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【風起花抄】3話・4話 ネタバレ感想|母との別れ(ふうきかしょう)

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【風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~】3話と4話のあらすじとネタバレ感想。瑠璃は裴行倹を逃がすために、自ら縄を切って馬から飛び降りました。瑠璃は母のいる牢に運ばれてしまいます。母は瑠璃だけでも助けたいと一計を案じ……。

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3話のあらすじとネタバレ

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瑠璃は金針が入った自分の手荷物を裴行倹の荷物に隠した後、箱を縛ってある縄を切りました。

裴行倹は逃げることができましたが、箱ごと地面に落ちた瑠璃は気を失ってしまいます。

卓錦娘は気絶している瑠璃の衣の中を探しますが、金針は見つかりません。

瑠璃は母のいる牢へ連れて行かれます。

卓錦娘は、金針と刺繍の秘訣の書を渡せば娘の命は助けると言って安四娘を脅しました。

安四娘は娘を守るためにあなたの罪を被ったのに約束を破るなんてと言って要求を突っぱねます。

卓錦娘は明朝にもう一度聞きに来ると言って牢を後にしました。

安四娘は牢番に賄賂を渡し、不禄院ふろくいん孫徳成そんとくせい(ユー・ホンジョウ)を呼んできてほしいと頼みます。

実は、孫徳成は安四娘の友人だったのです。

安四娘は牢番に悟られないよう孫徳成に自分たちの弔いを頼むふりをし、密かに瑠璃を託したいと伝えたのでした。

その後、目覚めた瑠璃に安四娘は、今後は孫徳成の言うことをよく聞き、大人になっても母の仇討ちなど考えずに幸せに暮らしなさいと言い聞かせました。

しばらくすると孫徳成の弟子のしょう順子じゅんし(ユー・ビン)が牢に来て、安四娘に仮死状態になれる丸薬を2粒渡します。

安四娘は丸薬を瑠璃に飲ませて首に帯で絞め跡をつけ、自分も梁に帯を掛けて首を吊ったのです。

小順子は孫徳成の指示どおり、罪人が首を吊っていると騒いで牢番を呼びました。

孫徳成は不禄院に運び込まれた安四娘と瑠璃に急いで解毒薬を飲ませようとしますが、安四娘の手には1粒の丸薬が握られていました。

安四娘は事件の渦中にいる自分まで助かると孫徳成に迷惑がかかると考え、薬は飲まずに本当に首を吊っていたのです!

孫徳成が瑠璃に解毒薬を飲ませようとした時、騒ぎを聞きつけた林尚服と卓錦娘が遺体の確認にやってきました。

2人が息をしていないことを確認してもまだ安心できない卓錦娘は、土葬という決まりに逆らって火葬するように命じます。

孫徳成は断固反対しますが、卓錦娘は皇帝の命を受けていることを盾にして火葬を断行するのでした。

実は、未だに金針が見つけられていない卓錦娘は金針が母娘どちらかの体内にあると考え、火葬して見つけ出そうとしていたのです。

安四娘の火葬が終わり、仮死状態になっている瑠璃も火の中へ入れられそうになった瞬間、皇帝の使いが来て今日は武元華の入内の日だから葬儀は行ってはいけないと言います。

それを聞いた孫徳成は急いで火を消させました。

不禄院に連れ帰った瑠璃に孫徳成が解毒薬を飲ませ、瑠璃は無事に息を吹き返すのでした。

母を探す瑠璃に孫徳成は、安四娘が最期に手に握っていた遺書の入った巾着を渡しました。

孫徳成は瑠璃に豆子とうしという名を与え、男子として不禄院で育てることにします。

一方、宿に着いた裴行倹は荷物の中に椿の刺繍の手巾が入っているのを見て、連れて逃げるよう頼まれたのは、あの日寺で見た少女だったことに気づきます。

また、入内した武元華は皇帝から武媚娘ぶびじょうという名を賜りました。

11年後、後宮で姉のような存在だったてき氏が亡くなり、武媚娘は生前質素だった彼女をせめて美しい死装束で送ろうと考えるのでした。

ところが武媚娘が不禄院に行くと、狄氏の遺体にはすでに今にも飛び立ちそうな美しい蝶の刺繍の衣が着せられていたのです。

武媚娘に衣のことを尋ねられた孫徳成は言葉を濁しますが、弟子が裁縫や刺繍が得意な豆子という医官が作ったと話してしまいます。

それを聞いた武媚娘は豆子に会いたいと言うのでした。

※ 不禄院

宮中の死人を扱う部署。

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3話の感想

安四娘は瑠璃を守るために卓錦娘の罪を被ったのに、また瑠璃を交換条件にして金針を要求するとは、卓錦娘は本当に怖いですよね。

自分を犠牲にしても瑠璃を守ろうとする安四娘の行動に感動しました。

せっかく助かったにもかかわらず、卓錦娘の策略により命が危なかった瑠璃を救ったのは間接的にではあっても、また武元華でした。

何か運命的なものを感じますね。

そして、また11年後にも偶然のできごとにより再会することに……。

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4話のあらすじとネタバレ

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武媚娘の顔を見た豆子は、すぐにあの日自分を逃がしてくれた武元華だとわかりましたが、武媚娘はどこかで見た顔だが思い出せないと言いました。

しかし、孫徳成にたしなめられた豆子は自分が瑠璃だとは言い出せず……。

武媚娘は豆子に狄氏と知り合いだったのかと尋ねます。

豆子は知り合いではなかったが、多くの人が棺の前で感謝するのを見て生前の人柄を知り、ふさわしい旅立ちの衣を用意したと答えました。

武媚娘は狄氏に代わって恩を返すと言い、今後、宮中で困ったことがあったら私を頼りなさいと言うのでした。

一方、卓錦娘は尚服局で出世し、多くの弟子をとっていました。

ある日、卓錦娘は弟子の1人、鄧七娘とうしちじょう(チェン・ジンルー)が美しい刺繍の巾着を見ながら刺繍を刺しているのを見かけます。

卓錦娘は一目見てそれが安四娘の技法だとわかり、鄧七娘を問い詰めました。

鄧七娘は、不禄院の前で医官が落とした巾着を拾い、刺繍があまりに美しかったので自分の刺繍の見本にしようと思ったと説明します。

卓錦娘に命じられた鄧七娘は不禄院の前で落とした巾着を探していた豆子に、巾着をどこで入手したのか尋ねました。

豆子は母の形見であることを隠すため、咄嗟に不禄院の同僚から買ったと答えます。

鄧七娘は豆子に巾着を返し、この刺繍をした人の弟子だった卓錦娘が巾着の出どころを知りたがっていると話しました。

卓錦娘が母の仇だと知らない豆子は、不禄院に戻って孫徳成に母の弟子だった人に会って母のことを聞きたいと言います。

それを聞いた孫徳成は慌てて絶対に会ったり素性を明かしたりしてはいけないと言い聞かせるのでした。

豆子は、同僚の小順子が卓錦娘に問いただされた時のために同じ技法で刺繍した巾着をいくつか渡しておきました。

卓錦娘から豆子に売った巾着をどこの店で買ったか聞かれた小順子は、西域から来た行商から買ったので店舗はありませんと言ってごまかします。

そう言われた卓錦娘は西域からの行商が集まる場所へ人を送って探させますが、同じような巾着を売る者は見つかりません。

卓錦娘は豆子と小順子を呼び出し、嘘をついたのかと怒ります。

その時、衣の試着のために尚服局に来ていた武媚娘が豆子たちのやりとりを偶然見かけました。

武媚娘が、実家の妹が同じような巾着を西域の行商から買ったことがあると言って助け船を出し、豆子たちは難を逃れます。

尚服局を出た後、豆子の巾着を見た武媚娘は、あなたの巾着は古い布でできているけど、小順子が西域の行商から買ったと言っている巾着は布が新しいから嘘はいつかバレるかもしれないと指摘します。

また、武媚娘は、もし卓錦娘に聞かれたら話を合わせておいてあげるから、私が妹からもらったことにする古い布で作った巾着を用意しておいてと言って立ち去るのでした。

ある夜、酒楼で酒を飲んでいた裴行倹は、天井から下げられた布に詩が途中まで書かれていることに気づきます。

裴行倹が店の者に尋ねると、ある貴公子が見事な詩の続きを書いた者には賞金を出すと言って書き残していったとのこと。

それを聞いた裴行倹は、見事な書で詩の続きを書きました。

翌朝、店に来た貴公子は裴行倹の書いた詩に感心し、店の者に裴行倹に5日後に店に来るよう伝えてほしいと言うのでした。

数日後、豆子は武媚娘に古い布に刺繍して作った巾着を届けに行きました。

その時、侍女が卓錦娘がこちらへ向かっていると伝えに来ます。

武媚娘は豆子を脇門から逃がし、卓錦娘には古い布の巾着を見せて豆子の話を証明してくれたのでした。

ところが、尚服局に戻ってきた卓錦娘は、武媚娘の侍女と尚服局の織女が狄氏の死装束の話をしているのを聞き、豆子が裁縫が得意なことを知ってしまいます。

卓錦娘は豆子のことを知るため、不禄院から尚服局に引き抜こうとします。

それを聞いた孫徳成は素性がバレるのを恐れ、18歳までは不禄院で育てるという約束を繰り上げ、豆子を皇宮から逃がすことにします。

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4話の感想

卓錦娘はすごい執念ですね。

またまた武媚娘のおかげで危機を脱することができてよかったです。

しかし、卓錦娘はとうとう豆子のことを手元に置いて探ろうとし始めました。

卓錦娘が母の仇だと知らない豆子は、この後どうなってしまうのでしょうか。

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本ページの情報は2023年2月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。