木村佳乃が主演のドラマ『後妻業』第6話が放送されました。
今回は、いつも以上に小夜子と朋美のバトルが激しく繰り広げられ、”何がなんでも小夜子にだけは負けたくない”といった闘争心を抱いている朋美は、小夜子に勝つことに執着しているようです。
女同士の戦いはクライマックスに近づいてきて目が離せません。
『後妻業』6話のあらすじ
新ターゲットの笹島と順調に交際を進めている小夜子は、さっそく遺言証の話を持ちかけました。生涯最後の伴侶になりたい、そのためにも遺言証を書いてほしいと、笹島を誘導する小夜子。
小夜子の言葉を”プロポーズ”の言葉だと思った笹島は、「僕も小夜子さんと結婚したい」と言い、遺言証の作成に同意するのでした。
しかし後日、小夜子のターゲットが笹島だと知った朋美が、笹島の家を訪れて小夜子の過去を暴露します。
「小夜子という女は、私の父の内縁の妻だったんです。あなたも騙されています」と笹島に訴える朋美。
朋美の話を聞いた笹島が出した結論は!?
『後妻業』6話のネタバレ感想
朋美と本多の行く末は!?
夫の浮気を知り、気が動転した朋美(木村佳乃)は、ついに本多と一夜を共にしてしまいました。翌朝、冷静になったふたりは「昨日の夜のことは忘れよう」「こういう関係はこれっきりにしよう」と約束をします。
しかし朋美と本多は、探偵と依頼者という関係でもあるので、途中経過の報告のために会わなくてはなりません。会うたびに、”関係はこれっきり”と約束したはずの決意が揺らいでいるのが見て取れました。
特に本多は、朋美が苦しんでいる姿を見ると、手を差し伸べずにはいられないようですね。
その後、朋美が事務所に出勤すると、夫はすでに出勤しており「(浮気相手の)絵美里には長期休暇を取らせた」と言います。直後、絵美里の休暇に合わせたかのように、夫は7日間の香港出張に出かけました。
口ではいろいろと取り繕っていた夫ですが、やはり気持ちは完全に絵美里のほうに向いているようですね。夫婦としての終わりを迎える日も近そうです。
笹島にすべてを暴露する朋美
朋美は、本多探偵からの報告で、小夜子が新しいターゲットと接触していると知ります。本多に手渡された写真を見ると、写っていたのはなんと、朋美が今リフォームの依頼を受けている笹島の家だったのです。
朋美は、”またしても老人の遺産を狙っているなんて許せない”と思ったのでしょう。小夜子の悪行を阻止しようと決心します。朋美はさっそく笹島の家を訪れ、小夜子の過去を暴露しました。
小夜子が朋美の父の内縁の妻だったこと、父の遺産を全て小夜子に奪われたこと、父が小夜子に殺されたことを暴露し、だから小夜子に騙されないでくださいと話すのでした。
朋美は、父の耕造に孤独な思いをさせてしまったという負い目があるからこそ、父と同じような被害者を出したくないと躍起になっているのかもしれませんね。
朋美vs小夜子
朋美は、小夜子のマンションを訪れ、「笹島さんのことで話がある」と切り出しました。
笹島が、朋美の会社にリフォームの依頼をしていると聞いて驚く小夜子。さらに朋美は、小夜子の過去を笹島に全て暴露したと話しました。
しかし小夜子は「あんたの話とうちの話、どっちを信じると思う?」と余裕の表情を見せます。
「そりゃあまともな私の話を信じるでしょう」という朋美に対し、小夜子は「まとも?今、まともって言った?」と言って、本多と朋美の不倫写真を突き付けるのでした。本多と不倫をしておいて、自分は“まとも”だとでも言うのか?と小夜子に言われて、何も返せない朋美。
朋美と小夜子はこれまで何度もケンカをしていますが、結局最後は、朋美が黙り込む展開です。それだけ小夜子は、いつも朋美の図星をついているということでしょう。
“善”を前面に出して正論を主張する朋美に対して、小夜子は、朋美の中にある”悪”を引き合いに出して黙らせるんですよね。何も言い返せなくなった朋美が、最後は小学生のような暴言を吐いて出て行くというのが、もはやお決まりになっています(笑)
一見すると、朋美と小夜子は犬猿の仲に思えますが、ここまで何でも言い合える関係はなかなか無いので、もし違う出会い方をしていれば、きっと良き友人になれたのだろうなと思います。
またまた新しいターゲット!?
朋美が笹島に小夜子の過去を暴露してしまったため、”後妻業”の先行きが不安になった小夜子たち。すると相方の柏木は、新たな老人ターゲットを見つけたから会ってみてはどうかと小夜子に言うのでした。
新たなターゲットとなったのは、舟山雅樹。不動産屋で資産は申し分なし。その上イケメンで品格がある舟山を、小夜子はすっかり気に入った様子です。
舟山は、若くてキレイな小夜子のような女性が結婚相手に困っているなんて信じられないと言い、「もしかして単なる結婚相談所の会員ではないのでは?」と小夜子に問いました。
本当のことを言い当てられて一瞬動揺する小夜子でしたが、すぐに「実は私……」と取り繕います。しかし舟山は、小夜子の言葉を制止して、「無理に話さなくて大丈夫です。初対面の女性に過去やプライベートなことを聞くのは紳士的ではないですし」と言うのでした。
さらに、「それにしても、あなたと一緒だと、つい我を忘れそうになる」という知的で紳士的な舟山のセリフに、トキメいた表情を見せる小夜子。
小夜子はこれまで、ターゲットの老人に対して”女”の顔を見せたことがありませんでしたが、舟山には女心を刺激されてしまうようですね。