時、彼女は車で出発するところでした。
解説・考察・感想
キャロルはアントニオのことちょっと意識しているような感じでした。肩の傷のガーゼを取り換えてもらい、頭の傷を見てくれた時に距離が近かったのですがキャロルがドキッとしていたような気がします。
また、ダリルはロベルトとフスティナを一緒に連れていくことに決めたようです。ただ、2人は町で起こっていることに気づいていません!
船の修理が終わって町に戻ったら大変なことになってる!と、ロベルトはきっとフスティナを助けに行こうとするはず。もちろん、フェドやアントニオたちは町のために諦めるよう説得しますが、ロベルトは諦めないのではないかなと。
そこでダリルとキャロルの手を借りてフスティナを助けに行く、最終的に町を巻き込んだ大騒動になる感じでしょうか。
キャロルは何かと問題を起こすのは前々からですが、ダリルもそんなキャロルを放っておくことはできないのです。
2人が行く先々で大暴れするのはこのドラマの醍醐味でもあるので。
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「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」©2025 Stalwart Productions LLC.
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